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少年動物誌
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 3件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:小学生 中学生
  • 発行年月:1977
  • 出版社: 福音館書店
  • サイズ:19cm/299p
  • 利用対象:小学生 中学生
  • ISBN:4-8340-0483-X
  • 国内送料無料

紙の本

少年動物誌 (福音館日曜日文庫)

著者 河合 雅雄 (著),平山 英三 (画)

【野間児童文芸新人賞(第14回)】【「TRC MARC」の商品解説】

少年動物誌 (福音館日曜日文庫)

1,512(税込)

ポイント :14pt

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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スケールの大きな腕白坊主をはぐくんだ恵み多き丹波篠山(ささやま)の自然。霊長類研究のトップランナーによる珠玉のエッセイ。

2001/06/10 21:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 長らく画業から遠ざかっていた画家・平山英三氏の描くものが好きで、ずいぶん前に挿絵をつけたこの図書の存在を知っていながら、ぱらぱらめくって見るだけに留まっていた。
 それをやっと読んでみて「これは、すごい。今まで読んだエッセイの10傑に入るんじゃないか」と、遅すぎた、しかし、めぐり逢うべくしての出逢いに震える思いがした。

 弟の河合隼雄氏が一般向けの心理学書やエッセイ、児童図書のブックガイドを多く書かれているのに対して、兄である著者の仕事の偉大さは立花隆氏の著作で充分に紹介されているものの、ご本人の書かれたものに触れる機会は少ない。
 専門に関しての文章の多くは、自然科学に興味のある人の目にしか触れないようなところに発表されている気がする。
 
 本書は、青少年にも読める形で…ということで、自身の少年時代、特に動物との駆け引きを中心に書き綴られたものである。小学館から出ている河合雅雄著作集にも所収されているが、休みの日に寝っころがりながら上質な本でも読みたいなというときにぴったりの簡素な装丁だ。

 「名文家だなあ」と感心させられた。やんちゃな少年である。モルモットの雌雄を確かめるときの性的な発想や、滋養豊かな晩のおかずを得んとする正当ではあるがむごい殺生、正当性がない残虐だけな殺生が実にリアルに描かれている。息をひそめて獲物に向かうときの鼓動や、野原を走り回ったあとの汗や血やおしっこ臭さが伝わってくるような臨場感がある。それなのに、まとめ上げられた文章には「格調高い」とまで言いたくなるような品性や高雅な感じすら漂っている。

 たぶんそれは、自然の豊かな恵みへのありがたいという気持ち、人間の見識をこえたところに存在する造化の妙や神秘性に対する怖れ−−そういうものを常に身に宿しながら対象に対峙していたことから醸成されてきたものなのだと思う。
 自然という広いふところを借りながら、日々自分にできることとできないことの限界を見極めて真剣勝負し、力をつけていった少年の姿がそこには見える。気概をもって成長を選びとっていった少年がいる。

 全部で10編のエッセイと、あとがき代わりのエッセイから構成されている。
 「そら、バンドリが来るよ。裏へ放りだすよ」と母の叱る言葉にも登場し、闇にひそむ妖怪か何かかと思っていたムササビとの邂逅、全身の力を出して暴れるウナギの喉首にくらいついたときの苦味、雨に濡れるアヤメの群生する庭を次々にわたっていく蛇たちの妖しくも幻想的な光景、弟と庭につくったニワトリ、シマリス、小鳥、エビ、虫などの動物園が次々と怪鳥に食われてしまったことの無念など。

 目に見える自然破壊だけでなく、心の中の自然を破壊することに目を向けるようにという、あとがきの言葉が深く響く。
 とびっきりの夏休みや冬休み、日暮れまでが無限にあるように感じられた少年の日の放課後を追体験させてくれる読み物だ。

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2012/07/07 21:42

投稿元:ブクログ

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2012/10/14 23:24

投稿元:ブクログ

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