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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 36件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1980
  • 出版社: みすず書房
  • サイズ:22cm/366,30p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-622-01972-5
  • 国内送料無料

紙の本

野生の思考

著者 クロード・レヴィ・ストロース (著),大橋 保夫 (訳)

野生の思考La Pensee sauvageは、1960年代に始まったいわゆる構造主義ブームの発火点となり、フランスにおける戦後思想史最大の転換をひきおこした著作である。...

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野生の思考

税込 5,280 48pt

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商品説明

野生の思考La Pensee sauvageは、1960年代に始まったいわゆる構造主義ブームの発火点となり、フランスにおける戦後思想史最大の転換をひきおこした著作である。
Sauvage(野蛮人)は、西欧文化の偏見の凝集ともいえる用語である。しかし植物に使えば「野生の」という意味になり、悪条件に屈せぬたくましさを暗示する。著者は、人類学のデータの広い渉猟とその科学的検討をつうじて未開人観にコペルニクス的転換を与えsauvageの両義性を利用してそれを表現する。
野生の思考とは未開野蛮の思考ではない。野生状態の思考は古今遠近を問わずすべての人間の精神のうちに花咲いている。文字のない社会、機械を用いぬ社会のうちにとくに、その実例を豊かに見出すことができる。しかしそれはいわゆる文明社会にも見出され、とりわけ日常思考の分野に重要な役割を果たす。
野生の思考には無秩序も混乱もないのである。しばしば人を驚嘆させるほどの微細さ・精密さをもった観察に始まって、それが分析・区別・分類・連結・対比……とつづく。自然のつくり出した動植鉱物の無数の形態と同じように、人間のつくった神話・儀礼・親族組織などの文化現象は、野生の思考のはたらきとして特徴的なのである。
この新しい人類学Anthropologieへの寄与が同時に、人間学Anthropologieの革命である点に本書の独創的意味があり、また著者の神話論序説をなすものである。
著者は1959年以来、コレージュ・ド・フランス社会人類学の教授である。

野生の思考La Pensee sauvageは、1960年代に始まったいわゆる構造主義ブームの発火点となり、フランスにおける戦後思想史最大の転換をひきおこした著作である。
Sauvage(野蛮人)は、西欧文化の偏見の凝集ともいえる用語である。しかし植物に使えば「野生の」という意味になり、悪条件に屈せぬたくましさを暗示する。著者は、人類学のデータの広い渉猟とその科学的検討をつうじて未開人観にコペルニクス的転換を与えsauvageの両義性を利用してそれを表現する。
野生の思考とは未開野蛮の思考ではない。野生状態の思考は古今遠近を問わずすべての人間の精神のうちに花咲いている。文字のない社会、機械を用いぬ社会のうちにとくに、その実例を豊かに見出すことができる。しかしそれはいわゆる文明社会にも見出され、とりわけ日常思考の分野に重要な役割を果たす。
野生の思考には無秩序も混乱もないのである。しばしば人を驚嘆させるほどの微細さ・精密さをもった観察に始まって、それが分析・区別・分類・連結・対比……とつづく。自然のつくり出した動植鉱物の無数の形態と同じように、人間のつくった神話・儀礼・親族組織などの文化現象は、野生の思考のはたらきとして特徴的なのである。
この新しい人類学Anthropologieへの寄与が同時に、人間学Anthropologieの革命である点に本書の独創的意味があり、また著者の神話論序説をなすものである。
著者は1959年以来、コレージュ・ド・フランス社会人類学の教授である。【本の内容】

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評価内訳

紙の本

対象の模型化

2023/04/22 08:12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マーブル - この投稿者のレビュー一覧を見る

器用人について書かれた第一章には興奮を覚えた。書かれた個別の内容を理解することよりもまず、それに触れることで自分の中に湧き上がるインスピレーションのあれこれに嬉しさを覚えた。例えば、器用人の作る美術作品は模型である。彼らの作る具象作品は対象の持つ次元―――形・大きさ・体裁・時間・色・匂・触感―――を切り取った模型であると。模型の効果は認識過程の転倒にある。対象に対し部分から全体に進まざるを得ない認識が、対象が模型化することで立場が逆転し、全体を先に認識することが可能となる。そこでは人間の側が主体となる。

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紙の本

社会人類学の必読書

2023/07/06 19:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶんてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「構造主義ブームの発火点」と言われる本だが、構造主義に興味がなくても、民俗学や人類学に興味のある人には必ず読んでもらいたい本。

そして、そういったことに興味のない人にも「思考」する楽しみを提供してくれる1冊。

この本は『今日のトーテミスム』という本の中で、著者が到達したそれまでのトーテミスムに対する考え方への否定的結論を前提にしている。

それまで西欧社会では、「未開社会」のある集団と特定の動植物や無生物(トーテム)との間に交わされる特殊な制度的関係は、トーテミスムとひとくくりに呼ばれていた。しかし、著者はそれぞれの「未開社会」では、同一のトーテミスムとして一般化できない種々の差異があり、むかしの民族学者たちが幻想に惑わされていたとして、トーテミスムの裏面の探究を行っている。

そして、その探究の果てに「野生の思考」が未開野蛮の思考ではなく、われわれの日常の思考の中にも色濃く見いだされることを明らかにしてくれる。とてもスリリングで楽しい本である。

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2004/12/04 12:08

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2006/08/14 17:42

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