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茶の話 茶事遍路
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.6
  • 出版社: 朝日新聞社
  • サイズ:15cm/281p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-02-260705-X
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

茶の話 茶事遍路 (朝日文芸文庫)

著者 陳 舜臣 (著)

茶の話 茶事遍路 (朝日文芸文庫)

583(税込)

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評価内訳

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2006/11/20 02:52

投稿元:ブクログ

10年ぶりくらいに再読。中国茶に対する含蓄に溢れたエッセイ集。ラストに「カタ」や「ドウ」がないため中国茶が日本茶と違い、文化や日常に定着しなかった、とあるが若干違和感を感じた。下の『イギリスと日本』に、感染症等への回避が生水を飲まず、飲茶の習慣に繋がった、とある。必要性が、特定行為の習慣を生み、その果として文化の形成に繋がっていくんじゃなかろうか。で、日本茶を国粋的な文化論で読み解くのは危険じゃなかろーか、とも。

2009/12/03 21:25

投稿元:ブクログ

お茶に関する様々な逸話が収められたエッセイです。
中国のお茶道楽の方の話は色々聞いておりましたが一口にお茶と言っても色々歴史があり、文化背景があるのだなと思いました。

とは言え。中国の故事に疎い陸羽さんって誰だろう?レベルの私にはちょっとレベルが高すぎたかな、と思います。
もう少し勉強した後で又読んでみようかなあと思いました。

2012/12/27 01:27

投稿元:ブクログ

日本人がこのタイトルを読めば「利休のことかな?」と思うかもしれませんが話は遠く中国の歴史にさかのぼり、茶の嗜みがどう生まれ育まれ、また茶葉がどう中国、アジア、そして世界と関わってきたかを洗練された陳舜臣さんの文章で非常に楽しく面白く、わかりやすく書かれています。
ちらっと日本もでてくるけどね。
うーーーん陳舜臣さんの文章好きだなぁ。「個人観」の押し付けも煩わしくないし、非常に奥ゆかしくそして上品な文体です。
資料を必死ににめくりながら書かれたものではなく、筆者の体内から溢れ出る知識や経験、深い造詣が紙面からあふれてくるような本です。
数カ月前にNHKの漢詩紀行を見てからファンになったけれどさすが、さすが……。

2016/03/22 17:09

投稿元:ブクログ

 中国で始まる茶の歴史。初期の茶人は僧や文人・詩人がほとんどでお茶の本と言うより、中国の歴史の本を読んでいるようでした。最初のお茶は抹茶でしたが、今では日本に残っているだけだという事、それというのも、税として高級茶を収めていた茶の生産者が昼は茶の栽培、夜は茶葉を搗いて抹茶にする不眠不休の重労働を強いられたから、そのために北宋は滅んでしまったそう。殷は酒の飲みすぎで滅びたらしいし、国が滅びるまで度を過ごしてしまうなんて、大陸のスケールの違いに驚きました。
 後には世界が茶を欲し、イギリスはあの手この手で中国の手足をもぎ取ろうと、インドのプランテーションで茶の生産を始めたり、アヘン戦争を起こしたり、アメリカの独立までもが茶の貿易の為だったとは驚きでした。