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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.5
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/277p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-353901-0

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紙の本

いちばん初めにあった海 (角川文庫)

著者 加納 朋子 (著)

いちばん初めにあった海 (角川文庫)

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みんなのレビュー92件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

喪失と再生の物語

2012/08/19 20:27

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桔梗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

表題作の「いちばん初めにあった海」と「化石の樹」の2本の中編


「いちばん初めにあった海」

引越しの準備をしていた千波は見覚えのない一冊の本を見つける
その本の間から出てきた未開封の手紙 差出人のYUKI
閉ざされていたはずの千波の記憶が呼び起こされる

大事なものを失くしてしまう
その痛みと責任があまりに大きいと 無意識に心を守るようにできているらしい
目を閉じて 言葉を封印して 時間を止めて
でもいつかは歩き出さなきゃいけない
千波も徐々に自分自身と記憶を取り戻していく
いろんなものを失くしても 大切なものが残されていた千波
『この上、何を望みますか?』



「化石の樹」

まだ幼い少女のような女性が子どもを生む
彼女はどうしても自分の娘を愛せないと言うが
愛せなかったわけではない 
“愛してる”その表現の仕方がわからなかったんだろう
ただ一本の年老いた金木犀の樹
そこに宿る希望を信じて祈ってた
自分の大事なもののために 好きな人の笑顔を見るために
あまりに幼くて不器用で ただ祈ることしかできなかったのが痛ましい
けれど ちゃんと祈りは通じてる 通じるんだ

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紙の本

生きることへの賛歌

2009/10/27 00:30

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

『いちばん初めにあった海』と『化石の樹』は、ふたつの翼のような存在。

ひとつひとつが完結しているが、ふたつでバランスを取っている。

互いに癒し癒される存在で、ふたりは会うべくして出会ったのだ。

同じ本の中に存在するのは大いに意味があるのだ。

ふたつの作品は異なる世界であって、共通のメッセージがある。

これ以上何かを書こうとすると、本書の中に
大切に大切に埋められている秘密を掘り出してしまいそうで
うまく言葉にできない。

だから、もっとも心に響いた言葉を引用するに留めたい。

  あなたの事情は、伺っていますよ・・・・・・
  生きていればね、長く生きていれば、
  人生にはとても耐えられないような哀しいことっていうのは、
  あるものなんですよ。

  どう考えても不公平なことも、あまりに理不尽なこともね、
  いっくらでもあるものなんです。

  だけど可哀相にとは言いませんよ。

  (中略)

  この上、何を望みますか?

  (『いちばん初めにあった海』より)

  死んでしまった人間は、二度とふたたび蘇らず、
  生きている人間は、
  この先ずっと生き続けていかねばなりません。

  (中略)

  ねがわくば・・・・(中略)

  等しく幸福が訪れますように。

  わたしは心より、願い、求めます。

  (『化石の樹』より)

