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  • カテゴリ:幼児
  • 発行年月:1980.2
  • 出版社: ほるぷ出版
  • サイズ:20×25cm/1冊
  • 利用対象:幼児
  • ISBN:4-593-50125-3
絵本

おどる12人のおひめさま グリム童話

税込 1,320 12pt

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みんなのレビュー26件

みんなの評価4.5

評価内訳

紙の本

とっくり見入ってしまいます。

2015/09/11 17:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る

お気に入りの絵本です。おひめさまひとりひとりのドレスや仕草に思わず見入ってしまう絵本です。細かく描き分けられていて文章中のおひめさまと照らし合わせて読むことも出来ます。なにより夢のような光景が頭の中でも想像しやすく素敵な気持ちにさせてくれます。

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紙の本

美しい名作

2015/05/21 22:08

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても美しい絵本で、何度でも読み返したくなります。

12人のお姫様たちが、とても繊細に美しく描き分けられています。謎を解くために姿の消える魔法の上着を纏った兵士を探す楽しみもあり、趣深い絵本です。終盤の、兵士とお姫様とのやり取りは洒脱で、思わず微笑んでしまいます。そして、もう二度と訪れないお姫様たちを虚しく待ち続ける12人の王子たち。。。

美しい絵と文章が調和した名作だと思います。

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紙の本

女の子へのギフトにもお勧め。

2015/05/08 03:39

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:パギー - この投稿者のレビュー一覧を見る

エロール・ル・カインの綺麗な、繊細な絵で、娘も大好きです。幼少をアジアで過ごしたせいかアジアっぽい雰囲気があり、ヨーロッパや北米の絵とは微妙に違います。娘は8歳ですが時々、出して眺めています。大人でも何度眺めても飽きないような絵。原画は無理ですがコピーでも大きな絵にして部屋に飾りたいくらいです。

最近はヤンチャな女の子も多いようですがお姫様は一応、どの女の子も通る道ではないでしょうか。お誕生や贈り物にもお勧めです。

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紙の本

鈴の音が聞こえるような銀色の魔法

2004/06/22 21:17

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

エロール・ル・カインの魔法を特に強く感じるのは、『まほうつかいのむすめ』『アラジンと魔法のランプ』といったオリエンタル絵画風の絵なんだけれど、本書のような、明るくて軽やかな趣の絵も素敵です。金と銀の鈴が、しゃんしゃんしゃんと鳴っているみたいな感じ。カラフルな絵の光彩がとても綺麗で、グリム童話の森の中ってこんなに明るかったっけと、話に出てくる森の中の景色に見入ってしまいました。

お話は、こんなふうに始まります。
12人の美しいお姫様たちは、ひとつの部屋に、12のベッドを並べておやすみになります。ところが朝になると、お姫様たちの靴は、まるで一晩中踊り明かしてきたみたいにぼろぼろになっているのでした。「うーむ、なんでだ?」と首をひねった王様は、この謎を解き明かした者には、娘のひとりを妻にとらせようとおふれを出しました。そこへ早速やって来たのが……。

グリム童話の話も軽い、ユーモラスなタッチのものなんだけど、それに付けたエロール・ル・カインの絵が、ハリウッドのミュージカル映画でも見ているような明るさと楽しさにあふれているんですね。なかでも、森の中のシーンを描いた絵の美しいことったらありません。金色の木の葉、銀色の木の葉と、光がさんざめくみたいなきらびやかさで、うっとりしてしまいます。

最初のほうに登場したおばあさんが、おしまいのほうでちらっと姿を覗かせていたり、台詞のないラストの一枚で「あらあら、そりゃ途方に暮れちゃいますよねー」とくすりとさせてくれたりと、エロール・ル・カインの茶目っ気も感じました。

最近、安房直子さんの物語の数々にすっかり夢中になったせいでしょう。エロール・ル・カインが、安房さんの「天の鹿」や「銀のくじゃく」の話に挿絵を描いてくれたら、どんなにか美しい絵を描いてみせてくれたことだろうと、ふと空想をはためかせて(飛ばして?)しまいました。

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紙の本

「大人の女」のお姫さま

2002/01/30 03:12

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:モンク - この投稿者のレビュー一覧を見る

 小さいころ、夜この本を持って布団にもぐりこんで読んでいたことを、懐かしく思い出されます。エロール・ル・カインの絵がとても細やかで、鮮やかで、お姫さまは柔らかくしなやかに描かれていて、その世界が絵本の中に収まりきれずパァーッと夜の闇に広がっていく気がしてどきどきしたものです。
 この物語に出てくるお姫さま達は、よくある大人しくて真面目なお姫さまと違って、みなボンドガールのようにクールで、決して足跡を残さないようにうまく細工をしたり、夜遅くまで遊んでいたり。でもそんなお姫さま達も、秘密の遊びを見破った聡明な兵士に出会うことで世界が変わっていくのです。

 夜な夜な、地下の世界で踊っていたお姫さま達も、そんな楽しい時間が過ごせなくなることはとても名残惜しいけれど、新しい世界を受け入れることでまた新しいたのしみを知ることができるのです。。
 それはこんなお姫さま達のように、欲求に正直に楽しい時間を送ることを夢見る女の子も、いつまでも「夢見る夢子ちゃん」で「自分の世界」に居続けることはできない、「他人」と出会っていくことによって世界を広げていくこと、それはとてもすばらしいことだよといっているのかもしれません。だから、お姫さま達が、名残惜しい少女時代をさらっとすてて新しい世界をうけいれる強さがとても素敵だと思ってしまうのかもしれません。

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2005/07/20 00:18

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2006/03/04 21:05

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2006/07/21 15:47

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2006/10/25 00:57

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2007/10/11 05:46

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2008/01/12 11:35

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2009/08/23 19:49

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2009/09/24 15:51

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2010/10/13 17:55

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2011/05/08 22:24

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