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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.3
  • 出版社: 小学館
  • サイズ:20cm/287p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-09-387313-5

紙の本

ロンドン・デイズ

著者 鴻上 尚史 (著)

イギリスへの演劇留学。ギルドホールの演劇学校は、言葉の戦場だった。こっちはとほほの英語だった。いかに英語をマスターするか。この涙ぐましいエピソードから始まり、七転八倒しな...

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ロンドン・デイズ

税込 1,760 16pt

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商品説明

イギリスへの演劇留学。ギルドホールの演劇学校は、言葉の戦場だった。こっちはとほほの英語だった。いかに英語をマスターするか。この涙ぐましいエピソードから始まり、七転八倒しながら見事履修した一年間の汗と涙の留学記。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

鴻上 尚史

略歴
〈鴻上尚史〉1958年愛媛県生まれ。早稲田大学法学部卒業。劇作家、演出家。劇団第三舞台主宰。著書に「スナフキンの手紙」「パレード旅団」など。

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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (5件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

英語もコミュニケーションもヒアリング。

2011/12/18 11:47

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 小劇団、学生演劇ブームというものがかつてあってその中でも飛びぬけて人気があったのが
鴻上尚史さん率いる「第三舞台」でした。
「第三舞台」は最初からオリジナル脚本で通していて、その面白さと斬新さとエネルギッシュさは
他の学生演劇にはない、飛び抜けたものを持っていました。

 そして、劇作家、演出家となった鴻上さんは、39歳の時、文化庁の推薦を受けて
一年間、イギリスのギルドホール・スクールという演劇・音楽の学校へ「役者」として留学します。
そのかけぬけた一年間の様子を日記をベースにして、イギリスという国について、
演劇というものについて、また英語について・・・四苦八苦、もう、大変な留学生活が語られます。

 国費といっても、一日1万円(つまり365万円)と往復航空代が支給されるだけで、
ギルドホールの1年の授業料180万円を差し引いたお金で、1年間の生活費、アパート(フラット)代他
すべてまかなわなければならない。
また、本来は3学年の学校で1年間だけの留学は認めないところ、
「もし、英語ができなくてついていけず、他の生徒の迷惑になるようだったらすぐ退学」という条件付き。
この本は、演劇を知らない人向けに書かれていますが、大きくわけると

・英語について
・イギリスという国について
・ギルドホールスクールの授業から演劇について
・クラスメイトたちとの交流(仲が良くなる人もいれば、最初からアジア人など見下して相手にしない生徒もいる)

・・・になると思います。

 英語については、仕事を1年間休むため、仕事前倒しで、忙しく英語の勉強があまり
できない不安を抱えたままスタート。
鴻上さんは、年代から言うと英語教育はまだ完全に文法、読解中心の英語教育、受験でした。
しかし、ギルドホールは、フィジカル(身体)トレーニングで有名で、ユアン・マクレガーもこの学校の出身。
つまり、いちいち辞書ひいたりする時間などなく、体を動かす指示が飛ぶのをすぐやる、という授業が多い。
「何を言っているか」がわからないとまず、ダメで、鴻上さんは猛勉強するけれど
それでも「指示」「次の課題」が聞き取れなくて失敗数多し。英語はヒアリング、英語だけでなく
コミュニケーションではまず「相手が何を言っているか」を理解しないと成り立たない、ということを実感します。

 また、クラスと足並みをそろえようとしても、考えていると取り残される。
休み時間は、英語が通じる同士が早口で喋る輪には入っていけない。
ただ、英語もアメリカ、イギリス、ヨーロッパから来た人たちの英語は違い、イギリスの中でも中流階級と労働者階級では
発音が全く違い「な、なにを言ってるか、わからん!」

 ギルドホールの1学年の人数は23人。それをA、Bとクラスわけしています。
演劇といっても、発声、演技だけでなく、楽譜を読む、詩の朗読、古典の勉強など盛りだくさんで、
鴻上さんは、昼、学校、夜、休日は、課題と英語の勉強・・・緊張感でいっぱいの日々です。

 クラスには、アジア人は鴻上さんだけ、黒人はオリーだけ、他は国は違ってもヨーロッパ圏の若者たちです。
鴻上さんは、もう20年近く演劇にたずさわっているけれど、他は20歳前後のこれから演劇を目指そうという若者たち。
そんな中に見え隠れする差別意識。イギリスという国の厳しい階級制度。

 鴻上さんは「英語は上手くないけれど、演技や身体表現になると非常に上手い」という
評価を得て、クラスで一目おかれる存在になります。
それは、鴻上さんが日本にいるときのように「黙って微笑んでいるだけ」では
通用しないと、どんどん失敗を恐れながらも(何せ、退学かかっているから)
積極的に授業にのぞみ、皆を笑わせるような機転でもって乗り切るからです。
誰かが笑わせてくれるのを待っているのではなく、自分がすすんで笑いをとり、人間関係を築いていく様子。

 あるフィジカルレッスンでは、言葉を出さず、生徒全員が教室をぐるぐる走りながら、
先生が「王様を決めなさい」と指示し、何故か鴻上さんのうしろにクラスメイトが 走りながら集まり、
「王様(鴻上さん)は、命令を出しなさい」と言われて
「命令できるほど英語は出来ない(しかも走りながら、指示に気を取られながら)」と
とっさにクラスメイトに「お前が命令を出しなさい、私は王様なのだから、命令することを命令する!」という機転。
そこは鴻上さんの一種の才能であって、語学力の問題ではありません。
英語さえできれば、イコール仕事ができると安易に考えているような人に欠けているのは実はこういう機転。

