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転がる香港に苔は生えない
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 21件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.4
  • 出版社: 情報センター出版局
  • サイズ:20cm/582p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7958-3222-6

紙の本

転がる香港に苔は生えない

著者 星野 博美 (著)

【大宅壮一ノンフィクション賞(第32回)】世界に香港があってよかった。私にはあの街が必要だった。バブル・返還・経済危機の丸二年間、街の古アパートに住み込んで、笑い泣き怒り...

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転がる香港に苔は生えない

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商品説明

【大宅壮一ノンフィクション賞(第32回)】世界に香港があってよかった。私にはあの街が必要だった。バブル・返還・経済危機の丸二年間、街の古アパートに住み込んで、笑い泣き怒りながら、丸ごと体験した香港老若男女の等身大の生きざまを描くノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー21件

みんなの評価4.5

評価内訳

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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

香港・中国好きの人も、そうでない人も、必読。

2003/01/27 23:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:高野ともみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 香港の市井の人々の懐に飛びこみ、これほどまでに、体温、熱気、喧騒、そのままに、湯気が出るくらいそのままに、伝えたものはなかったのでは? 活字物はもちろん、映画、ドキュメンタリー、その他もろもろの、自分が今まで見聞きした香港関連ものを脳内で総動員してみるが、やはり、これほどのものはない。

 著者は香港の中国返還を見届けるべく、学生時代、留学経験のあるその地を再訪。'97年7月1日を挟み前後2年にわたり当地で生活し、“唐楼”(古いタイプのアパート)に住み、広東語の語学学校に通う一方、街の人々と触れ合う。

 工場労働者、ソーシャルワーカー、インド人シスター、村で出会ったおじいさん、コーヒーショップで出くわした偽装結婚を企む女性…と様々な人物が登場し賑やかだが、描かれているのは単に香港の世相とか断片的な光景にとどまらず、時にはそこから中国大陸や台湾も含めた社会情勢、歴史にまでスケールが広がっていく。

 たとえば、ある大学院生の場合。祖父は“宋家の三姉妹”の時代に中国で暗躍。そして両親、彼の話になると、マカオ、台湾、香港と舞台が目まぐるしく変わり、正に“中国近代史”そのもの。そして言う、「香港人ってもともと生きるために香港に逃げた人たちだろ」。
 歴史にしろ社会問題にしろ、何よりも直に接した生身の人間を通して、見出し見通していく。それは血が通っていて温かくもあり、同時に著者の鋭い観察眼も感じられる。

 たとえば、返還前に起きた投機対象としての切手ブーム、麻雀(お金をかけての)好きや競馬好き。理解し難い嗜好に対して「そういう国民性なんだ」という陥りがちな断じ方は決してしない。彼らと同じ目線で等身大の彼らと対話し、その背景にあるものまでを見据える。

 前半を貫く留学時に知り合った工場の饅頭職人の消息を辿る経緯、“竜宮城の美青年”との出会いなど、特別な思い入れのある人の挿話は、読んでいてもどかしく切なくなったり、自然に微笑んだり。

 香港といえば、香港映画にアイドル! そういう短絡的なイメージを持っていた私をノックアウトした。分厚い本だが、するする読める。聞けば2001年第32回大宅壮一ノンフィクション賞の受賞作だそうだ。なるほど。

 香港に興味がある人、中国ものが好きな人、異国の雑踏が好きな人、骨太なもの読みたい人、ノックアウトされたい人、もちろん読書が好きな人みんなにお勧め。

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紙の本

香港がつまらなくなったという人に

2003/07/16 02:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:明日のジョー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 2003年7月、基本法23条反対のデモで揺れる香港から帰ってきた翌日に、星野博美『転がる香港に苔は生えない』を読み出す。580ページを一気に読了。これ、とてもいい。

 私もしがないフリーランスのライターだが、フィールドは経済・ビジネス畑。ある雑誌の仕事で、ここ5、6年毎年1回、香港の経済事情を取材に行く。マクロな経済の話となると、取材先は、エコノミストや金融系アナリスト、香港系、中国系、日系の企業経営者、いわゆるホワイトカラーの専業人士(プロフェッショナル)ばかり。もっぱら香港島サイドで取材をし、泊まるホテルは高級で、移動はタクシー。取材もほとんどが英語だ。この本の著者の星野さんがこだわった、九龍サイドのごみためのような庶民の街とは対極にある、まさに「100万ドルの夜景」の下にいたのだ。

 著者は、ビクトリアピークから見るこの夜景が嫌いだという。まだ啓徳空港があった頃の話で、市内のど真ん中に空港があるために、飛行機を誤誘導しないよう香港のネオンサインはあえて瞬かないようになっている。その静的なネオンが、あたかもその下ではいつくばるようにして生きている人々の息づかいを殺しているようで、彼女はいやだと思ったのだ。

 香港が怖いのは、この天と地のような二つの世界が地下鉄で20分の範囲に同居しているところ。その棲み分けのルールはただ唯一、金があるか、ないか。著者も指摘しているように、香港は資本主義の原理が冷徹・苛酷に完徹される、世界でも希有な都市なのである。香港からみたら日本は平等原理の社会主義世界だという話もよくわかる。

