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紙の本
人類進化の空白を探る (朝日選書)
著者 アラン・ウォーカー (著),パット・シップマン (著),河合 信和 (訳)
頑丈な骨構造を有した153万歳の少年、ヒト科化石「ボーイ」が明かす人類の起源とは? その発見者が、人類進化をめぐる最新の学説をわかりやすく解説。ローヌ・プーラン科学図書賞...
人類進化の空白を探る (朝日選書)
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商品説明
頑丈な骨構造を有した153万歳の少年、ヒト科化石「ボーイ」が明かす人類の起源とは? その発見者が、人類進化をめぐる最新の学説をわかりやすく解説。ローヌ・プーラン科学図書賞受賞作品。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
アラン・ウォーカー
- 略歴
- 〈ウォーカー〉リチャード・リーキーの共同研究者として数々の業績を残す。現在、ペンシルヴェニア州立大学教授。
〈シップマン〉人類学者。ペンシルヴェニア州立大学教授。ウォーカーの妻。
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人類進化のミッシングリンクはどこまで解明されたか
2003/04/23 21:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YOMUひと - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者達は、ヒト科化石「ボーイ」を1984年発見し、
なぞの多い人類のミッシングリンクを次々に解明していく。
同時進行的に、ダーウィンの崇拝者で人類学史上初めて
ミッシングリンクの概念を提唱したヘッケル、ヘッケル
に感化されてアジアに赴きジャワ原人を発見したデュボア
を始めとして、人類学史上の様々なエポックと、
個性豊かな人類学者群像が描かれる。
なによりも、脳の発達、二本足歩行、言語の獲得、草食から
雑食への変化、社会性の発達等に関する通説が、次々発見
される新しい化石や新テクノロジー、あるいは発想の転換
によって覆っていくドラマチックな展開は圧巻である。
ここには現実に真実を探求して我々の認識を豊かにしてくれる、
健康な科学者達が確かにいる。そして科学の終焉とかは
大風呂敷に聞こえてくる着実な科学の世界が。
しかし、ミッシングリンクはまだ解明からは程遠い。
彼らは今日もこつこつと世界各地で人類の化石を探し、
悩み、考え、発見している。