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底無沼(ふしぎ文学館)
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.5
  • 出版社: 出版芸術社
  • レーベル: ふしぎ文学館
  • サイズ:19cm/252p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-88293-186-7
  • 国内送料無料

紙の本

底無沼 (ふしぎ文学館)

著者 角田 喜久雄 (著)

表題作「底無沼」、人間の心に潜む底知れない悪意を描いた「笛吹けば人が死ぬ」、恐水病に罹った男の異様な犯罪計画「恐水病患者」等、傑作・代表作品を網羅した角田ミステリの精華集...

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底無沼 (ふしぎ文学館)

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セット商品

ふしぎ文学館 48巻セット

  • 税込価格:77,005713pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

表題作「底無沼」、人間の心に潜む底知れない悪意を描いた「笛吹けば人が死ぬ」、恐水病に罹った男の異様な犯罪計画「恐水病患者」等、傑作・代表作品を網羅した角田ミステリの精華集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

あかはぎの拇指紋 5-11
底無沼 12-18
恐水病患者 19-31

著者紹介

角田 喜久雄

略歴
〈角田喜久雄〉1906年〜94年。35年時代小説「妖棋伝」で一躍人気作家となる。終戦後、ミステリに意欲を見せ、58年「笛吹けば人が死ぬ」で第11回日本探偵作家クラブ賞受賞。他に「髑髏銭」など。

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みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

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紙の本

「語りにご用心!とりわけ女性が語るときは、語りがいつの間にか騙りになるから。」

2000/07/18 09:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:上野昂志 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 角田喜久雄といえば、まず何よりも伝奇小説作家のイメージが強い。昭和10年代に書かれた『妖棋伝』、『髑髏銭』、『風雲将棋谷』などの長編が、そのイメージを決めた代表作ということになるだろう。それは、戦後に角田の作品を知るようになった読者にとっても、そうだった。とくに、子どもの頃は、これらの時代伝奇小説を読むと、登場する女性たちが色っぽくて、ドキドキしたものだった。

 だが、角田には、その一方で推理小説もある。これは、作家としてデビューして間もなくの大正の末年に、雑誌「新青年」などに発表したものから、戦後にまでわたっており、とくに戦後は、推理小説に意欲を燃やしていたらしい。本書『底無沼』に集められた作品群はその系列で、書かれた時期からいうと、大正15年から昭和38年に及んでいる。

 ただ、緻密なトリックを仕組んで、その謎を論理的に解き明かしていく本格推理小説かといえば、それとは、ちょっと趣が違う。伝奇的な味が勝っていたり、心理サスペンス的な色彩が強かったりと、いろいろだが、作者の興味は、謎解きよりも、謎そのものの提示に向かっているように思われるのだ。そして、特徴的なのは、その語りである。これは、実際に登場人物たちの会話なり、独白なりで物語が進められることが多いということもあるが、それほど明白でない場合でも、語り調が主で、客観的な記述ではきわめて少ないのだ。その意味では、伝奇小説作家としての角田喜久雄の本質は、推理小説の中にも生きているといえるだろう。

 一例を挙げよう。
「雨がまともに顔を叩く。
 耳が轟! と鳴る。
 一瞬、妾は飛び上がった。
 水が異常な引力で引き戻そうとした。数千貫の枷をはめられたように、身体が重いのだ。水を含んだ薄い夏着が海水着のように粘着して、くっきりと現れた乳房や下腹が怪しく波打つのを、妾は異様な気持ちで見つめた。・・・」

 これは、大正15年に書かれた『下水道』の一節だが、主人公の女性が豪雨の中、下水道に落ちた場面が、それこそ異様に迫力があり、それに較べると、推理小説的に作った後半部分のほうはボルテージが落ちる。ただ、戦後の作品には、そういう意味でのアンバランスなものは少なく、推理はともかく心理サスペンスとしては面白い作品が多い。とくに、『恐しき貞女』、『沼垂の女』、『悪魔のような女』、『四つの殺人』、『笛吹けば人が死ぬ』、『年輪』など女性を主人公にしたものは、読み終わったあとに、ふとそれらの女性の顔を振り返ってみたくなるような、不思議な味わいがある。 (bk1ブックナビゲーター:上野昂志/評論家 2000.07.17)

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