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紙の本
仏陀のいいたかったこと (講談社学術文庫)
著者 田上 太秀 (著)
釈尊の入滅後、仏教は各地へ伝播しやがて6世紀には日本へも伝来した。しかし、インドと遠く隔たる日本へ遥かな歳月をかけて到達したのが、釈尊の説いたままの仏教であったかと問えば...
仏陀のいいたかったこと (講談社学術文庫)
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商品説明
釈尊の入滅後、仏教は各地へ伝播しやがて6世紀には日本へも伝来した。しかし、インドと遠く隔たる日本へ遥かな歳月をかけて到達したのが、釈尊の説いたままの仏教であったかと問えば、答えは否である。
釈尊はもともと何を教え、どこへ導こうとしたのか?偶像ではない人間釈尊の言と行とに、その本音を探る。【商品解説】
目次
- 1 インドにも「諸子百家」がいた
- 2 釈尊の立場と伝道
- 3 過去の因習を超える
- 4 日常生活に根ざした教え
- 5 男女平等を説く
- 6 国家・国王との関係
- 7 俗世と出家
- 8 霊魂を否定し、無我を唱える
- 9 ブッダになることを教える
- 10 出家者の正しい生活態度
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紙の本
私たちが知っている仏教の教えは、本来、釈尊が説こうとしたものではなかった?!
2020/04/08 08:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、私たちが知っている仏教の教えが真に釈尊が説いた思想であったのかということを考察し、その真の教えを解き明かそうとした画期的な一冊です。同書の著者によれば、釈尊の入滅後、仏教は世界各地に伝わり、6世紀頃には我が国にも伝来したのですが、その時に伝えられた教えは釈尊のもともとの教えとは言えないということです。では、釈尊はもともと何を教え、どこへ導こうとしたのでしょうか?同書では、「インドにも諸子百家がいた」、「釈尊の立場と伝道」、「過去の因習を超える」、「日常生活に根ざした教え」、「男女平等を説く」、「国家・国王との関係」、「俗世と出家」、「霊魂を否定し、無我を唱える」、「ブッダになることを教える」、「出家者の正しい生活態度」、「釈尊後の仏教」、「大乗仏教の誕生」、「意識下の世界を見る」、「ブッダになるために」といった構成で話が進み、上記の素朴な問いの答えを模索しています。ぜひ、一度、読んでおきたい一冊です!
紙の本
仏教の原点を学ぶ
2007/07/15 21:33
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イム十一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
仏教が今に至るまで約2600年、その間様々な解釈・研究によって今に伝わっていますが、その原点である釈迦本来の教えとはどういうものだったかを、釈迦生誕~入滅時のインドの歴史背景や現存経典の中で最古のものといわれる『法句経』・『スッタニパータ』などを引用しつつ解説している本です。
現代仏教と原始仏教との相違点、釈迦の教義がその当時のインドの社会にどのように受け入れられ広まっていったのか、などが著者の観点から詳しく述べられています。
後世神格化されたり伝説化されたものではない、「人間・仏陀」が遺したメッセージとはどんなものだったのかを、著者の見解を通して学べる一冊ではないかと思います。
紙の本
歴史的に存在した釈迦のその生の声を、原始仏典から引き出し、論じている。
2003/03/02 17:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大乗教典により神格化される以前の釈尊について、人間及仏陀として現に歴史的に存在した、 その生の声を、 原始仏典から引き出し、論じている。先覚者、教師としての釈尊が何を説き、何を伝えようとしたのか、後世の大乗教典で飾られる前の歴史的事実が把握されている。現時点では、ここに描かれている釈尊の実像は 、日本でも広く理解されてきているように思う。