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紙の本

為金義勝 Works of prints 1986〜2000 (ART BOX/GALLERYシリーズ)

著者 為金 義勝 (著)

私が木版に刻みつけているのは、旅の空からのメッセージです。彫る、刷るという版の全行程を一人ですすめる中で、心のうちのイメージや精神のひらめきを埋め込んだ、86年から200...

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為金義勝 Works of prints 1986〜2000 (ART BOX/GALLERYシリーズ)

税込 2,750 25pt

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商品説明

私が木版に刻みつけているのは、旅の空からのメッセージです。彫る、刷るという版の全行程を一人ですすめる中で、心のうちのイメージや精神のひらめきを埋め込んだ、86年から2000年までの作品を紹介。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

為金 義勝

略歴
〈為金義勝〉1959年兵庫県生まれ。関西学院商学部卒業後、創形美術学校研究科版画課程修了。その後パリ留学などを経て、各地で作品を発表。

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紙の本

光芒の絵葉書帳

2000/07/10 20:49

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投稿者:井上真希 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 表紙の作品「種の起源(金)」の19版17色に代表されるように、爲金義勝は多版多色刷りの版画家である。技法は主として木版とコラグラフの併用。そのコラグラフによるいわゆる型押しが加わって、色数よりも版の数が多いことがままある。

 金銀を含む豊かな色彩がやさしく甘美にわれわれを誘い込み、近寄るとコラグラフの奥行きのある陰影からあふれ出るさまざまな光芒に胸を鋭く射抜かれる。穏やかでありながらも力強い光が、拡散しつつ凝縮してふりそそぐ。色を重ね、版を重ねる精緻な作業の全行程を独りで行う爲金が刻みつけた光のメッセージなのだ。

 心地よいぬくもりのある重厚な手ごたえ、親しい者から真摯な言葉を受けた時のような鐘の響きにも似た緊張感のある光は、爲金の旅の空からの絵葉書なのだった。アトリエで心のなかに広がる地平線を見つめながら、虚空に浮かんでは消えるさまざまな情景を、耳の奥に去来する旋律をスケッチしては、爲金はひとつひとつ丁寧にわれわれに届ける。

 美術学校在学中に独り放浪の旅に出て以来、彼にとって、生きること、絵を描くことは光へと向かう旅に等しいのだという。50点の作品を収録したこの画集は、放浪を経てデビューして以来、現在に至るまでのひとつの集大成となっている。「放浪者の肖像」「遠ざかる地平」「旅路」「遠くへ」「トランジットパッセンジャー」「回想録より」「ふたつの月」「星図」「埋もれた地平」「長い旅」「追憶」「深い河」「約束の彼地」「手荷物」——作品のタイトルからも、爲金の内省的な詩情や郷愁、旅への誘いが感じられる。また、静謐な空間に光が紡ぎだす音楽をモチーフにした作品群「大地の歌」「トーンハレ」「7つの交響詩」「前奏曲から」「ピアノの月」もある。金・銀の箔が日本的な情感を表すなかで、テーマはあくまでも国境のない世界へと広がりを見せている。

 光のパルスをかいくぐってなお、われわれを引き寄せるものがあった。画面のなかに浮かぶ小さな惑星の存在だ。「種の起源」でいうならば、右上方に白い満月のようにぽっかりと浮かんでいる。空から種子に宿る生命の芽吹きを見守っているようでも、種子そのものの眼となって地中から外の世界を窺っているようでもあり、さらには、絵全体の眼としてこちらに目くばせをしているようでさえある。あるいは、穿たれた穴から、爲金自身がこちらの様子を窺っているのかもしれない。その小さな丸い裂け目を覗き込むと、光の内面が透けて見えそうな気がして、飽かず眺めてしまうのだ。惑星のない作品の場合は、どこかに隠された銃眼があるはずだと目を凝らしてしまう。

 なお、2000年7月7日〜19日まで東京・渋谷Bunkamuraギャラリーにて、「種の起源(金)」を含む「新世界への旅」をテーマとした個展も開催される。 (bk1ブックナビゲーター:井上真希/翻訳・評論 2000.7.11)

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