 もちろん、私とて、この香港庶民世界が嫌いだったわけではない。80年代前半に初めて香港を訪れたときに、私もまた、猛烈な匂いと汗と喧噪にまみれた九龍の下街の風景に魅了された。著者のように、そこに住もうとは思わなかったが、日本という清潔な管理社会に慣らされた我が身のひ弱さを一瞬恥じたことはある。

 しかし、そのときの感覚からずいぶんと離れてしまった。そのくせ「返還後の香港は面白くなくなった」とグチってみたりして…。しかし、それはたんなる短期的観光旅行者の感想にすぎなかった。多様な人種と経歴をもつ人々が、規制と管理を嫌い、ゲリラのように生き抜く下町の庶民の生活が面白くないはずはない。「つまらない」と思うのは、たんにそれが見えないように、高速で街を通り過ぎてしまうからだ。

 ガツーンと一発脳天をやられたような、迫力がこの本にはある。香港を知ると自負する人であればあるほど、その衝撃度は大きいかもしれない。若い女性ライターらしい、心に秘めた恋の話など情緒的な記述もなかにはあるが、それもまた本書の魅力の一つ。もちろんたんなるウルウン滞在記ではなく、香港の置かれた地勢的・政治的・経済的位置についての分析も正確だと思う。私がこの数年、それなりに接した「香港人なるもの」への印象と重なりあう部分も多々あった。

 そして、この本の最大の魅力は、話し手たちが抱えた歴史の多様さを引き出す、ノンフィクション作家としてのイマジネーションだ。なによりもこの語り口の物語性が、本書の質をたんなる滞在記からある時代の物語へと高めている。大宅賞受賞にふさわしい労作。もうちょっと早く読んでおくんだった、と切に思う。

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紙の本

香港パワーの秘密に迫る入魂の一冊

2000/07/10 20:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:野崎歓 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 アジアの本、旅の本は今日本屋に山ほど詰まれているけれども、無責任なトゥーリスト根性とはかけ離れた地点で、異国の人々の暮らし、彼らの人生とここまで深く交わろうとする例は稀だろう。著者は96年、デビュー作『謝々! チャイニーズ』(情報センター出版局)で、中国南部の人々との一夏の交流を鮮やかに描き出して新しいトラベル・ライターの登場を感じさせ、また同時に同じ旅に取材した写真集『華南体験』(同)も出版。アジアの肉感あふれ色彩あふれる人とモノを前に一歩も引かない、堂々たる写真家魂を発揮し、観る者の度肝を抜いた人物である。その著者が、かつて留学した地である香港を久しぶりに訪れ、腰を据えて書き上げた新作、それが本書だ。

 「香港では誰でも、一冊本が書けるくらい物語をもっている」—本書の中でつぶやかれる言葉だが、580ページに及ぶこのぶっとい一冊に読みふけりながら、まったくそのとおりと感心し、感動した。とにかく出てくる人間出てくる人間、過去の苦労も、現在の貪欲も、そして将来にかける思いも半端ではなく、懸命で、雄々しいのだ。かつて著者は、かの魔窟「九龍城」内をほっつき歩いていて、まんじゅう作りの職人と知り合いになった。文革で中国に嫌気がさし、「八時間河を泳いで」香港に密航、光も風も入らない九龍城のちっぽけな工場で、慢性のやけど状態になりながらひたすらまんじゅうを作り続け、故郷に仕送りをし続ける青年である。その後94年、九龍城は取り壊された。一緒に工場で昼食を食べていけと著者を招いてくれたあの優しい青年は、今どこで何をしているだろう? そこから著者の驚くべき探索行が始まる。何とも切ない物語が掘り起こされる。

 だがそれはほんの一例にすぎない。面白い人間が次々に登場し、それぞれの背負う人生のドラマが、いきいきとした筆づかいで描きとめられていく。舞台となるのは中国返還直前の香港社会であり、個々人の生活を通し歴史の無慈悲な力がありありと伝わってくる。

 「私は、香港の人が本当に安心して眠れる夜はないと思っている」と著者は記す。浅い眠りを強いられながら、途方もない緊張にごく平然と立ち向かい、信じられるのは金だけという殺伐とした環境でしのぎを削りながら、不思議なおおらかさを発散する香港人の姿にこれほど間近に迫ったドキュメントを他に知らない。広東語をよくする著者は、どこまでも深く市井の暮らしに分け入って、庶民の言い分に耳を傾ける。あるいは軽食店で働く美少年に惚れて店のそばに引っ越したりするお茶目なパワーも魅力だ。「世界に香港があってよかった。私にはあの街が必要だった」—そんな著者の言葉は、混沌としたパワーに満ちた香港社会の対極にある日本社会への深い懐疑へとつながっていくのだ。

 表紙の写真がまた素晴らしい。本書と対になる写真集もぜひ出してほしいものだ。 (bk1ブックナビゲーター:野崎歓/フランス文学者・東京大学助教授 2000.7.11)

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2004/09/29 18:48

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2016/02/12 00:36

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2004/11/24 19:19

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2005/04/24 14:06

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2005/07/19 23:58

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2010/04/29 03:10

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