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ユダヤ人
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 17件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1979
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:18cm/189p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-411079-3
  • 国内送料無料
新書

紙の本

ユダヤ人 (岩波新書 B)

著者 ジャン=ポール・サルトル (著),安堂 信也 (訳)

ユダヤ人 (岩波新書 B)

821(税込)

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紙の本

差別する側の、差別を必要とする心理。「差別」という古くて新しい問題。

2008/03/23 21:25

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 何かの本に引用されていたので、古い本を探し出して読んだのだが、「差別」という古くて新しい問題にストレートに入っていく本であった。
 発表は1947年、原題はReflextion sure la Question Juive「ユダヤ人問題についての考察」。20世紀の戦争で顕著に現れたヨーロッパの「反ユダヤ主義」について書かれたものである。しかし差別を生み出す人間共通の性質を鋭くついていて、読み出すとどうしてももっと普遍的なさまざまな問題を考えさせられることになった。

 第一章「なぜユダヤ人を嫌うのか」では、反ユダヤ主義者のいい分が綴られる。「ユダヤ人が、どうしても必要だったのである。でなければ、彼等は、一体誰よりも優っていることが出来よう。・・・打ち砕こうとしていながら、しかも生かしておかなくてはならないという不幸に悩まされている(p28)」。この文章は、江戸時代の「非人」制度を思い起させないだろうか。「人通りの少ない道で、よってたかって、一人のユダヤ人を殴るあの乱暴な若僧達のひとりにたずねてみるがいい。彼は言うに違いない。もっと強力な権力が出来て、自分などがこんなことを考えなければならないという大責任から開放して貰えたら願ったりかなったりなのだと。(p32)」という文章は、ホームレスを「掃除」するといった若者の言葉といっても通るかもしれない。あるいは前の戦争の頃あった、同じアジア人への日本人の差別的な行動と。
 サルトルの、作家としての素晴らしい才能の綴る文章に感情を引きずられてしまっただけかもしれないが、、どうして人間はこういう行動に落ち込んでいくのだろう、という怒りや悲しさを感じる。人間は「より下」を作ることで、自分のポジションを確認し安心することがある。異なる誰かを「貶める」ことでなく、「容認」しさらに「共存」となれるほどは差がない、自分に余裕がないときにそうなるということだろうか。人間というよりは「社会性動物」の性質としてそうなのだろうか。

 中盤になると少々冗長な感じもでてくる。要点だけもう少しだしてほしいといいたくなるような、筆が走っている描写が続くところもある。「ユダヤ人とはなにか」の章はフランスの、書かれた時代の特殊性が強いこともあるだろう。解決方法に「社会主義革命」が出てくるあたりにもサルトルの、というかあの時代の限界のようなものも感じた。
 それでも、「ユダヤ人があるのではなく、反ユダヤ主義がある」というサルトルの観点は意味が深い。もちろんユダヤ民族が宗教的に「選ばれて苦しむ」という考えを持ってきたことにも関係がないとは思わない。しかしそのことは「差別する側の心理」を無効にするわけではないのである。
 もしかして「いじめ」にも通じる「差別の心理」。古くて新しい問題である。

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紙の本

差別はなくなりませんよ。

2006/08/25 01:25

10人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BCKT - この投稿者のレビュー一覧を見る

I なぜユダヤ人を嫌うのか
II ユダヤ人と「民主主義」
III ユダヤ人とはなにか
IV ユダヤ人問題はわれわれの問題だ
 Jean-Paul Sartreはパリ生まれ(1905-80年)。妻はシモーヌ・ド・ボーヴォワール。フッサール(現象学)とハイデッガー(存在論)に影響された。第2次世界大戦中には捕虜を経験し,脱走に成功(41年)。共産主義への傾斜が,アルベール・カミュやメルロ・ポンティと決別させた。構造主義の台頭とともに,サルトルの実存主義は思想的に退潮。なんだ,おフランス思想も流行なのか・・・。原著_Reflextion sure la Question Juive_は,53年刊行。著者49歳の作品。訳者は東京生まれ(27年)。早大文卒(51年)。ソルボンヌ大学文学部留学(52‐4年)。専攻はフランス演劇史。訳書刊行当時は,早稲田大学文学部教授。生きているなら,06年で79歳。
 趣旨は,ユダヤ人差別の現状への告発。共産主義にのめり込む哲学者らしく,理性的かつ論理的かつ実証的に,ユダヤ人差別がいかに無根拠かを論じている。ユダヤ人のあくどさって,捏造された虚像というのが現在の研究者たちの共通理解のよう。でも,サルトル先生,反差別論=理想的平等論が理念的であり,したがって唯物的ではありえない限り,妥当性は持ちえません。ユダヤ人が誰なんだか,僕の友人にもいるのかどうか,僕はわかりませんし,あんまり気にもなりません。でも,そういや,在日の朝鮮・韓国人に対する差別も似たようなもんだ。在日の奴とは付き合った経験はありますが,だからと言って,僕が理想的反差別論者だということにはならないでしょう。差別はなくなりませんよ。転職先である現職での僕の立場は,ドイツの不法滞在トルコ人とほぼ同じです。石こそぶつけられてはいませんが,同僚諸氏によるパワーハラスメントは強烈です。市場のイドラがいかに強烈か,まざまざと感じられる今日この頃です。(812字)

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起こる理不尽

2017/08/13 19:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る

取り敢えずなんというか、ユダヤ人が抱えている問題が想像以上に重い物だというのがこの本でわかった。
理解出来たかと言われると多分理解は出来ないのだろうけど、読んでぼんやりと思ったのが、この問題が起こる原因を小さい単位で見ていくと、いじめとかと繋がる物が有るなと思った。
産まれながらにして自分は一定の他者よりも優位に立っているという考え方はどこにでもあるのだなって感じだし、スケープゴートにされた方からしたらたまった物では無いなと。
これは根深い。

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2011/10/16 20:28

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