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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.4
- 出版社: 双葉社
- サイズ:19cm/238p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-575-29088-2
紙の本
時間をぜいたくに使う技術 知的浪費生活のすすめ
著者 鷲田 小弥太 (著)
従来の時間論が急激に変化している。「節約」から「浪費」の時代へ。浪費を通じていらないものを削っていき、ベストなものを選び出すことで、身に合った時間を生きる。そんな人生の時...
時間をぜいたくに使う技術 知的浪費生活のすすめ
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商品説明
従来の時間論が急激に変化している。「節約」から「浪費」の時代へ。浪費を通じていらないものを削っていき、ベストなものを選び出すことで、身に合った時間を生きる。そんな人生の時間割設定のすすめ。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
鷲田 小弥太
- 略歴
- 〈鷲田小弥太〉1942年札幌市生まれ。大阪大学大学院博士課程修了。札幌大学教授。読書術・歴史など幅広いジャンルで執筆活動を行う。著書に「人生くねくね道の歩き方」「まだまだ役立つ思想入門」など。
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紙の本
消費と浪費で効率よく!
2002/05/09 20:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岡野義高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時間の倹約ではなく、時間の浪費が、結局は効率につながっていく。
本書は、知的浪費生活のすすめ、だ。
ムリ・ムダ・ムラをなくす、エコロジカルでシンプルなライフスタイルがもてはやされる時代のようだ。
情報いかに捨てるか、というのも、流行のテーマだ。
しかし、著者は、ちょっと待って、と言うのである。
省エネよりは、エネルギー過剰でいこう。
仕事も消費である、浪費である、と思えるほど熱中しよう、と言うのである。
たしかに、能率よくやろう、というのは、理屈の上では正しいけれど、けっきょくは、時間と金と手間をケチろう、というみみっちい考えかたにいきついてしまう。
「効率」をうたったハウツー本を書いた人は多いけれど、そういう人にかぎって、あまりたいした本は書いていない、それほどリッパな仕事をしていない人が多いのと同じである。
本当は、どれだけ手間暇かけても、惜しくない「何か」を見つけて、思い切り没頭するのが、本当に効率の良い生き方なのかもしれない。
本書にかかれていることは、著者の経験則によって、書かれている。
多作で、ベストセラー・ロングセラーが数多くある著者だからこそ、説得力がある。
自分のまわりを見渡しても、効率うんぬんを持ちだす人ほど、それほどたいした仕事はしていないことに気づく(とくにパソコンにくわしい人間に多い)。
本書は、自分経験則によっても、間ちがってない。
とてもオススメだ、と断言できる。