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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.6
- 出版社: ナツメ社
- サイズ:24cm/223p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8163-2776-2
紙の本
注目度No.1のホームページの作り方 For Windows (ステップ図解)
著者 C&R研究所 (著)
ホームページの訴求力を高めるためのテクニック、JavaスクリプトやDHTMLを駆使したページ作りの奥義を紹介。ウラ技のポイントとなる記述部分を徹底的に解説する。【「TRC...
注目度No.1のホームページの作り方 For Windows (ステップ図解)
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商品説明
ホームページの訴求力を高めるためのテクニック、JavaスクリプトやDHTMLを駆使したページ作りの奥義を紹介。ウラ技のポイントとなる記述部分を徹底的に解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
ホームページを目立せたい中級者以上に向けた、ウラ技テクニック集
2000/07/10 20:49
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投稿者:近藤龍太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
インターネットの普及率も上がり、自分のホームページを持とうとするパソコンユーザーもずいぶん多くなっているようだ。「インターネットに接続するだけでもタイヘンなのに、ホームページを作るなんて」というユーザーもいるが、実は作るだけならホームページはとてもカンタンにできてしまう。ホームページ作成用のソフトが発売されているから、これを使えばとくに難しいということもないだろう。写真を入れたければデジタルカメラを買えば、お手軽に画像も入れられる。
問題は、ホームページに掲載する内容と、見た目の差別化を如何に図るかというところにある。内容が面白いかどうかは、個人の受け取り方の違いもあるので一般的にどうこう言う風潮はないが、見た目にはある程度興味を持たせる仕掛けが必要だろう。これには、もちろんセンスも必要だが、なにより技術的にどうやっていいのか分からなければどうにもならない。
ホームページ作成を解説する書籍は少なくないが、多くは入門用の“すぐできる”部分を懇切丁寧に解説したものか、HTML言語の解説書でしかもリファレンス的な解説に終始するものが多いのである。
本書は、ちょうどそうした隙間を埋める本であるといえる。つまり、「基本的なことはできるのだが、もうちょっとアレンジしたい」というレベルの読者を対象としている。つまり、“注目度No.1のホームページの作り方”というのは、内容ではなく技術的に注目度を上げるテクニック(本書ではウラ技という)を紹介しているのである。
「文字列を伸び縮みさせる」「リンクを点滅させる」「画像クリックで音を鳴らす」といったものから、「テーブルの表示データを並べ替える」「OSによって表示ページを変更する」「検索ロボットによる検索を回避する」といった実用性の高いものまで、90のウラ技が収録されているので、すぐに自分のホームページの改造にとりかかれるというわけである。
とはいうものの、本書のウラ技はすべてHTMLを記述することで実現するものである。しかし、本書にはHTML言語自体に関する解説はないから、「ホームページ作成ソフトでなんとなくホームページが出来上がってしまった」というユーザーは、まずHTMLの基本をマスターしておく必要がある。しかる後に、「解説されている記述をどこに挿入したらいいのか」という常識を養わなければならない。本書にはCD-ROMが付属していて、実際のサンプルHTMLをチェックできるから大きな問題ではないのかもしれない。つまり、中級者以上が対象ということだろう。自分がかかえているいくつかの問題が解決できれば、即買いの一冊だろう。 (bk1ブックナビゲーター:近藤龍太郎/電脳評論家・DTPデザイナー 2000.7.11)