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行為の経営学 経営学における意図せざる結果の探究
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  • カテゴリ:研究者
  • 発行年月:2000.3
  • 出版社: 白桃書房
  • サイズ:22cm/275p
  • 利用対象:研究者
  • ISBN:4-561-15126-5
  • 国内送料無料
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紙の本

行為の経営学 経営学における意図せざる結果の探究

著者 沼上 幹 (著)

「法則定立的アプローチの進展」「経営学における不変法則確立の可能性」「行為システム記述の復権に向かって」など8章で構成し、個人の行為と組織構造や、行為のシステムと「意図せ...

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行為の経営学 経営学における意図せざる結果の探究

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商品説明

「法則定立的アプローチの進展」「経営学における不変法則確立の可能性」「行為システム記述の復権に向かって」など8章で構成し、個人の行為と組織構造や、行為のシステムと「意図せざる結果」の関連性等を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

沼上 幹

略歴
〈沼上幹〉1960年静岡県生まれ。一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。現在、同大学商学部助教授。著書に「液晶ディスプレイの技術革新史」がある。

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みんなのレビュー3件

みんなの評価5.0

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

経営学のパラダイム革命

2001/04/20 01:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:haruka - この投稿者のレビュー一覧を見る

 非常に難解な本ですが、著者の学問に対するひたむきさがひしひしと伝わってくる、読み応えのある本です。これまでに2度読みましたが、まだ理解しきれない部分が残っています。しかし、読むのは2回目でも、新しい発見があるような、再読に耐えうる本です。
 著者は、経営学において方法論に関する議論が、ほとんどされてこなかったことを問題にしています。その上で、組織にまつわる諸現象を、これまでの経営学が前提としてきた「変数のシステム」として捉えるのではなく、意志をもった主体による「行為のシステム」として捉えることを提唱しています。
 この本を読むと、経営学や経営理論といったものに対する見方が大きく変わります。また、「方法論」に関する議論というと、どうも学者世界のなかだけの衒学的な議論に陥ってしまいがちですが、「柔軟性の罠」や「間接経営戦略」など、実践家にとっても有益な知見を、「行為の経営学」の視点から主張しています。
 本著者の『液晶ディスプレイの技術革新史』とあわせて読むと、新しい経営学の息吹を感じることができます。

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紙の本

難解な哲学書のよう。しかし精読の価値大。この書評を見た方は是非読んでもらいたい。

2000/11/05 01:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kawaP - この投稿者のレビュー一覧を見る

 筆者は2000年の日経新聞の経済図書文化賞受賞者。受賞対象となった著作は別だが、『行為の経営学』も選考対象となった模様。最近の経営学の傾向をきわめて精緻な分析的視点から批判を試み、「意図せざる行為の結果」を読み取る必要性を説いている。誤解を恐れずに言わせてもらえば、表面的な現象を捉えて「こういう法則がある」などと簡単に法則性を導き出す近頃のMBA流経営学に対する、「そんなに単純なもんじゃない」というアンチテーゼだと言える。より経営の各主体の内面にまで踏み込んだ「行為」を読み取り、それらの「行為」が連鎖反応を起こして生じた「意図しない結果」を捉える必要性がある、という筆者の意見には「我が意を得たり」と感動さえ覚える。この本を読んでから、経営書、ビジネス書に対する「読み方」が変わってしまった。流行モノを「お手軽」に論じた「すぐわかる○○」などというビジネス書は全くつまらなくなり、逆に全くアカデミズムのない自伝的な本がもの凄く経営学的に価値のある著作だったりする。とにかく読んでもらいたい。
 ちなみに筆者の社会人大学院での講義は笑いが絶えないほど楽しい。知的好奇心への刺激ばかりではなく、エンターテイメント性を兼ね備えている。見た目はどこにでもいる気さくなお兄ちゃん、といった感じだが…。

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紙の本

2000/5/23

2000/10/21 00:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日経流通新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 経営学における実証主義的研究と解釈学的研究は、対話不可能な状態にあるとされる。本書は意図せざる結果を探究することで、両者が対話可能となるよう狙った研究書である。一般に実務家は日々の仕事に追われ、なかなか経営理論を思いつかない。こうした状況を打開するため、「経営学者は言われてみれば『なるほど』と思うような理論を組まなければならない」と主張する。
 その例として、柔軟な取引システムの方が、固定的な取引システムよりも技術転換のタイミングが遅れる可能性があるという柔軟性の罠(わな)などを紹介している。やさしいテーマを扱ったものではないが、興味深い豊富な事例を読むだけでも、今日の経営学の抱える問題点と今後の進むべき方向を知ることができる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000

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