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著者 ジョン・ヴァーリィ (著),冬川 亘 (訳),大野 万紀 (訳)
残像 (ハヤカワ文庫 SF)
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みんなの評価4.6
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評価内訳
2010/08/03 02:17
投稿元:
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美しいイメージにあふれたSF短編集。どれも面白かった!!。表題作も良かったけど、“八世界”ものが気になるな〜。ということで『ブルー・シャンペン』をポチッ。
2013/05/27 12:22
「カンザスの幽霊」 「空襲」 「逆行の夏」 「ブラックホール通過」 「火星の王たちの館にて」 「鉢の底」 「歌えや踊れ」 「汝、コンピューターの夏」 「残像」 「カンザスの幽霊」 メモリイ・レコーディングに対する認識が、自身と地続きの存在ではなく、「過去のある時点であなたの人生ラインにあたらしい人間を接ぎ木する」ようなもので、すべては別の人間でしかないとあり、そこをめぐる思いや物語が面白かった。ゲームのセーブ&ロードのように、好きなときにセーブして、死んだらそのデータからスタートできても、最後にセーブしてからのことは記録に残っても記憶にも経験にも残らない。 SFを使った架空の想定だけど、こういうのはじれったいようなむずむずするような気分とともにどこか迫るものを考えさせる。 作中に登場する環境芸術というのも、環境や生態系を操作する壮大な芸術活動であり、短編一本で終わらすのはもったいないアイディア。 「空襲」 希望の物語。相手の意思の有無を無視し、一方的に託すものではあるけど。 「逆行の夏」 水星を舞台にした青春SF。既読だったけど、あらためて読んだらとても良い作品だと認識。 考証みたいなことはしてないけど、水星で生きるために身体をおおう「服」や、社会や星の描写がしっかりしていて面白い。なによりも「水銀河」に行ったときの場面は白眉。子どもたちの遊び場であるというそこに主人公たちは行くのだけど、その遊びかたというのが泳ぐように滑るというもの。周りの描写とともに、まったく別世界の出来事なのに、ここには確かに夏がある。そして、子どもの夏の終わりの寂しさも。 「ブラックホール通過」 宇宙での孤独とロマンス。 「火星の王たちの館にて」 火星を舞台にしたサバイバル。これはけっこう好き。不可解な生物が発生した理由と、その結果もたらされた最後のありようが好い。 「鉢の底」 こちらは金星が舞台。爆発宝石をとりにきた男と少女の物語。 「歌えや踊れ」 これも良かった。土星で共生生活を送っている人間&植物生命体?がたぐいまれな芸術を生み出すことができ、それは一体となった精神の産物。そこにさらにシナプチコンという音楽メディアがからんでいく。SF読んでると音楽SFは好きなのが多いかも。 「汝、コンピューターの夏」 本やポスターなどいろんなものに現実世界からのメッセージが現れるというのは面白かった。映像のほうが奇妙な感覚になれてより面白そう。 「残像」 傑作。 人類学者の面白い民族誌を読んでいるかのような興奮。 盲目で耳も聞こえない人々のコミューンが作り上げた社会は、社会組織から生態系(部屋のなかの蜘蛛も)まで独自に構築されている。メインとなるのはコミュニケーションなのだけど、そこが突き抜けすぎていて、突き抜けた先にSFが出てきていると思った。 「かれらは肉体で話していた。わたしが考えていたように、手だけではなかったのだ。どこであろうと、他人の身体に触れられている肉体のあらゆる部分でコミュニケーシ���ンが行われていた」
2015/02/03 21:35
特に表題作の残像はいい 表紙 6点鶴田 一郎 展開 8点1978年著作 文章 8点 内容 800点 合計 822点
2019/10/18 14:33
表題作の「残像」について。全ての人に読んでもらいたい。反面、私の心の中にしまい込んで誰にも見せたくない。そんな大切な作品に出会えた気がする。感想を書きたいけど文才もないし、今後読む人に先入観を与えたくないのでやめておく。表題作以外も全て良作で、短篇集としては殿堂入り。
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