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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.6
  • 出版社: コロナ社
  • サイズ:19cm/141p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-339-07694-5

紙の本

音の生態学 音と人間のかかわり (新コロナシリーズ)

著者 岩宮 真一郎 (著)

風景の中に、あるいは社会の営みとともに存在する「音」。このような「音」を巡る様々な動向を、「音の生態学」という枠組みで総括。音響の専門用語ではなく日常の言葉でつづった「音...

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音の生態学 音と人間のかかわり (新コロナシリーズ)

税込 1,320 12pt

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商品説明

風景の中に、あるいは社会の営みとともに存在する「音」。このような「音」を巡る様々な動向を、「音の生態学」という枠組みで総括。音響の専門用語ではなく日常の言葉でつづった「音物語」。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

岩宮 真一郎

略歴
〈岩宮真一郎〉1952年兵庫県生まれ。九州芸術工科大学音響設計学科卒業。現在、同大学同学科教授。共著に「音の感性を育てる」など。

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評価内訳

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紙の本

身近な世界を耳で捉える手引き--九州の学者による『サウンドエスケープ』実践例

2000/07/30 06:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小沼純一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いわゆる「サウンドスケープ/音風景」をめぐってのコンパクトな解説であり、著者の研究してきたことの報告でもある。

 文字の発明からグーテンベルクの活版印刷を経て現在に至るまで、西洋は視覚中心の世界観を保ってきたが、エレクトリックなメディアの登場によって、文字以前の文化、声の文化が復権され、新たなる「グローバル・ヴィレッジ」が誕生する--そうマーシャル・マクルーハンが記したのは60年代のことだった。マクルーハン同様カナダ人であるマリー・シェイファーが自らの思想を大著「世界の調律」としてまとめたのは77年。ここでシェイファーは「サウンドスケープ」という語を使って、視覚優位の世界観「ランドスケープ」に対し、聴覚的世界観を提示した。以後、この思想は世界中に広まることになる。本書の著者、岩宮氏は、「サウンドスケープ」とは、物理的な波動を計測し数値を換算できるようなものではなく、あくまでも人間が聞くことに主眼をおいたものであり、それを研究対象とするのが「音の生態学」だと明記する。

 全体はひじょうに明解、誰にでもわかりやすい。しかも日本人にとって身近な材料を使って語っているという利点もある。例えば、日本には、「鳴き砂」というものがある。砂浜を踏みしめると砂がこすれあって、キュッキュッと音をだす。何ヵ所かの浜辺がこうなっているのだが、残念ながら汚染に弱く、徐々に減ってきて、保全運動が組織されたりもしている。例えば、都市の音環境デザインという考え方があり市民権を得つつあり、「デザインとしての感性の差別化に最も効果のある」ものではないかと問い掛けるのだが、しかしこれはまた、行政の場においては、真っ先に予算が削られてしまうものであると指摘するのも忘れない。ほかにも、「音名所・残したい音風景」を探り、俳句の「歳時記」では日本の音風景がどんなふうに詠みこまれているか、外国人が日本独特とみなす音風景は何かを探ってゆく(「大森貝塚」の発見者E・モースが明治期の音風景を記述していることなど、新鮮な驚きだ)。「しずけさ」とはどういうものなのかを問うてみる。ここにあるのは、あくまで具体的な議論なのだ。

これまでに出版されてきた「サウンドスケープ」論と幾分異なっているのは、後半に収められている映像や景観という視覚性と音の関わりを考察した部分だろう。テレビや映画と音の関係から、スーパーマーケットにおけるBGM、カー・オーディオにおける視聴覚の相互作用など、短いけれども、今後興味を持つひとへの新しい足がかりとなる。

もちろん、著者が九州の大学に勤務しているということもあって、実例の多くがかの地を中心としていること、「理系」的な歯切れ良さはあるものの、あまりに単純な構成にすぎ、「読んで親しむ」という点では味気ないという感想を抱かされるのは、「新コロナシリーズ」という叢書の性格上、仕方ないことなのかもしれない。 (bk1ブックナビゲーター:小沼純一/音楽文化研究・文筆業 2000.7.29)

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2014/11/02 21:33

投稿元:ブクログ

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