生きていれば、いろいろなことがある。

だけど、生きていくんだ。

本書は、そんな、生きることへの賛歌なのだ。

私が加納作品と出会ったのは、今年になってからである。

後追い読者としての楽しみを見つけつつも
なんでもっと早く知らなかったのだろうと悔しい思いがどこかにあった。

だが、本書については、今でなければならなかったのだと思った。

出版当時だったら、私はふたりのヒロインの痛みや
生きることの意味や喜びをこれほど身近には感じなかったであろう。

本書とは、図書館で出逢った。

図書館だからこそ、
同じ著者ではあっても異なる出版社の文庫である『コッペリア』の
隣にある本書に出会うことができた。

だけど、本書は、持っておきたい本であると確信している。

これから自分で自分に贈るプレゼントにするつもりだ。

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紙の本

死を自覚していない死者の語り

2011/07/09 09:17

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

いちばん初めにあった海 加納朋子 角川文庫

 ふたつの作品がひとつの物語を形成しています。「いちばん初めにあった海」、そして、「化石の樹(き)」です。
 それぞれ好みがありますが、この作家さんの文体はわたしに合います。意味がとれない部分が多々あるのですが、それでも気持にしっくりきます。この小説には、「謎」が多い。別の面として、はかないけれど、しっかり構築してある「詩」です。いちばん初めにあった「海」は、子宮の中にある、たしか羊水という名称の水分を指すと考察します。主人公である堀井千波(ちなみ)さんは、亡くなっているのです。彼女は死後の世界から読者に語りかけているのです。彼女は17歳の若き義母という立場で転落事故死しています。彼女は自分が死んでいることを知らない。死んでいるから目は見えないし、言葉を発することもできない。あの世へ行けない霊魂です。そんな彼女に会いに来たのが、成長した義理の娘、YUKIなのです。もっと踏み込んで考えると、千波さんの魂(たましい)のなかに、YUKIが存在しているのです。
 作者自身のことを語る私小説のようでもあります。冒頭付近は、文章がブツブツと切れていたり、つながっていたりして円滑ではありませんが、才能をうかがわせる内容となっています。「化石の樹」まで読むと、こういう時空間移動(じくうかん)もあるのかと感心させられます。からまっていた「謎」は、霧がだんだん晴れるにつれて、姿を現してくる。表現に具体性がないから読者は想像を続ける。
 だれかがだれかを裁(さば)こうとしている。裁く者も裁かれる者も「救い」を求めている。たいした記述です。恐れ入りました。

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紙の本

加納さんの意欲作。心の傷に触れる異質な作品だ。

2017/12/24 20:21

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

「いちばん初めにあった海」「化石の樹」の連作。
パズル的な作りはいつもの通りなのだが、取り扱う素材が重めだ。
裏表紙ではミステリーと紹介されているが、明らかに違う。
加納さんもミステリーを書いたつもりはないかもしれない。

加納さんのファンサイトを見ると、好きな作品ランキングがある。
順当な並びとなっているが、本書とコッペリアは毛色が違うから
なのか、評価が分かれている。
私も何冊か読んでいるが、異質さを感じる。
そして書評を書きたくなるくらい心を動かされたことも事実である。

冒頭のページから引用する。
>「ねえー。
> いっとう初めに降ってきた、雨の話をしようか。
> それとも、一番最初に地球にあった、
> 海の、話を・・・」

出だしが凝りすぎだ。印象が強すぎて最初の数ページは
ばらばら感がある。そして複数の話が同時に動く構造のため、
いっそう複雑になっている。

私は加納さんを信じて読み進めたが、物語の世界がなかなか
つかめず苦労した。途中まで進んでは、前のページを
何度もめくって確認した。
中盤まで読んでも複雑感はぬぐえず、苦労して苦労して
最後にどかんとやられた。

最後まで読んで、もう一回冒頭に戻ってみる。
「いっとう初めに降ってきた、雨の話」。

おぼろげながら物語のテーマがつかめた。
大切な人の話だった。
大切な人は、親であり、兄弟であり、友達であり、伴侶であった。
そして母なる海の話。

いつもは日常の謎を得意とする作家さんだけに、人の死が
あるだけでも珍しい。随分、大きなテーマに取り組んでいる。
そして得意の連作だ。

「一番初めにあった海」で深く感動し、「化石の樹」で全然違う
角度から救われる。二つの話はしっかりつながっている。

他作のパズル的な面白さもいいが心理を掘り下げた本作もいい。
読むのは少々骨が折れるので、初めて加納さんを読もうとする
方は、他の代表作で気に入れば読むことをお薦めする。
凝りすぎているために万人向けとは言い難いが、加納さんの
世界に触れていれば最後までたどりつけるはずだ。

深い物語だった。

もう一度読もう。偉そうなことを書いておきながら、私も読み切った
自信は全然ないものだから。

ーーーーーー(再読後)------
あえて、最初の印象の書評は残した。
再読してみたら、やっぱりミステリー要素はあるんだと思った。
でも、それ以上に心にずうんと響くものが入っている。
そこの評価は変わらない。

