おおきな、お・お・き・いテックス

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投稿者：かれん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　ボール投げで大当たりをしたチャリーは、とても大きな恐竜のぬいぐるみ「テックス」をもらいました。このテックスは、喋れます、歩けます(^^;　チャーリーの3倍以上もある大きいテックスですが、軽く抱えられる所は、やっぱりぬいぐるみです。子どもたちが、ぬいぐるみやお人形にいつも話し掛けているように、ぬいぐるみがお返事をしてくれたら、とても素敵だと思います。その夢を叶えてくれるのが、この絵本です。

　小さなぬいぐるみなら、お出かけに簡単に連れていけますが、テックスは大きすぎるので、いつもお留守番です。

　ある日、チャリーが病気になってしまいました。いつもお出かけに連れて行く小さなぬいぐるみたちは、病院に行くと聞いた途端、隠れてしまいます。お買い物は好きでも病院は嫌いなのです。一番心細い時こそ、そばにいて欲しいのに、逃げてしまうなんてチャリーが可愛そうです。しかし、テックスは隠れずに、チャリーの傍にいてくれました。あの大きな身体で守ってくれたら、怖い診察室も先生も、へっちゃらです。優しい色使いで夢の中にいるような絵本です。