紙の本
良い本。
2004/11/04 18:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こうみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この話は、作者が44歳のときに書いたものらしいのですが、児童文学でも奥が深くて、物語に出てくる登場人物たちが望む勇気やハートや脳みそは、もう自分が持っているという話で、目標を持って発奮して進んでいくさまが読み取れて、そういう日常生活にも通じる人間の気持ちがふんだんに入っていて、オズの魔法使いは改めて名作だなと思いました。
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(内容)
カンザスの少女ドロシーは、たつまきに家ごと巻き上げられ、落ちたところは、不思議な魔法の国オズ。エメラルドの都に住んでいるオズの支配者、大魔法使いのオズ様なら、カンザスに戻る方法をご存知かもしれないと、一路エメラルドの都へと向かう。途中、同じくオズ様にお願いがあると言う仲間が増え、みんなで旅を続ける。一行を待ちうける数々の冒険。
果たしてオズ様には無事に会うことができるのか。ドロシーはカンザスに戻れるのか、旅の仲間たちの願いはかなえられるのか?
(感想)
教訓や道徳が散りばめられていたそれまでの子供向けの童話と違い、純粋に子供達を喜ばせるためだけに書かれたこのお話。シリーズ1作目です。さすがです。面白いです。次々と待ちうける困難、勇気と知恵とやさしさでそれを乗り越えていく主人公達。大人でも充分楽しめます。
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以前ハヤカワからでていたシリーズ(実は長いんです)が子供の頃大好きでした。ハヤカワ版の表紙が素敵だったのですが…。虹の娘ポリクロームが好きだったなぁ。
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オズの魔法使いです。このシリーズは大好きです。かなり有名な作品で様々な出版社から本が出ていますね。自分が好きな出版社を探すことをお勧め。私はハヤカワ。オズの魔法使い以外の作品が入手不可?ショックです。早川書房のがいいのにぃい
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実は全14巻もある「オズの魔法使い」シリーズ。中学〜高校時代に夢中になって集めた。集めた理由は、話の面白さとハヤカワ文庫版は表紙イラストが素敵だったから。
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「オズの魔法使い」は、シリーズになってて、全部で14巻もあるって知ってました???友人に聞いて驚いたら、早速貸してくれたので、ちまちまと読んでいる。まだ読了してないけど。とりあえず、「オズの虹の国」「オズのオズマ姫」「オズのエメラルドの都」まで読んでみた。なかなかナンセンスだったり、教訓めいていたり。おもしろいといえばおもしろい。しかし、世界観としては、「不思議の国のアリス」の方が好きだなー。なんとなく共通点を感じるけど。アメリカ的(オズ)なのと、ヨーロッパ的(アリスの違い? (2005 Jun-Sep)
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おなじみの「オズ・シリーズ」。全14巻を持ってます!第1作のこの本は、知らない人はいないでしょう…。ハヤカワの佐藤高子さんの訳文は、日本語も美しくて読みやすくオススメ。何もかも忘れて、ドキドキワクワクの世界へ参りましょう!
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映画やミュージカルでも有名な童話、『オズの魔法使い』の原作本です。
カンザス州に住む少女ドロシーは、竜巻に巻き込まれオズの国へ飛ばされてしまう。途中で出会った「脳」のない案山子、「心」のないブリキの木こり、「勇気」のないライオンと共に、それぞれの願いを叶えるためエメラルドの都へと目指す…。
初版1974年発行のものなので、訳が古臭い感じがするのは否めませんが、ボームの14作すべて刊行されているのは早川書房だけですので、続けて読みたい方には是非オススメします。
(といっても続刊はすべて廃刊してますが…)
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詳しい話を忘れていたので読んだ。
きこりさん、フィアンセのところへ帰らなくてよかったのかしら・・・?
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ドロシーと愉快な仲間たちの冒険。何となくは知っていましたが、詳しく知らなかったので読んでみました。登場人物がみな個性豊かでしたね。物語の進行もスピーディーで一気に読めます。全体的に読み手を楽しませようという工夫に満ちていました。挿し絵も良い感じです。……それにしても、まさかオズの正体があんなのとは。。。
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大人なってから読むといろんなところにこの物語の中からの引用があるのだと気がつく。シリーズを全部読みたいが絶版で一部しか手に入らず残念。
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「オズの魔法使い」は小さい頃、絵本で読んだことのある有名な童話ですが、こんなに沢山の話が詰まった本だとは知りませんでした。
作者はこの本の序文で「今日の子供たちを喜ばせることのみを目標として書かれたもの」と書いていますが、まさにその通りの楽しい話とユニークな国やキャラクターが次々登場する物語で、とても楽しく読めました。
途中、「そんな無茶な!」とか「おいおい…」とつっこみたくなる場面もあるんですが、そこがまた面白いんです。童話を読んで笑っちゃうなんて思いもしませんでした!
そして私が一番気に入ったのは、挿絵。お話に合った可愛い絵が描かれていて、それを見ているだけでもオズの世界が楽しめます。
次に一番驚いたのが、この「オズの魔法使い」実はオズシリーズ14作中の第1巻なのだそうです。更に作者死後、数人の作家によって26作書かれ、オズシリーズは全部で40冊もあるとか!!
とっても有名で身近だと思っていた童話が、こんなにも奥が深い作品だったとは驚きです。読んでよかった。
是非大人にも手にとってもらいたいオススメの1冊です。
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こどもの時に読んだ際はただ楽しい本でしたが、
大人になって読んでみると、それぞれの登場人物がお互いに関わりあいながら成長していく姿に気付かされるところがたくさんある物語です。
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エメラルドの都、西の魔女、ブリキの木こり、かかしの脳みそ、弱虫のライオン、銀の靴のかかとを三回鳴らすと願いがかなう。出版から100年以上たった現在もなおたくさんの他作品に影響を与え続ける、アメリカ児童文学の金字塔。
ドロシーの靴は本の中では銀色だった気がするけど…、と思い調べたらミュージカルなどでは舞台映えを考慮して赤であることが多いらしいです。
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確信は持てないのだけれど、おぼろげな記憶によると、これがたぶん俺の原点のはず。
とうとう読み出したのだが、記憶がよみがえってくる。
ケシ畑で寝てしまった臆病なライオンが助けられる所まで読んだけど、なかなかに面白い!
ラストが若干物足りないか。