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マネートレーダー銀行崩壊(新潮文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 3件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.6
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/512p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-217621-4
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

マネートレーダー銀行崩壊 (新潮文庫)

著者 ニック・リーソン (著),戸田 裕之 (訳)

マネートレーダー銀行崩壊 (新潮文庫)

885(税込)

ポイント :8pt

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

あっけなかった女王陛下の金融機関

2001/11/23 00:46

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かつて大英帝国の富の象徴とさえ言われた英国金融機関の奥の院ベアリングス。しかし、その現実の姿はとっくに収益基盤が崩壊しているにもかかわらず、昔の殿様商法のスタイルが抜けきれず、稼げもしないくせに妙に乙に澄ましている斜陽産業にすぎなかった。いまや戦国時代とかした金融業界は米国スタイルのガツガツした卑しい奴ほど稼ぎまくる仁義なき市場原理主義の修羅場。ろくな人材も集まらない斜陽の英国系銀行に出番なぞくるはずもなかった。そこへ彗星のごとく登場した一人のエース。それがニック・リーソンのはずだった。しかし、こいつの実態はロクナ学歴もなく頭も余りよろしくないただの労働者の子セガレ。高等数学を駆使したデリバティブなど分かるわけもなく、ただただシンプルな相場を張る競馬競輪に入れ込むオヤジ同然のただのばくち打ち。あまりに情けないこの男の、非常にシンプルな粉飾により数百年続いた名門英国銀行はあっけなく倒産してしまうのでした。それにしても800億円穴開いただけで潰れるなんて情けないね。住友商事なんて2800億円損してもびくともしなかったし、今年なんか三井住友銀行なんか2兆円の不良債権処理でっせ。やっぱイギリスってお金ない国に成り下がっていたんですね。哀れです。

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紙の本

『私がベアリング銀行をつぶした』改題作

2001/10/09 02:05

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ころび - この投稿者のレビュー一覧を見る

1995年2月末 イギリスの伝統あるマーチャント・バンクが倒産した。原因はシンガポールの責任者、ニック・リーソンの2年に渡る損害金隠蔽 が一気に表面化した事による。本書は、その張本人の手記『私がベアリング銀行をつぶした』という身も蓋もないタイトルにより平成9年に出版されたものの文庫化である。ノンフィクション。初めに運命の逃亡日の様子を描き、そもそもの発端に戻って、克明な日付により、徐々に深みにはまっていく様、嘘のような言い訳の綱渡り、それでもなお取り返せるはずの数字は一人歩きをして損は増え続ける。行間から吹き出すニックの恐怖の悲鳴。ばれればいいと思いつつも、周囲は気づいているようないないようなしかしまともな指摘も受けず、泥沼に漬かりきった運命の日。

 その道に明るいプロあるいは厳しいビジネスに生きる人達の人には投げ本であったらしいが、素人(読者たる私)にはトレーダーのシステムがわかるとかわからないとか、関係なしに面白かった。一方の側からだけの記述ではあるが、十分に迫力ある記録(あるいは壮大な言い訳)である。でも、トレーダー達の制服って、なんて陳腐なの(笑)

門外漢が無責任に楽しめた一冊、よって★三つ。

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2012/08/07 13:25

投稿元:ブクログ

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