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あいどる(角川文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 8件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.5
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/392p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-265904-7
文庫

紙の本

あいどる (角川文庫)

著者 ウィリアム・ギブスン (著),浅倉 久志 (訳)

あいどる (角川文庫)

823(税込)

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

ヴァーチャル・アイドル:才能と魅力の永久機関

2002/03/07 08:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:於筋 揚羽 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 物語は、「ゴジラ大震災」なる死者8万6千人を出す天災があった後、何事も無かったかのように瞬く間に再生していく近未来の東京を舞台としている。復興の繁華街は、欧米の国の暗黒街やスラムを装おう、などの相変わらずのコンセプトを繰り返している。
 一方、ネット上では香港の九龍城が復元され、そこで「日本の今日的アナキスト」とでも言うようなオタク達が分散型制御によるコミュニティを築いており、その無法都市と同じ地平で、ヴァーチャルアイドル・投影麗の「新型試作品」がただのお人形から、ネット上で存在する人工生命として育ちつつあった…。

 そこへアメリカのロックグループ「ロー/レズ」(Low Resolution;低解像度の意)のレズが彼女との結婚を表明する。彼等はスターお決まりのファッションは別にしてセックス、ドラッグの乱行を自負するといった、ロックスター的アピールの仕方を一切拒否し、定期的に作品を出し続けるといった繊細さ、賢明さがある。
 それは、投影麗の「スターの平均値から最大公約数的に割り出した」のではない、キャラクターデザインにもまた通じる。ロー/レズは投影麗プロジェクトの出資者であり、麗との結婚は、ネット上の膨大な経験値を吸収し成長を続けて「進行する連続的な創造」を行うヴァーチャル・アイドルと同一になりたいと言う、アーティストとしての願望があるのはやはりどうしても隠せない。

 作中に現れる「結束点」という概念は、いわゆるプロファイル捜査の方式を想像させることだろう。つまり具体的な事柄、状況が自然に積み重なっていく中でそれらが取り巻く意味を知り何らかのかたちを見い出す、その意味・かたちが、プロファイリングにおいては犯人像であり、物語では「結束点」と言い表わされてる(ここでは犯罪に限らず世界のあらゆる事に関わるもの)。
 この結束点を感覚的に探り当てる才能を持つレイニーという人物は、パパラッチとしてしかその力を発揮できずにいる。しかし音楽にしろ小説にしろ芸術の「創造力」とは、多くは「結束点」を捉えたものであると言ってもいいかもしれない。
 レズはハイテクの力で先ずは自己の限界を超えて膨大な蓄積を可能にしようとした。音楽なら一途に音楽の世界の事だけを考えてれば良い表現ができる、と言うものでは決して無い。その対称にあるのは、世界中の音楽データを蓄えたソフトウェアのキャラクター「ミュージック・マスター」である。
 曰く、「彼にできるのは講釈だけだ」と。
 現実でもアーティストが、音楽とは直接関係しない物事にも数多く触れた経験値のバックグラウンドを築いた上で、良質の表現が成り立っているのだ。

 一方で、仮想九龍城の住人の一人である引きこもりでオタクの正彦という少年は、多分その姿を端から見ればまるで非生産的なでくの坊としか判断されない様な人物である。しかし、私にとって正彦はけして嫌いな人物ではない。彼はアメリカから来た可愛い少女チアに対しても、麗に対しても、性的な興味を示さない。大抵の人間は性衝動に若い頃のエネルギーの大半を消耗してしまうものだが、正彦の場合は仮想都市のコミュニティ構築と、まだ家族も知らない心の問題との葛藤に、密かにそのエネルギーは費やされているのだ。
 終盤、チアにも仮想九龍城の住人として一室を与えられ、そこから正彦等と共にレズと麗の「錬金術的結婚」プロジェクトの進展を見守っていく。
 レズが麗について「麗の唯一の現実は、進行する連続的な創造の領域なんだ。純粋なプロセス--」と語っているが、その小さな芽がを正彦やチアの中にも感じさせるラストであった。

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紙の本

作者からみた日本像が楽しい

2002/04/07 12:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 葵 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「ヴァーチャル・ライト」から始まる3部作の2作目。日本を舞台にすることが多かった著者であるが、今回もまた日本で物語が繰り広げられる。

