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雪のひとひら
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 2件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1975
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:19cm/110p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-501802-7
  • 国内送料無料

紙の本

雪のひとひら

著者 ポール・ギャリコ (著),矢川 澄子 (訳)

雪のひとひら

1,188(税込)

ポイント :11pt

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みんなのレビュー2件

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評価内訳

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紙の本

女性の魂のありかはどこ?−−迷い疲れたとき、お守りになってくれるお話

2001/01/25 13:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ファンタジーの解釈は人によりさまざまで、仲間に入る本は途方もなく多いと思うけれど、私にとってこの本は、今までに読んだファンタジーで五指から三指に必ず入る本だ。

 年上の素敵な女性に「あなたのようなお話です」と押しつけがましくプレゼントしたい。本音を言うならば、「君のようなお話だね」とか言われてこれを贈ってくれる男性がいるならば(それが沢木耕太郎や山川健一みたいなら最高!)、これからの人生を考え直しても構わないというところ。

 フレディという名の葉っぱに、思い入れ深く己が人生を重ねた人が多かったけれど、あの絵本はちょっと淋しすぎる。
 この作品は、1997年に生誕100年を迎えたギャリコが55歳のときに書いたもので、ひとりの女性が生まれてから天に召されるまでが“雪のひとひら”にたとえられている。
 “雪のひとひら”は原書で“Little Snowflake”なのである。いかなこれがロマンチックなファンタジーであれ、この響きに一瞬感じるのは、砂糖がまぶされたコーンフレークではないか。
 “ひとひら”という言葉を与えられたからこそ“ことだま”が宿り、出会いがしらから強い印象を与え、詩的な響きのさきわう本文は訳により作品の夢幻性を更に高められたという気がする。
 あわせて言うなら、あとがき代わりの訳者・矢川氏のエッセイが、この本にまたひとつの価値を加えている。名文である。

 空の高み、灰色雲の中で生まれた娘“雪のひとひら”は、多くの兄弟姉妹たちとともに地上に舞い落ちる。ひとひらは、水晶の集まりのような自分の体に満足しており、造物主に敬意を抱く。
 日の出、笑顔いっぱいの少女、慎み深い人々の労働と祈りなどに神の愛を感じて過ごすが、雪だるまに押しこめられ、長靴にふみにじられ、根雪となり、その愛が失われたことを嘆き悲しむ。
 
 やがて春、雪どけ水となったひとひらは草におおわれた丘を下って川のせせらぎに入るが、粉挽車にまきこまれて死にそうになる。やっとのことで元に戻り、雨のしずくと出会い、結婚する。
 湖で憩ったあと広い川に出て再び旅が始まり、4人の子どもに恵まれる。が、幸せもつかの間、家族は水路に引き込まれ、水道管からポンプに汲まれ、最大の敵の“火”に放射されるのだ。
 このあと、家族との再会、夫との死別、子どもたちの自立、大海での老後…と展開していく。
 
「一滴の水でここまで描くことができるのか、しかも男性作家が!」という驚きとともに、「私は何者?」「何の目的で生かされている?」「自分の身に起こったことを仕組んだその人は何者?」と繰り返される問いに、読み手はからめとられる。

 最後の時、ひとひらは宇宙との一体感を得て、その哲学的境地に達したがゆえに、安らかに満ちたりて召されていく。
 そしてまさに終焉の瞬間、耳にする言葉−−-本文の最後の一行なのだが、それに救われる。それが素晴らしい。彼女の存在を肯定してくれる一言なのである。
 読んでいて決して楽しいファンタジーではない。
 けれども、お守りにできる一冊の本を手元に置いておけるのは、どんなにか心強いことかと思う。

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2011/06/07 20:43

投稿元:ブクログ

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