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神の代理人
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 2件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1973
  • 出版社: 白水社
  • サイズ:20cm/343p
  • 利用対象:一般
  • 国内送料無料
  • フィルムコート不可

神の代理人

972(税込)

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評価内訳

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教皇はなぜユダヤ人虐殺に沈黙し続けたか?宗教と政治のあり方、先の戦争を鋭く描き出す戯曲

2007/08/09 13:40

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 第二次大戦、ユダヤ人の虐殺に関してローマ教皇がなぜ沈黙し続けたかを描いた戯曲。「神の代理人」とはローマ教皇のことである。ハンナ・アレント「責任と判断」に、「「神の代理人」ー沈黙による罪?」と題してのこの戯曲の評が載っていて興味を持ったのであるが、幸いにして邦訳が白水社から出ていたので、この戯曲にも目を通してみた。
 戯曲であるので史実とは異なる時間の錯綜や実名でない登場人物もあるが、トレブリンカでのユダヤ人収容(「コルチャック先生」)、逃亡したユダヤ人の代りに餓死の罰を志願したコルベ神父の話など、我々も良く知っている話も言及されている。アイヒマンや教皇などは実名である。
 眼下のローマでユダヤ人が連れさられてすら、教皇は公式な非難は表明しなかった。それについては「共産主義の進行を食い止める盾としてのヒトラーに反対できなかった」「どこかにキリストを処刑したユダヤ人という思いがあった」など、いろいろな解釈・憶測がされたが、定まったものはない。そして、この戯曲では教皇一人の問題というよりは政治と宗教のあり方、普通の人たち判断のありよういうもっと広い問題としてこのテーマを取り上げている。
 第五幕第二場のアウシュヴィッツに登場する、事務員風のごく普通の女性。自分の職場で何が行われているかを知らないわけはないのに、彼女は平和な時とおなじような、浮気の罪の意識などを一番感じている。「なぜこのような人たちがいたのか?」それを考え続けなくてはならない。そして次の場で究極の選択と絶望の中で狂ってしまう、ローマに住みカトリックに改宗したのに収容された女性の苦しみも、印象に残る。

 原著初版が1963年、邦訳初版が1964年と、ほぼ間をおかずに翻訳されている。当時の反響は強かったことが推察される。教会の最高権威とされる人間の責任を扱ったことなどから、当然反感や誤解も多かったことを示すかのように、「歴史の斜光」と題された、かなり長い事実記録などをまとめたノートが最後に付せられている。この文章だけでも、資料として読める内容である。
 戯曲の中にも、史実にかなり忠実にかかれたことを示す、登場人物の細かい説明や、状況説明が多く書き込まれている。こういう説明文の多さは戯曲そのものとしては評価が難しい。しかしカトリック教会の対応を通し、宗教と政治のあり方を鋭く描いた作品としては内容の濃い作品といえるであろう。さらには、戦後しばらくたって、ひとりのドイツ人がこのような戯曲を書いたこと自体が時間の流れや、戦争後の「責任と判断」の一つを感じることもできる作品と言えると思う。原著初版の1963年といえば、木下順二の「沖縄」の日本初演と同年である。つい比較してしまいたくなる。
 現在絶版のようであるが、問題提起、時代を考える戯曲として、再出版して欲しいものである。

蛇足:「神の代理人」とはカトリックの教皇のことであるので、同名の小説を塩野七生も書いているが、こちらは時代が違うのでお間違いなきよう。

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人類史上最悪の「聖職者」。

2007/11/27 21:58

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ピウス12世なる人物はエディット・シュタインのようにカトリックに改宗した人にさえ救いの手を差し伸ばしもしないくせして、戦後ナチスの戦犯を南米に逃がす事は熱心だから救いようがないね。日本のカトリックは日本の戦争責任を告発するのに熱心な向きもいるようだが、ヴァティカンは「満洲帝国」を承認したし、そもそもヴァティカン市国が成立したラテラノ条約はムッソリーニの時代に結んだのでしょう?いくら第2ヴァティカン公会議以前とはいえども、反ユダヤ主義もここまでいったわけだ。日本のカトリックはヴァティカンのファシズムへの協力を先に批判しろ。そしてリヒテンベルク神父の本を出版しろ。写真も見た事がないのだから。

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