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紙の本
日々の羅針盤
2001/12/13 13:31
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:歳三 - この投稿者のレビュー一覧を見る
言志四録は、江戸末期の大儒である佐藤一斎が四十余年にわたって綴った語録であり、幕末を動かした人物の中にも、信奉者が多かった。西郷隆盛などは、その典型であろう。
行動へと駆り立てるパワーと、春風の如くひとに接する情を、独特の論調で示してくれるこの書は、時代変われども、必ず多くの人々に何かを与えてくれる筈である。
若者の読書離れが、懸念される中、日本の宝とも云える、このような好著を、できれば若年のうちから、手にすることは、大いに意義のあることと考える。
日に日に、さりげなく開いた一頁でもよい、佐藤一斎との会話をしてみようではないか。
川上正光氏の解説も、気取りがなく、実に懇切丁寧、わかりやすく説いてくれている。
まずは、気楽に古典と向き合ってみようではないか!
紙の本
宝の山
2015/08/11 07:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:milesたか - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんな自己啓発関連本がでているが
この言志四録のみですべてをカバーできるのではないか。
原文、訳、コメントが順にあり、非常に参考になる。
このなかからいくつもの座右の銘を発見できるはず!
齋藤孝の新書解説本を手に取りながら読むと理解がスムーズかも・・・
紙の本
江戸時代の儒学者、佐藤一斎によって書かれた今も指導者のバイブルとして名高い名著です!
2020/03/12 16:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、江戸時代に儒学者であった佐藤一斎によって著された全4巻に及ぶ大著の現代語訳版の一冊です。『言志四録』は、『言志録』、『言志後録』、『言志晩録』、『言志耋録』という4冊を総称した名称で、同巻はその中の『言志録』の内容を分かり易く解説したものです。ちなみに講談社学術文庫では、それぞれが現代語訳で出版されており、全4巻シリーズとなっています。同巻は、全246条の語録から構成され、著者が42歳(1813年)から53歳(1824年)までに執筆した内容となっています。今も「指導者のためのバイブル」と呼ばれ、読み継がれている名著をぜひ、この機会に読んでみられては如何でしょうか。