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二重人格 改版(岩波文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 23件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1981.8
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/326p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-326132-1
文庫

紙の本

二重人格 改版 (岩波文庫)

著者 ドストエフスキー (作),小沼 文彦 (訳)

二重人格 改版 (岩波文庫)

907(税込)

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みんなのレビュー23件

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評価内訳

紙の本

ドストエフスキーの境界線無効化テクニック

2007/08/14 16:51

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sanctusjanuaris - この投稿者のレビュー一覧を見る

『二重人格』は、ゴリャートキンという下級役人の精神的破滅に至るまでの生活が描かれる。
岩波文庫の解説者も指摘しているが、ドストエフスキーの作品の特色は現実と非現実の交錯だ。どの描写が現実あるいは非現実か分からないシーンが頻見される。
『二重人格』はゴリャートキンの混濁した視点をよく出している。新ゴリャートキンなる人物が突然登場する。彼は実在しているのか、それともゴリャートキンの妄想なのかよく分からない。(私は、実在していると思って読んだし、読後の今もそう思っている。)主人公ゴリャートキンの前に何度も仇敵として現れる。
都会に住む人の人格は、往々にして、ドッペルゲンガーとして現れる新ゴリャートキンと、劣等感にさいなまれながら栄達を妄想する当のゴリャートキンとが混在しているものなのだろうかと思うことがある。善良・素朴でこじんまりした自分に誇りを抱きつつ、うまく立ち回れると信じ、自分を落としいれようとする敵がいると警戒する。
『二重人格』は、妄想じみた現実、現実じみた妄想が混在しあっている描写をする。それによって『二重人格』は、リアリティと妄想の境界線をラディカルに曖昧化する。むしろ無化すると言っていいかもしれない。
リアリティと妄想は、『二重人格』において、お互いにエネルギー資源を供給し合うシステムとなり、最後までゴリャートキンの不思議な世界が展開されていく。
都会的人格の持ち主は『二重人格』を読むと、何かをつきつけられた気分になるのではないだろうか。

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紙の本

自意識の分裂が生んだ滑稽な悲劇

2003/06/19 09:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:king - この投稿者のレビュー一覧を見る

「貧しき人びと」に続く、ドストエフスキーの第二作。「貧しき人びと」が大絶賛を持って迎えられ、「新しいゴーゴリの出現」とまで評価されたが、一転この作においては酷評を受け、現在もほとんど読まれない作品であるらしい。当時の批評界の重鎮ベリンスキーに「幻影的色調」を欠点として酷評されたという。しかし、私にはそれが面白い。分身を扱った幻想小説である。
九等文官ゴリャートキンのもとに、姿形が同じであるばかりか、同姓同名の「贋」(あるいは「新」、もしくは「堕落した」)ゴリャートキンが現われるというのが導入である。新ゴリャートキンは「旧」ゴリャートキンと対照的な性格であるばかりか、あらゆる面で彼の邪魔をし、陰謀を企て、彼を破滅に陥れていく。

分身が現われたのは、彼が恥辱の底にあった時である。関係の深い人物のパーティに招かれていない事を知り、無断で侵入するが、あえなく排除されてしまう。小心者で臆病なゴリャートキンだが、自分の道を正しいことであると思い、官僚制のなかでうまく立ち回り陰謀や風評でのし上がる者たちを軽蔑している。だが、その世界の中で人一倍栄達の意志を持っていることも確かで、それが彼に奇妙な卑屈さと反転した自意識を与えているのだろう。そのため、パーティの席から追出されたことなどは彼に大きな恥辱と衝撃を与えるのである。

パーティの席上から追出される場面は狂騒的な群衆描写と、気づかぬうちに追出されてしまっているというドストエフスキーにしばしば見られる大げさな書き方がなされている。彼の恥辱を描くやり方というのは、そうした形でパロディかと思われるほどの極端な書き方である。いや、実際「貧しき人びと」と「二重人格」はゴーゴリの直接的なパロディでもあるようだ。ドストエフスキーのパロディ的資質、と言えるだろうか。自然に描く、もしくは自然主義的なリアリズムではまったくない。

私が好きなのはそのような恥辱を描く時のグロテスクで滑稽なやり方だ。単に悲劇的にナルシスティックに描くのではない。あらゆる衆人環視のなかでえぐり出される恥辱を、哀しい笑いを通して見る時、何とも言えない感覚を抱く。笑いつつも哀しみをこめて、それを見るドストエフスキーの視線と共に、読者もそれを見ずにはいられないのである。それはまた人間の二面性をえぐり出す。自分自身では悲惨であると思っていたところで、他人からすれば単に滑稽でしかないという構図が、衆人環視と主人公の関係から浮き上がってくる。「地下室の手記」での酒場でのやりとり、「罪と罰」でのマルメラードフ一家の葬式の強烈な印象を残す場面などである。

とつぜん現われた分身との絶え間ない争いのなかで、えぐり出されてくるのは、ゴリャートキン氏の二重性でもある。分身である贋ゴリャートキン氏は明らかに、ゴリャートキン氏の羨望した姿であり、最も望んでいながら自ら軽蔑していた姿だった。自意識の分裂が生んだ滑稽な悲劇である。彼は自分自身によって引導を渡されるのである。誰かによって裁かれ、その判決に不平を言うというようなことにはならない。おそらくそのためであろう、この小説の末尾は以下のように書かれている。

「ああ! 彼はずっと以前からこのことをすでに予感していたのである。」

ずっと以前というのは一体いつのことなのか。この小説が始まった時点か。おそらくそうではないだろう。もっと前から、何かしらの予感として、自らのうちにこの結末=死刑判決を意識していたのだろう(私はここにおいて、あのカフカ「審判」の最後の文章を思い出す)。ゴリャートキンの抵抗はすべてにおいて失敗し、完全な敗北を喫する。誰か他人に裁かれたのではない。もう一人の自分によって過剰な自己意識を裁断されたのだ。
これはまた「地下室の手記」へと続く、ドストエフスキーの主要なモチーフであると思う。

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紙の本

二重人格

2001/03/01 22:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:55555 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ドストエフスキーは第2作目で二重人格を書いた。ドストエフスキー本人は気に入っていたのだが、あまりロシアでは評価はされなかったようだ。ドストエフスキー(ロシア1821−81)初期の傑作。

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2007/08/14 19:21

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2009/09/30 00:00

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2008/02/06 20:28

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2010/10/07 12:04

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2008/05/21 23:45

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2014/12/25 22:13

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2008/06/03 15:06

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2008/09/03 16:29

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2014/01/05 23:11

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2008/12/10 14:28

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2010/06/20 03:36

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2012/08/18 23:25

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