 世界的なアーティスト「ロー/レズ」のレズが、日本の電脳アイドル「麗投影(レイトウエイ)」と結婚したがっているといううわさが世界に広まったことから物語が始まる。レズのファンである少女チアとある特殊な能力を持った青年レイニーがそれぞれそのうわさを追って物語をつむぎ、最後には日本で(しかも日本の場末のラブ・ホテルで)その糸が結びついて物語を終焉へと導くのだ。

 レイニーの持つ特殊能力が、いまいちわたしのぼんくらな頭には理解できなかったが、途中重要な役として出てくる「マサヒコ」「ゴミ・ボーイ」といった「オタク」や、公衆電話のピンクチラシなど、著者の日本観察の視点の面白さがよく出ている。
 チアがマサヒコやゴミ・ボーイと一緒に訪れることになる、香港の九龍城をモチーフとした電脳都市のイメージは圧巻。登場人物が扱うコンピューターの形態などにもわくわくさせられる。
 「ヴァーチャル・ライト」に出てきた山崎という学者が今回も重要な位置を占めているので、前作から読んだほうが面白い。だが、この作品だけでもヴァーチャル・アイドル、ロックシンガーの熱狂的ファンなどといったどちらかというと身近な存在が出てくるため、十分楽しめる。

 レズはどうやってヴァーチャル・アイドルの「麗投影」と結婚しようというのか、その結果はどうなるのか、などもしかしたら未来はそういうものなのかもしれないと感じさせる。グルーヴ感のあるストーリー展開や文章運びはさすがとうなってしまう。

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紙の本

バーチャルな

2001/08/06 10:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねも - この投稿者のレビュー一覧を見る

 バーチャルアイドルという概念もすっかり陳腐化してしまった昨今だが、元祖サイバーパンクの作者は、さして気に留めない。近未来日本の笑える描写などをはさみつつ、風変わりな錬金術的結婚のバリエーションを語ってみせる。

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紙の本

ギブスン風近未来与太話

2001/06/11 23:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こじましゅういち - この投稿者のレビュー一覧を見る

 世界的に有名なロックバンド、ロー/レズ。噂によると、そのメンバーのレズが、なんと日本のソフトウェア・エージェントの「あいどる」、投影麗(レイ・トーエイ。ヴァーチャル・アイドルですな)と結婚すると言い出したらしい。ショッキングな噂の真偽を確かめるべく、ファンの少女、チアは単身、噂の発生源である東京へと飛ぶ。一方、膨大な情報の中から、キーとなるデータ、結節点を抽出できる特殊能力を持った男、レイニーは、ライデルの口利きで、レズの宣言に困惑するロー/レズのスタッフに雇われ、レズの真意を探り出すべく働くことに…。

 さすがに「ニューロマンサー」ころほどのパワーはないけど、そろそろ繰り出す作品が、ギブスン印の職人の域に入ってきたギブスン。今回の舞台は東京だが、それでもそこに暮らす人々の息づかいや風俗を感じさせる描写力はさすが。出てくるのがヘンな日本人でもあんまり気にならない。それほどヘンじゃないし、そもそも登場人物が全員ヘンだ(笑)。それと、「ニューロマンサー」の頃に比べて、サイバースペース関係の描写がごく自然にとけ込んでいるのも特徴的。とにかく、ギブスンは細部に対する描写が生き生きとしている。
 では全体としてはどうかというと、これが実はよくわかんない(笑)。いや、けなしてるわけじゃないよ。面白いんだ、これが。だけど、オチは、なんかあんまりはっきりしない。あれを手に入れて、東京湾で何かをする、というところまでは分かったんだけど…。
 もしもあなたが、「パルプ・フィクション(タランティーノのアレ)」風の与太話が好きな人なら、きっと楽しんでもらえるでしょう。一方、あなたが、話にはきっちり起承転結を求めるタイプなら、ちょっとおすすめしかねるかも。ギブスン好きなら、買い。個人的には結構気に入りました。

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2007/05/02 10:37

投稿元:ブクログ

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2013/12/22 20:15

投稿元:ブクログ

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2014/08/21 19:49

投稿元:ブクログ

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2018/10/08 21:12

投稿元:ブクログ

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