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商品説明
写真機を下げて行き過ぎようとすると、被写体のほうから呼び止められるように思う瞬間がよくあった、と詩人は言う。いまはネガにしか残されていない佳き時代の京都。京都をテーマにした連作エッセイ17篇。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
森まゆみのブックガイド・コラム〜本のある暮らし
2001/01/30 10:47
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投稿者:森まゆみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
bk1のいい所は、いままでの書評システムより迅速に新刊書評ができるということである。また平積みに並べられた本がまるで生鮮野菜のように一、二週間で平台から消えていっても、再びきちんと本と出会い、購う手段を確保していることである。一方で、出版から多少時はたつが、小部数のためかあまり話題にならずにしまったすてきな本を掘り起こしてもう一度光をあてることもできる。
この「木精の書翰」はまさにそういう本で、本年二月末日の出版だが、私は最近ひもとき、それから座右においてぼんやりと何度もめくっている。著者が撮った京都のモノクロの写真と散文詩のような文。どちらも非常にうつくしい。
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