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紙の本
梓弓とは、一弦の琴であり、打ち鳴らす音楽がトランス状態に関わる。 確か最近、弓神楽のレコードが出たはず。
2024/02/04 06:36
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投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、民俗学的に文献を読みつつ、フィールドワークを重ねた、ドキュメンタリーのような本である。
作者は、外国のしかも女性というハンデを背負いながら、憑霊儀式の現場、憑き物祓いの現場、山岳信仰の現場に足を運び、当時すでに失われつつあった風習を、いきいきと書き留めてる。
これらのほとんどは今はもう残っていないか、形骸化してると思われる。
この本は『日本の憑きもの』などと共に、日本シャーマニックな空間を知るためには必読の本だろう。
膨大な参考文献から伺えるように、十分学術的な本であるが、臨場感のある文章は、読み物としても面白い。
その後同時代ライブラリーに収められたようで、そちらの方が入手しやすいと思います。探してまで読む価値あり。