再読して、やっと話が頭に入ってくるようになった。
なんとなくだった部分が、深い感動をともなってくる。
これは、とんでもない作品かもしれない。

でも、加納さん得意のミステリーの鮮やかさ以上に、心理的な
部分が圧倒するので、やっぱり異質な作品だと思う。
この本は、私にとって数少ない再読を楽しんだ作品となった。
単に読書経験が浅くて読解力不足だっただけかもしれない
けれど、ひょっとしたら、また再読するかもしれない。

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紙の本

切なくて切なくて。「ミステリーは読まない」人にぜひ。

2001/12/17 23:30

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふくろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

 これはすごいラブストーリー?すごいミステリー??? 謎が解けた時、切なくて苦しい記憶から開放される二人の女性の再生の物語です。

 静かな、淡々とした生活を求めて一人暮しを始めた主人公が、アパートの騒音に悩まされ、引越しを決意する。荷造りの途中で見つけた一冊の本「いちばんはじめにあった海」に挟まれていた開封されていない手紙の差出人とは…?

 やっぱり殺人や強盗は起こらないのだけど、それが余計に主人公の心の傷をリアルに感じさせるんです。人が傷つくのには事故や小さな誤解やすれ違い、、普通の人に起こりうる事で十分ですもんね。

 それを乗り越えようとする人同士の絆。友情とか愛情と言うと重くて似合わないけど、しっかりと結ばれた人と人との絆がすごく切ない。「ガラスの麒麟」で描かれていた女性の心理がすごくうまく描かれていて、傷ついて引きこもった時の周囲から遊離してしまった感じとか、女性同士の関係の距離感とかがとても好きです。

 一話目と二話目のバランスも良くて、この人の連作はホント物語と物語のつながりがパズルだなーと思います。ぜひ、「普段読むのは恋愛小説。血みどろのサスペンスやホラーは苦手」と言う人に読んでみてもらいたいです。


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紙の本

伝わる映像。

2002/08/17 23:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アサト - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本の中には、2話の物語が収録されてる。
基本的に1つ本に何個もの物語があるのは、私的に苦手だが
これだけは一度に読んでしまえる。
何処がシリーズの様に続く話。
ミステリーの様な、想像する物語。じゃなくて
伝わる物語。
これから買う人も、内容が解ってては
楽しくないと思うので内容は書かないけど(笑
泣いて、最後には微笑んでしまう様な本だと思う。
少なくとも自分はそうだったから。

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紙の本

美しい郷愁を誘うタイトルとそれにマッチした美しい物語

2002/04/23 00:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くろねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「いちばん初めにあった海」
アパートの、周囲の音の煩わしさ。
暴力的とも言えるほどの騒々しさを周囲に撒き散らして、
なんとも思わない、いいえ、そういうことをしているという
認識しかない住人たち。
それは、確かに、千波にとって、ものすごい苦痛であったことでしょう。
彼女の置かれた状況を知ると、いっそう、そう感じます。
過去の傷に心を縛られて、逃げ出せないでいる千波。
彼女が見付けたの1冊の本。
読んだ記憶どころか、見覚えさえない本。
そして、その中にはさまっていた1通の、封印されたままの手紙。
そこに書かれていたのは…。
差出人<YUKI>とは誰なのか。
なぜ、その人に思い当たらないのか。
そこから始まる、千波の心の旅。

深い傷を負った時、傷を傷として受け入れることはとても辛い。
人の心って不思議。
いろんな方法で、自分を守ろうとするのですね。
それにしても、なかなか、YUKIの正体に気付かない千波に、
もどかしい思いをさせられました。

