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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1977
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/285p
  • 利用対象:一般
  • フィルムコート不可
文庫

紙の本

光る声 (新潮文庫)

著者 真継 伸彦 (著)

光る声 (新潮文庫)

税込 264 2pt

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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紙の本

魔法の世紀だった

2014/11/04 22:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

フルシチョフによるスターリン批判があって後に、ハンガリー侵攻が起きた。それを疑問に思わない人は幸せだが、要するに世の中にはお追従だけで世渡りするものと思っていて、何が正しいかを考えることもないし、批判を我が身に顧みることもしないという人がたくさんいるわけなので、それを思えばおかしなことは無いのだが、当時のまじめな人たちは大いに悩んだ。
共産国の人間がみな共産主義者でもないし、共産党員でさえそれはしばしば怪しく、それもソ連でも日本でも同じことだ。そんなことが言えるのも現代になってからこそで、そもそもプロレタリアート革命というのが推進勢力にも反対勢力にも現実性をもって想像されていた時代であり、一種の人の心を支配する魔法の蔓延した世界だったと言えなくもない。
主人公はさらに党主導部の戦略の失敗も指摘するが、成熟した資本主義社会で革命が起きるとしたら、世界では例の無いことであり、それを成功させられないことをなじってもしょうがないことで、そういうことをどのあたりまで当時認識できていたのかは考えさせられる。
いや、いや、これは魔法の世界だ。
革命も聖戦も武士道も、なんでそんなものに一生懸命になれるのか理解できないのは、僕らの方が不幸なのかもしれない。いや、経済も世間体も自分探しも同じかもしれない。
この主人公のように論理の権化となってさえ、その信じるものが空洞なのだとしたら、近代以降に組み立てられた民族、国家、階級、個人といった概念がすべからく幻想なのだと言われかねない。とにかく疑ってかかるのがポストモダン世代の宿命であるが、ああ、魔法。
理屈は半端ではないのだ。経済全体を捉え、ヒューマニズムを信じ、人々にとっての革命の意味、自分と革命の関係、恋人との関係それらを統合して生き方を見つけようとしているのだが、しかしそれは辿り着かきえない未来を目指していたにすぎないのではないか。
彼らも、作者もそれは気づいていたはずで、それでも進むことしかできない追い詰められかたがここにあったのは、まさにこの時代に彼らの取り分であるはずの工業化社会の庶民を取り込んでいく、巨大な現代宗教に分け入っていく描写に示されていないか。こちらは正真正銘、本物の魔法である。まさに科学が敗れ、魔法が跋扈するのが現代だった。まったく洒落にならないのである。

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