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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.6
- 出版社: エクシード・プレス
- サイズ:24cm/199p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-89369-793-5
紙の本
Photoshop自動化計画 For Macintosh
著者 インフォメディア (著)
Photoshopの操作をボタンひとつで自動処理してくれる機能「アクション」の操作方法、運用方法、オンラインからのダウンロードや、ImageReady、Illustrat...
Photoshop自動化計画 For Macintosh
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商品説明
Photoshopの操作をボタンひとつで自動処理してくれる機能「アクション」の操作方法、運用方法、オンラインからのダウンロードや、ImageReady、Illustratorなどの自動化も紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
画像処理ソフトの定番Photoshopを自動化するためのチップスと実例がいっぱい
2000/07/18 09:15
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投稿者:近藤龍太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
パソコンを使っている人なら、一度はPhotoshopの名前を耳にしたことがあるだろう。フォトレタッチ、画像処理の分野ではまさに定番といわれるソフトである。およそ画像を扱うデザイナーであれば、プロダクトデザイン、エディトリアルデザイン、等、デザインの分野を問わず利用されている。もちろん、Webデザインだって画像を扱う以上は必須といってよい。
これほどまでにPhotoshopが定番化した理由は、その機能が豊富で動作が確実であるのはもちろんだが、徐々に進化してきたために、使いこなしのための情報量が多いということもあげられるだろう。
本書も、そうしたPhotoshopの使いこなし本の一冊だが、他の解説書とは異なり、Photoshop全般の解説は一切なく、アクション機能の解説だけに終始している。これも、専門家が使うツールならではの企画であるといえるだろう。
アクション機能というのは、コマンド実行を自動化するPhotoshopの機能である。したがって、本書がなければ使えないという機能ではない。しかし、実際に使ってみるといくつか不便な点や、使い方の不明な点がある。このくらいの規模のアプリケーションになると、マニュアルなどでは一つの機能についてあまりスペースを割いていないし、市販の解説書でも通り一遍の解説で終わってしまうことが多く、実践的にはあまり参考にならない場合が多いのである。
したがって、ユーザーはカットアンドドライで動作を確認しながら使っていかなければならない。ところが、いろいろ試行錯誤するというのは時間がかかる。アマチュアならばそれ自体が楽しみだからかまわないのだが、プロというのは時間でナンボのものだから、あまり無駄もしたくない。そのうえ、始終使う機能ならばよいのだが、たまにしか使わない機能だと、せっかくの研究結果を忘れてしまうことにもなりかねない。そこに、本書のような解説書の出番があるわけである。
画像処理の自動処理というとピンと来ないかもしれないが、アーティスティックな処理では少ないが、商業的な仕事では結構発生する。たとえば、DTPで扱う画像には一定の約束事があって、それ以外のデータはトラブルの元になる。そのため、大量に画像を張り付けるような仕事では、すべての画像に対して一連の同じコマンドを実行して保存するといったケースが頻発する。このようなときにアクション機能が活躍するのである。
本書では、基本的な使い方やチップスのほかに、Photoshopと連携するImageReadyのアクション機能についても解説しているので、Web画像の処理を自動化したいと思っているユーザーにも役立つことだろう。 (bk1ナビゲーター:近藤龍太郎/電脳評論家・DTPデザイナー 2000.07.17)