サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 3件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1955/05/05
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/256p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-302041-3
文庫

紙の本

好色一代男 (岩波文庫)

著者 井原 西鶴 (作),横山 重 (校訂)

好色一代男 (岩波文庫)

税込 935 8pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー3件

みんなの評価3.4

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

世界之介参上

2008/11/20 22:59

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

いわゆるところ女偏歴の物語ということになっていると思うが、僕が読むとこれは旅の物語になるのだ。もっとも正直に白状すれば、この岩波文庫版の原文では恥ずかしながら意味がよく読み取れてない部分が多い。自分を例にするのもなんですが、これから読む人には現代語訳(吉行淳之介とか)をお勧めします。
主人公の世之介は、幼い頃から京、大阪あたりをふらふらと遊び回っているが、そのうち勘当されたり、出家するはめになったりして、諸国を流浪せざるを得なくなり、またまた膨大な資産を得るとふらふらと遊び回る。それは駿河、江戸はもとより、信州、新潟、水戸、西は小倉、博多へと。どこへ行っても女郎、花魁、素人など縁があってか好んでか遊びまくるのだが、その土地ごとに風物、習俗は様々で、人もいろいろ。関わり方も千差万別で、まさに遊びを尽くすと言うにふさわしい。それだけの遊びが若い時から出来るというのも、好きだからというだけでなく、言葉、立ち居振る舞い、教養、風流、気遣いと、あらゆる点で人の心を捉える才能があってこそなのも、きちんと描写されているのが侮れないところ。特に遊び場の頂点に立つ太夫に心通わせられるのは、やはり並大抵ではないのだ。才あって様々な経験ができ、経験がまた人格を育てるというのが、この世之介の生涯を通じて感じられる。
そして土地折々の遊びどころ、それぞれの性格、風情もあれば、京などの都会への憧れもある。そこの頂点たる太夫の言動はやはり艶やかで、これがとてもトキメク。特になんといっても京の吉野太夫。いなくなると京から桜が消えたようだと言われるほどの美女。たまりません。
そうやっていろいろな土地のいろいろなシチュエーションで女(遊び)を描いているとも言えるし、女を通じて日本中を描いているとも言える。だから世之介の「世」は、浮世の「世」かもしれないが、世界の「世」じゃないかなんて気もするのだ。女と世界というのは不即不離、一つながりのものとして捉えられているのかもしれない。いや、きっとそうだ。西鶴にとっても、女を描こうとしたのか、世の中を描こうとしたのかなんて区別も無いのだ。世界とはすべからく堪能すべきもので、十分濃厚に味あわせてくれる。
ところで文章が読みにくい一因は、西鶴が俳諧出身ということによるのだろうか、読む時のリズムで文を区切っているせいがあるように思う。逆に言えば、それこそ謡うようなリズムで読み進めれば一層心地よく感じられるということだろう。残念ながらその境地には至りませんでしたが。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2020/09/28 20:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2023/08/18 09:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。