作品の中で千波が読むもう1つの「いちばん初めにあった海」も、
とても素敵な作品。
実在するならば、ぜひとも、この手にとってみたい1冊。


「化石の木」
幼い頃から化石に興味を持っていた少年。
化石の木の前で出会った不思議な少女。
2人の関係は、なんだか微笑ましい。

そんな「僕」が問わず語りに語る1冊のノートの話。
そこに描かれたのは、なんとも切なくも痛々しい物語。
母親と、幼い少女の心痛む関係。
大人になりきれない少女が母となるなんて。
少女は、母親として見なければ、可愛らしい、いかにも
少女、少女した女の子だけれど。
子供は、子供を育てられない…。
幼子の瞳が悲しい。
そんなある日、沸き起こった事件。
それを見守っていたのは、1本の木。
大いなる自然の力。
母なる大地に根を張るものだけが持ちうる力でしょうか。

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紙の本

2編の中篇のつながりに気がついたとき幸せになれる

2002/03/17 18:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やすみつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「いちばん初めにあった海」「化石の樹」の2つの中篇。
 前者の自閉ぎみな主人公や、作中作のファンタジー風味が好みではないので読みづらかったが、読後感は良い。バイプレイヤー麻子に存在感あり。
 後者も、語り手の冗長な口調が気になったがこれも好みによる面か。どちらも殺人を背景に感じさせるストーリーだが、明確な事件には至っていないのがこの作者のいいところだと思う。
 などと思いながら読んでいたが、この一見独立した二編の、そのつながりが見えた時、幸せになることができた。即、再読。良かったなあ。

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紙の本

題名が良い

2002/01/24 20:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大仏 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本ほど題名が美しく、内容を見事に表現している本は無いだろう。「いちばん初めにあった海」を誰でも人は覚えているはずだ。しかし、皆知らず知らずのうちにそれを忘れてしまっている。それは、悲しいことなのだろうか喜ばしいことなのか。
 この本を読んでみれば、誰でも忘れている「いちばん初めにあった海」の中にいるような安らぎを味わえるだろう。

 この本は一応、ミステリー小説という形をとっているが、ミステリー小説が合わない人の口に合うだろう。それほど「いちばん初めにあった海」は多くの人に受容される普遍性があるのだ。その普遍性を担う物の中のひとつは533円という安さだろう。

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紙の本

2つの物語が見事につながっているお話です

2002/07/30 20:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和音 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は「いちばん初めにあった海」と「化石の樹」という中編2つが収められています。「いちばん初めにあった海」は、心に傷をおった主人公がある日、引越しの荷物の整理を していると、ふっと1冊の本に目が止まります。その本のタイトルは「いちばん初めにあった海」。けれど、この本に全く覚えがない。ぱらぱらとめくり読んでいくと本の間から1通の手紙が落ちてきます。その手紙の差出人は「YUKI」で主人公宛ての手紙だったのです。この手紙が発端で、主人公は、心に封印し、見失った過去の事実に向かって行くのです。

そして、「化石の樹」はあるバイトの青年が植木業者から渡された、樹齢700年以上という老木 のうろの中から出てきたというノートを手にします。そして、そのノートは、とある保母さんの手記だったのです。どちらとも、淡々とした物語でミステリぽくないなと感じました。「YUKI」という手紙を書いた人は誰? とつきとめていく部分はドキドキしながら読めました。この2つの編は読んでいて、全然関係ない話かと思っていたら、最後でこの2つの話がリンクされている事に気づき驚きました。2つ合わせて1つの物語になるのですね。こんな本もあるのだなぁと思いました。私は、どちらかというと「いちばん初めにあった海」の方が好きでした。装丁がとても素敵な本で読み終わってもほんのり暖かな気持ちになりました。

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紙の本

カタルシスが得られる

2002/03/18 14:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:穂高 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「いちばん初めにあった海」と「化石の樹」の二本収録。別の作品かと思いきや、表裏一体というか一作目の外伝が二作目って感じもする。読み始めは、あまりにも状況が混沌としていることにイライラした。しかしながら読みながら浮かび上がってくる情景はとても明るく繊細で美しい。読後には何とも言えないカタルシスが得られる。女性向けかも?

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2004/11/23 19:35

投稿元:ブクログ

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2004/11/11 16:56

投稿元:ブクログ

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2004/12/09 00:59

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2005/09/01 20:41

投稿元:ブクログ

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