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紙の本
温かさの中の一抹の哀愁
2001/11/21 07:28
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投稿者:紗斗実 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ムーミン谷の童話集で、九つの話が入っています。
多少子どもには難しそうな話もあります。スナフキンの一抹の寂しさと、それにもかかわらずやっぱり自由と孤独を愛する姿や、自分の大切なお気に入りの持ち物が多すぎて臆病なフィリフヨンカが台風で全てをなくしたとき、泣きながらも身軽になった自分に自由を感じるなど、大人には共感できる話ですが、子どもには少し理解しにくいかもしれません。
全体的に、温かさの中にちょっぴり哀愁を漂わせる話が多く、とてもいい作品集です。