 根強く残る「英語主流主義」「差別意識」「学校の授業の考え方の違い」
他にも色々、考察を書かれいますが、クラスメイトのあれこれや自分の失敗談など
留学記でもあり、文化比較論であり、演劇論であり、青春物語でもあります。

 冒頭に写真が色々載っていますが、2年生のクラスに特別に参加、チェーホフを
やったときのクラスメイトの集合写真で鴻上さんの後ろで
はにかむように笑っているのは、当時2年生だったオーランド・ブルームでした。

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紙の本

軽くて重いメッセージ

2002/08/31 01:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:penerope - この投稿者のレビュー一覧を見る

 僕はなんでこの人の本が好きなのかと問う。そしてそれは、すごく大事なメッセージを、わかりやすくそして面白く(個人差はもちろんあると思います)かつ軽やかに綴ってしまうことだからだと思う。別に演劇をやっているわけではない僕は、とにかくこの人の口からでる正しい感覚をいつも心待ちにしていて、本がでるたびに喜びいさんで手にとるのです。この本は、ロンドンに国費で演劇留学した40過ぎの演出家の辛く厳しいけど楽しい留学日記。けど楽しいと書いたのは、実は冷静に文章を読むと結構キツイできごとが日々ある、と書いてあるからです(語学のこととかですね。一日中英語だらけの中でカリキュラムをこなすという事実そのものとかです)。だけどそんな事実を、一番つらいはずの、一番めげてるはずの本人がまず笑い飛ばしちゃうんです。その笑い飛ばし方は、たんなるいきおいとか何とかなるだろうとか、普段人が思うようなことなのですが、彼はそう結論するまでに一つ間をはさみます。それは考えることです。いや普通の人だって考えてから次のアクションにでたり結果を導きだしたりするよ、と言われるかもしれませんが、彼も他の著書で言っているとおり、考えることと思い悩むこととは違うのです。考えて結論を出して先に進む、でもこの道のりはめちゃくちゃきついなぁ、やだなぁ、まあでも楽しんじゃおう!なんて感覚なんです。笑いあり涙あり、いろんな役に立つメッセージもあってなおかつ、役者志望には大きく役立つ演劇のノウハウと(すごくおっきいくくりだ)ロンドン演劇学校の見事なルポルタージュにもなっているという大判振る舞いのこの本、読んでみて損はないと思います。

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紙の本

授業の内容とそれに対する鴻上さんの感想が興味深い

2001/12/28 10:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る

 鴻上さんがロンドンの演劇学校で過ごした一年の記録。一番おもしろかったのは演劇学校の授業風景。風景と言うよりその内容か。また、それに対する鴻上さんの考え方。時には対立し、時には素直に認める。演劇は今まで見るだけの私だが、その授業のいくつかは人間性に深く迫るものがあり、演劇、人を演じるということの深さを感じた。とても興味深い一冊だ。

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紙の本

数々の異文化体験エッセイを読んだが、欧米一辺倒党にも日本万歳党にも、どちらにも入党していない、初めての体験記だ。外国に興味のあるすべての人へ。

2000/09/16 14:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森谷志津子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 演劇ファンでもない、鴻上ファンでもない私が、この本で鴻上ファンになりました。イギリスの演劇学校に留学して、と聞くと、演劇人向け、のような気がしてしまうが、これは海外留学を目指すすべての人に読んでもらいたい本だ。
 『ドン・キホーテのロンドン』も同じ演劇学校滞在中の週刊誌の連載をまとめたものだが、これは同時進行で書いているのと、週刊誌連載のため、軽く読みやすく仕上がっている。『ロンドン・デイズ』は、この留学を振り返って書いた書き下ろし。そこには、後からのゆっくりと醸し出される思索や感慨も書かれている。もうちょっと重い、かつ考えさせる本になっている。
 これまでの海外体験は旅行者の視点や、学者(学識者であり、あまり生活経験はない人達)の視点で書かれていることが多かった。そして結局「欧米万歳」党か、「日本万歳」国粋党になってしまう。
 鴻上氏の本は、日本人がじっくり1年間、腰を据えて留学した記録としては、史上初、と言っていいほど、欧米一辺倒でもなく、国粋主義的でもなく、バランスの取れた価値観を持った著者による留学記、と言える。イギリスの学校でも、良い人もいれば、嫌なヤツもいる。とても良い友人もできたが、どうしても友達になれない人もいた。
 そんなこと当たり前!と思うけど、現地で友人の一人もできないで帰国して、「留学経験有り」なんて威張っている人の多いこと。
 鴻上氏が人の心のことをじっくり考えている演出家だからなのか、40歳近くなってから留学したからなのか?生活体験が豊富にあるからなのか、よく理由はわからない。
 しかし、こうした普通の市民の感覚があり、なおかつ人の心の奥底まで知りたい、という飽くなき欲求もあり、そして、自分の考え、体験を表現する力もある、この著者による、留学記を読めたことを幸せに思う。

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2006/06/12 14:46

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2008/06/26 14:47

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2008/12/18 14:46

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2009/12/19 18:52

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2018/05/17 18:37

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