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商品説明
大学は今、改革の真っ只中にある。経営、競争原理、産学連携、教育の重視など、現在の大学が抱える諸問題を、官僚から大学教授へ転身した著者が綴る。大蔵省広報誌『ファイナンス』の連載を集成。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
森信 茂樹
- 略歴
- 〈森信茂樹〉1950年広島市生まれ。京都大学法学部卒業後、大蔵省に入省。ソ連、米国、英国での海外勤務、主税局での勤務を経て、現在、大阪大学法学部教授。著書に「日本の消費税」など。
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紙の本
2000/8/27朝刊
2000/10/21 00:16
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大蔵省から大阪大法学部教授に転じた著者の体験記である。著者は大蔵省主税局の課長職から官学交流の一環として教授になった。行政改革の標的になった大蔵省から、これまた改革論議が真っただ中の大学への移籍だ。大学院大学、社会人への門戸開放、独立行政法人化など経営理念と競争原理の導入など多くの課題に直面する大学経営。著者の報告は、実体験に即した具体性と、豊富な参考資料に支えられて説得力がある。一行政マンの視点が大学改革のポイントをこれだけはっきり示せるならば、行政組織も外部の人材に診断させて、改革の図を描かせたほうが生産的だと思わせる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000