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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1979
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社現代新書
  • サイズ:18cm/213p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-115772-8
新書

紙の本

日本語のこころ (講談社現代新書)

著者 渡部 昇一 (著)

日本語のこころ (講談社現代新書)

税込 770 7pt

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.4

評価内訳

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  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

大和言葉、その魅力とは

2003/11/22 01:19

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:北祭 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 久方の 光のどけき 春の日に
   しづ心なく 花の散るらむ

 紀友則による100%大和言葉でできた「和歌」である。この和歌の魅力を伝えるに、もはや説明はいらない。著者はいう−日本人が「気負い」をなくして自己の情緒の本然の姿にもどるとき、その表現は大和言葉になる−。

 著者は本書の冒頭に大和言葉のもつ“純粋な魅力”を語る。その言葉をいとおしむ心を軸として、「大和言葉と外来語」「和歌の前の平等」といった本題へと論考をすすめている。全編、実に刺激的な示唆に満ちている。

 古代の有名な歌人による和歌であっても、いまひとつその上手さがピンとこない。こういう経験をすることがないだろうか。著者は、この点について「名歌の条件」と銘打ってひとつの考え方を示している。
 古代の名歌のひとつに、歌の「母」として名高く、紀貫之の頃には和歌の手習いとして真っ先に習ったという特別な歌がある。(「万葉集」巻第十六)

 安積山(あさかやま) 影さへ見ゆる 山の井の
   浅き心を 我が思はなくに

 (朝香山なる山の井よ。それは、人の姿迄写る程、清い井であるが、
  其泉のやうに、浅い軽薄なことは、私は思うても居ません。)
 
 伝承:葛城王が東北地方に派遣された際、国司からの接待に”粗略さ”を感じ、宴会の飲食物にも手をつけず機嫌を損ねていた。そこに以前采女であった垢抜けした美人が、盃を捧げて王の前に進んできてこの歌を詠んだとされる。
 そして、この歌を聞いた葛城王は、ただちに怒りを解き、終日宴会を楽しんだという。

 この歌は「安積」と「浅き」をかけたくらいの平凡な歌かもしれない。しかし、古代においてこの歌は、その作者が和歌の神様に祀り上げられるほどの名歌であった。なぜか。著者はいう。

<われわれの先祖は、今日とは違った和歌の評価の仕方を持っていた。p.109>

 わが国では古代から「言霊」という言葉の威力が信仰されていた。それは大和言葉であればこそである。これは時代を下ると「和歌の徳」として、和歌による理を越えた御利益、願望の達成が非常に尊いこととされていた。つまり、「いい歌とはその結果がよかったという歌」という評価の仕方であったのだと著者はいう。「文学の評価法が結果論的であった」というのは驚きである。しかし、こうした視点から見直せば、見事に葛城王の心をほぐした元采女の歌には並ならぬ威力があったということが分かる。

 古代の名歌に触れるとき、その背景・歴史を知り、当時の歌人の心を想像してみる。すると「歌の上手さ」が、じわりと湧き出てくる。そんな大和言葉に染み込んでいる古く深い感覚を本書は引き出してくれる。

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2006/12/22 06:20

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2010/12/15 23:51

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2011/08/20 01:11

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2012/02/28 01:14

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2012/03/29 13:56

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2014/02/25 23:46

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