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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1972
  • 出版社: 筑摩書房
  • サイズ:19cm/231p
  • 利用対象:一般
  • フィルムコート不可

紙の本

しぐさの日本文化

著者 多田 道太郎 (著)

しぐさの日本文化

税込 660 6pt

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評価内訳

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紙の本

養老さん「超バカ」と「無思想」をつなぐ連想の楽しみ。

2006/02/02 06:11

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和田浦海岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

養老孟司著「超バカの壁」(新潮新書)の第5章「子供の問題」に「都市化はいじめ問題の原因にもなっています」(p89)という箇所があり興味を惹きました。
そこではひきつづき
「昔は逃げ場があったということです。要するに人間が生きるためにやらなくてはいけないことが二つに分かれていたのです。対自然と対人間の二つの世界があった。対人間世界が嫌ならば自然のほうに逃げるという手があった」
そして、こんな例を出しております。
「ある女性が中学生のときにいじめられたいきさつを書いた本を読むと、その中に出てこない要素があることに気づきました。それは花鳥風月です。天気や花、季節の話が出てこない。いじめられている当人の目が自然に向いていないということがよくわかります。彼女にも世界が半分しかないから、いじめが相対的に重くなって当たり前です」
これを読んでいて、
そうだそうだと、私が思い浮べた漫画は西原理恵子著「毎日かあさん」でした。そこには、毎日子育ての間に、挿入される海の風景。バスや電車に手をふる人の姿。野原の子供。子といっしょに月を見ている姿。などが、息苦しい部屋の窓を開け放つようにして描かれます。
その「毎日かあさん」の次に私が思い浮べたのは、
多田道太郎著「しぐさの日本文化」。
ちなみに、多田さんのその本にはこんな箇所がありました。
「さまざまの事物を抽象によって整理するヨーロッパ的傾向にたいし、私たちは、物と物とをつなげる連続によって納得する好みがある。そこから連想能力の活発という特性もでてくるであろうが、それとは裏腹に、抽象と分析を『肩がこる』と称して遠ざける傾向もうまれてくる。『見たて』やたとえを好む心は具象的なものにたいする生き生きした興味を養う。リースマン教授は日本文化の中でもっとも注目すべきものとして、食堂の『実物模型』をあげたが、これも、具象への好み、具象による納得という心性とふかくかかわっている」
さて、多田さんのこの本で私に興味を惹いたのは、
「いけばな」「つながり」とつながった箇所の文章でした。たとえば「つながり」にこう書かれております。
「いけばなは人と人とをつなぐ。これが私の考えである。」
「一般に、人と人とをつなぐ物(たとえば生花)あるいは人(たとえば仲人)は、わが国では意外に大きなはたらきをになっている。・・人間社会をつなげてゆく、つまり連続させてゆくおもしろいはたらきをする」
「つながりはなるべく物言わぬがよいのである。物言わぬことで、空間の中にある種の流れがうまれ、時間の中に文化という名の連続性がうまれてくる」
ちょいと
引用が煩雑になってきました。
西原理恵子著「毎日かあさん」
多田道太郎著「しぐさの日本文化」ときて、つぎに三冊目、
養老孟司著の「無思想の発見」へとうつります。
その最終章の第9章「じゃあどうするのか」に
養老さんは
「中国に対して、なにをするか。靖国参拝の是非なんか議論したって、そんなものは空である。それをめぐって喧嘩したところで、人類の未来に裨益(ひえき)するところは、なにもない。私が思いつくことは一つしかない。北京政府がなにをいおうと、ひたすら中国に木を植える。・・中国から黄砂が飛んでくるなら、日本は緑をお返しすればいい。無思想であるなら、有思想に対して、感覚世界で対応するしかないはずである。・・・関わるしかない。それなら、われわれの思想で関わるしかない。議論はほとんど無意味である。有思想に対して、無思想なのだから。」
以上、連想つながりで、しっくりと私の中で養老さんの2冊が結びついたというわけです。思いつきを書いてみました。ご参考になればよいのですが。

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