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紙の本
KISSと革命 2 (リーフノベルズ)
著者 黒川 あづさ (著)
旭が、妻の死後、彼女の連れ子だった佳順と恋人になって2年。佳順はモデルとしてパリへ行くことになった。そんな折、旭はずっと忘れられなかった朱門に再会、「諦められなかった」と...
KISSと革命 2 (リーフノベルズ)
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商品説明
旭が、妻の死後、彼女の連れ子だった佳順と恋人になって2年。佳順はモデルとしてパリへ行くことになった。そんな折、旭はずっと忘れられなかった朱門に再会、「諦められなかった」と告白されてしまう。【「TRC MARC」の商品解説】
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まさかの逆転劇が…。
2001/06/17 23:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miyagi aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
1冊目の『KISSと革命』、とっても面白かったです。しかし続編ではおそろしいどんでん返しが…(笑)
一冊目でなんとか義理の息子とハッピーエンドにたどり着いたはずの旭(主人公)ですが、息子が海外に出掛けている10日だか一月だかの間にあれよあれよと昔の男とよりを戻し、自分の気持ちに素直に生きるために息子には正直に打ち明けなければとか考え出す始末。いやしかし、正直になる以前にこれは「浮気しちゃダメだよ」と言い残して出て行った18歳に対してあんまりな仕打ちなのでは…?
それに息子の方も仕事仲間にちょっと「おまえのパパはほんとにおまえが好きなのか?」なんて突っ込まれただけで弱気になって、電話した先の旭の態度がおかしかったというだけで別れる心配をしてる。それどころかその話を持ちかけた仕事仲間のことが気になり出してるし。2年前のがむしゃらでひたむきだったあなたはどこに行ってしまったの?な気分です。
と。読み進むにつれて雰囲気がおかしいとは思っていたのですが、結局彼らはばらばらの道を行くことになり、にも関わらず旭は義理の息子との関係もはっきりしないうちからあまり後ろめたさもない様子で朱門とやりたい放題で、それはちょっと違うと思ってしまいました。だいたい彼らはラブラブでもう葛藤とかそんなモノとは無縁だし、佳住ももう完全に悟ってしまって旭に対する執着心も何もない状態だから、勝負にもならないといいましょうか。
何にしても、私は旭と佳住が、全く二人で向き合わないまま彼らの恋愛は終わりに向かって行った、というのが納得行かないです。彼らが再会した時にはもう全部が終っていたというのが切ないというよりおかしい。でも3巻で再びどんでん返しが……なんてことはないんだろうなぁ。