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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.3
- 出版社: 誠文堂新光社
- サイズ:22cm/615p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-416-20000-5
- 国内送料無料
紙の本
光学機器大全
著者 吉田 正太郎 (著)
基本光学、光学ガラス、写真レンズ、投影機、非球面レンズと非球面鏡、プリズム分光器、直視分光プリズム、望遠鏡、顕微鏡、医用光学機器など光学器械を、公平な立場で平易に解説。【...
光学機器大全
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商品説明
基本光学、光学ガラス、写真レンズ、投影機、非球面レンズと非球面鏡、プリズム分光器、直視分光プリズム、望遠鏡、顕微鏡、医用光学機器など光学器械を、公平な立場で平易に解説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
吉田 正太郎
- 略歴
- 〈吉田正太郎〉東京帝国大学理学部天文学科卒業。東北大学教授等を経て、現在、蕃山21の会(自然団体)顧問。著書に「光学部品研磨技術」他。
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紙の本
光学の基礎から光学機器のレンズやプリズムの仕組みから,開発の歴史までを網羅。数式は高卒程度
2000/07/17 09:16
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カメラや顕微鏡,望遠鏡など,光学機器は我々の身近にある道具だが,光学そのものを扱う技術者や研究者はそれほど多くない。こうした専門家を対象とするため,多くの光学関係の本には難解な数式が並び,相当な数学力がないと理解に苦しむことになる。
だが,数式が完全に理解できないからといって,レンズや顕微鏡,プリズムの仕組みを理解することを諦める必要はない。本書は人生の大部分を光学関係の研究に捧げた大家が,光の性質といった基礎から実際に市販されているカメラのレンズなどの応用例に至るまで,詳しくていねいにまとめた。使った数式の難易度は高校卒業程度の数学力で十分に分かる範囲に収めた。
さらに,各章ごとに独立した構成をとっているため,どこから着手しても構わない。ところどころに著者の昔の苦労話やレンズの磨き方などについてのコラムも盛り込んであり,光学系に関係する技術者や研究者,学生が手元に置き,必要に応じてページをめくるとよい。600ページもあるため読破するには努力が要るが,一冊丸ごと読むと相当な力をつけることができるはずだ。
(C) ブックレビュー社 2000