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紙の本
再編下の食料市場問題 生鮮食品を中心として
著者 三国 英実 (編著)
第1篇「食料市場再編の基本問題」で、新農基法の制定下での生鮮食品市場再編の特質などを分析するとともに、第2篇「生鮮食品市場の再編と産地形成の課題」で主要な生鮮食品の輸入や...
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商品説明
第1篇「食料市場再編の基本問題」で、新農基法の制定下での生鮮食品市場再編の特質などを分析するとともに、第2篇「生鮮食品市場の再編と産地形成の課題」で主要な生鮮食品の輸入や規制緩和などを考察。【「TRC MARC」の商品解説】
市場開放と規制緩和が進むなかで、食品流通は大きく変化しつつある。本書は、野菜、果実、食肉、水産物などの農漁業生産の持続・安定のために、いま何が必要なのかを、多角的に究明・論述する。
【商品解説】
目次
- はしがき
- 第I篇 食料市場再編の基本問題
- 第1章 新農基法と生鮮食品市場再編(三國英實)
- 第2章 規制緩和とハーモナイゼーション−輸入検疫・品質表示制度をめぐって−(三島徳三)
- 第3章 卸売市場における情報システム化と市場再編成(細川允史)
- 第4章 「川下」主導型フードシステムと産地の戦略−青果物を中心にして−(斎藤 修)
- 第5章 食生活の現段階と中食市場の拡大(田中秀樹)
- 第II篇 生鮮食品市場の再編と産地形成の課題
- 第6章 野菜流通の国際化とその影響−冷凍・生鮮野菜輸入の増大と供給の過剰化−(藤島廣二)
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食料・農業政策再編のいま,生鮮食品中心に食料品市場の新たな変化の特質を整理,今後の市場のあり方を示す
2000/07/17 09:17
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
国民の食生活にとって重要な生鮮食料品市場は,いま大きく変質しつつある。国際環境からみれば輸入拡大とその安全性,国内的には自給率の低下があり,必然的に食料政策も新たな展開を示している。本書の狙いは,食料市場のこうしたあらゆる変化の特質を整理,その要因を解明することで,今後の市場のあり方,産地形成の方向づけなどを示そうというものである。
大きく分けて2つの編で構成されている。第1編は「食料市場再編の基本問題」。新農基法の制定下での市場再編,食品安全基準,卸売市場での情報システム化,食生活の変化と中食市場の拡大など。第2編は「生鮮食品市場の再編と産地形成の課題」。ここでは日本の輸入拡大の動向と特質を中心に規制緩和政策との関連,国内の産地への影響などがそれぞれの骨格である。執筆者は各分野とも,国立大学で教鞭をとられた学者が当たっている。日本の食料品市場のダイナミックな動きの分析が解明された貴重なレポートであり,いわば当世日本人の台所の裏事情が浮き彫りされて興味深い。
(C) ブックレビュー社 2000