紙の本
子どもから、おとなまで/再販熱望!!
2016/10/25 09:33
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投稿者:390 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小さな子どもは語感を楽しむように、もぅ少し大きくなったら動物たちの姿を想像しながら、おとなになったらまた言葉のひとつひとつを味わいながら――。
金子國義さんの挿絵も素晴らしい。ずっと手元に置いておきたい、大切な1冊です。
絶版となっているのが本当に惜しい。トーン・テレヘンの新作『ハリネズミの願い』が注目されている今こそ、ぜひ再版して欲しい!!
紙の本
いつかどこかで
2002/07/06 22:28
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投稿者:reh - この投稿者のレビュー一覧を見る
これを「哲学的」として片付けてしまっていいものだろうか。登場する動物たちはいつもお互いを訪問しあい、いつもだれかの誕生日を祝っている。気づかいあって、悩みを抱えることもある。そうしてふと友人の大切さに気づく。とてもふしぎな空間だけれど、どこか懐かしい。これは私たちが、いつかどこかに置き忘れてきた日常なのではないだろうか。そうしてその日常の中に訪れるかけがえのない一瞬。この誰もが感じた事のある「一瞬」はしかし、もはやこの書物の中でしか味わうことができないのだろう。
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あなたがわたしのそばでいきてる!
ささやかでおおきなしあわせ
いとしいかけらたち
あいしてる
だからね
[だれも死なない]んだよ
そんなやさしいおはなしです
恵文社で初めて買った1冊の本
恵文社で最後に買った1冊の本
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=246637&id=8268
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これは 招待状です。
さあ 動物たちとの 詩的なお茶会へ。
ゾウも リスも 同じ大きさ。
お茶を飲んだり 話したり
文通したり。
そして だれも死なない。
どこかせつなくて 詩的で
ちょっとテツガクふう。
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”大人のための哲学童話”
人間みたいに色々考えてる動物たちが愛らしい。
ほのぼのでナンセンスなものがたり。
でも時々、ドキリとする言葉もあったりする。
秋の夜長のおともに。
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文章をつむぎ、物語を組み立てると、どうしても捨てられない
「流れ」というものがある。それは作者の「エゴ」とも言う。
この作者の掌編寓話は、そのへんがバッサリ潔い。
あまりに潔くて、何か白昼夢を見たような読後感です。
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動物たちが宙に浮かんだり、海の中でお茶したり。自由奔放なユーモアでいっぱいのお話......なのになんだろう、この漠然とした淋しさ。
だれも死なないし、みんなが仲良し、ケーキも蜂蜜ある。それでも孤独や不安はいつもすぐそばに、一番親しい友達のようにそこにある。
装丁はどう見ても児童書ですが、複雑な大人の味わい。
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「リス、いつかぼくたちも終わると思う?」ある時、アリがたずねた。
オランダ人の著者による、動物たちの短い短い物語。
タイトルと表紙を見て風刺物かと思い、読み進めて行くうちに哲学っぽいと感じ、読み終えて「なんだ、単純に楽しめば良かったんだ」と気付いた。
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トーン・テレヘン氏の原則がとてもいい.タイトルにそのまま選んだ谷川俊太郎さん,さすがのセンス.リスやアリの友情,ゾウのとぼけたふわふわ具合,考えすぎるカメ,コオロギやカエル,イカにタコ、ホタルやミミズありとあらゆる生き物が自由に振る舞う世界.ほわんほわんして素晴らしい.
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2、3ページの短いお話がたくさん。すごく好き。動物たちそれぞれに個性があって、その個性だけでも充分楽しい。ゾウが友だちのリスに手紙を書く。でもゾウは「く」しか書けない。手紙をもらったリスは返事を書く。でもゾウは返事を読めない。だから頭の下に置いて寝た。なんてのんびりした温かい話なんだろう。リスが大好き。
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図書館で。
特に面白い~とか、何か重大な事件が起こる~とか言う本ではなく、淡々とというわけでもなく森の生活が営まれている。そんな感じ。時間がある時にゆっくり読みたいなぁ、という贅沢な感じの本。
あまり挿絵があっていないような、これで良いような、不思議な本だなぁ…
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7/14 読了『ハリネズミの願い』に続くテレヘン作品
クエスチョンマークが、頭の上にポッポっと浮かぶ、
とりとめのない、空想的などうぶつたちのおはなし
解説から
個々の話がほぼ同じ長さで完結し、はじまりも終わりもなく全体が続いてゆくスタイル
43話
読み進めてていくうちに、
こういう人たちいるよなー
いろんなどうぶつ → いろんな人
って思うと、なんとなく、個々のおはなしも
現実的に思えてきたりする
テレヘンさん、独特の世界観
不思議な世界観
どうぶつたちの話を書くにあたって設けたいくつかの規則
1.同種類のどうぶつは複数、登場しない。たとえばゾウは一頭のみ、アリもリスもしかり。
2.みな同じ大きさ。だから、ゾウとアリがダンスをすることもできる。
3.だれも死なない。(谷川俊太郎氏がつけた邦題はこの言葉に由来する)
4.人間は出てこない。
大人のための哲学童話
Liaizon Livre(リエゾン・リーブル)
Liaizonは、つながり。 Livreは、本
リエゾン・リーブルは、大人と子どもをつなぐシリーズ。子どもの時の、あの豊かな感受性を忘れないために!
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大人にしても子どもにしても、何かに煮詰まった時なんかにいいような…
シュールな世界。
のほほんともしている。
それぞれの動物に、こんな人いそうだなと思わせる個性があり…
肩の力が抜けます。
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「哲学する動物たち、ひっくり返れないことにコンプレックスをもつサギ、とまどいながらタコとお茶をするリス、理屈っぽくてナイーブなアリ、思い出をとっておく箱、風が運んでくれる木の皮の手紙…。大人のための哲学童話、待望の出版化。オランダ児童文学の金字塔、ついに翻訳刊行」
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オランダ出身の著者が贈る動物たちの物語。
このストーリーでの規則は4つ。
1.同種類の動物は複数登場しない。たとえばゾウが一頭のみ、アリもリスもしかり。
2.みな同じ大きさ。だから、ゾウとアリがダンスをすることもできる。
3.だれも死なない。(谷川俊太郎氏がつけた邦題はこの言葉に由来する)
4.人間は出てこない。
『ぼのぼの』を思わせるどうでもいいようなやり取りがおもしろい!買う価値あり!