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- カテゴリ：一般
- 発行年月：２０００．５
- 出版社： ピアソン・エデュケーション
- サイズ：２３ｃｍ／５９０ｐ
- 利用対象：一般
- ISBN：4-89471-194-X
- 国内送料無料
紙の本
Ｃ＋＋ＦＡＱ Ｃ＋＋プログラミングをきわめるためのＱ＆Ａ集
著者 Ｍ．クライン （著）,Ｇ．ロモウ （著）,Ｍ．ギルウ （著）,金沢 典子 （監修・訳）
Ｃ＋＋の概念、基本構文、マネジメント的観点の必要性、オブジェクト指向設計の基礎、言語機能などについて詳しく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
Ｃ＋＋ＦＡＱ Ｃ＋＋プログラミングをきわめるためのＱ＆Ａ集
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紙の本
C++中級以上を自覚したらぜひ読んでみてほしい
2004/01/03 13:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：カラビナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書には C++ の言語仕様に基づいた FAQ はもちろん、オブジェクト指向におけるインタフェース設計といった一般的な部分に昇華した話も扱ってあります。それぞれ、簡潔でありながら、必要なことはしっかりと書いてあり、非常に好感が持てます。また、後半は COM や CORBA に関する解説 FAQ もあり、この分野を C++ で実装する人にとっては全体を俯瞰するのに役立つでしょう。
少々厚いと感じるかも知れませんが、一つ一つの FAQ は短いので一度通読し、以後は迷ったときの指針やリファレンスとして拾い読みするのがよいと感じます。
日本語訳はおおむね丁寧になされており、ぎこちない感じはなく、まずまず読みやすいのでその点は安心して読めます。ただし、ところどころに訳出ミスもありますので、出版社に用意されている Errata のページ を参照することをおすすめします。
紙の本
短くまとまった数多くのトピックでC++プログラミングの中級者以上がより高いスキルを身につけるために
2000/10/13 00:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：新居 雅行 - この投稿者のレビュー一覧を見る
プログラミングには基本としての諸知識もあるが，実際にプログラミングを行うと細かな問題にぶち当たる。枝葉の話題としてしまいたいところだが，それをクリアしないとプログラム作成は先に進まない。本書はそうしたレベルに行き着いているC++のプログラマーにとって有益な情報源となるだろう。
600ページ弱のかなり分厚い書籍に，500を超すQuestionがあり，それに対するAnswerが書かれている。いくつかQを出せば，「デストラクタをvirtualにできるか」「リファレンスに値が代入されると何が起こるか」「ポインタを使ってリファレンスカウンタを実装するのは簡単か」といった具合で，サンプル・プログラムなども豊富に掲載されている。C++の一般的なことはもちろんだが，COM/ActiveXあるいはCORBAといった章も設けられており，実践的な話題も含まれている。1つのテーマは半ページから数ページと短く，C++のスキルを高めたい人だと適当にあちらこちらを読むということもできる内容だ。
(C) ブックレビュー社 2000
