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商品説明
21世紀に向けてICの集積化ともいうべきシステムLSIが登場しようとしている。システム・レベルの膨大な電子回路をどのように設計し、極限に迫る微細化プロセスをどのように構築するか等最新技術を解説。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
システムLSIを実現する上で不可欠の2つの技術,設計技術と製造技術について基礎から最新動向まで説明
2000/07/17 09:16
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「量産品の代表格であるDRAMから,高付加価値品の『システムLSI』へ」。世界の大方のLSIメーカーが事業戦略をこのように変更し始めており,事業構造や組織,技術開発目標などを再構築している。事業構造は,自社ですべての技術を持つ垂直統合型メーカーから,必要技術は外部調達するという分業体制型への転換が始まっている。組織は,技術別からアプリケーション別に変わろうとしている。そして技術開発目標は,これまでの製造技術一辺倒から,新しく高度な設計技術が加わるようになってきた。
こうした状況の中で,本書はシステムLSIの実現に不可欠である設計技術と製造技術の両方を包含する内容となっている。年々複雑度を増している設計技術に関しては,新しいCADツールと電子回路の機能ブロック「IP(intellectual property)」の利用について最新状況を説明。製造に関しては,Cu配線やその製法などシステムLSI製造でネックになる配線技術や,CSP(chip size package)について言及している。いずれも図面を多用し,読者が イメージしやすいようにした本である。
(C) ブックレビュー社 2000