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皇帝のいない八月(講談社文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1981.9
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/315p
  • 利用対象:一般
  • フィルムコート不可
文庫

紙の本

皇帝のいない八月 (講談社文庫)

著者 小林 久三 (著)

皇帝のいない八月 (講談社文庫)

389(税込)

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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紙の本

国家が守るもの、奪うもの

2014/02/01 17:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

博多から東京に帰る寝台特急で、自分のいる一車両まるまる奇妙な男達が席を占めていることに気付く。携帯電話なんてない時代のことだから、一度乗ってしまえば東京までの十数時間をほとんど密室で過ごすことになるが、様々な手掛かりから自衛隊の隊員が東京に集結してクーデターを起こすのではないかという疑惑に辿り着く。途中の駅で降りることもゆるされない軟禁状態の中で、その真相を探るための一団の男達との緊張が、前半の盛り上がりになる。
そして全国的なクーデターの実状が掌握され始める後半では、その計画を潰すだけでなく、計画があったことそのものを世間の眼から隠し通そうとする、政府との三角関係の戦いとなる。
この時代にあってもエジプトやタイなど、軍事クーデターというのが起きる国はある。ナポレオンの時代ならいざ知らず、グローバル経済の波の中では、それぞれの専門性のある人間がチームで立ち向かわないとを泳ぎ渡っては行けないというのに。それが体感できているからこそ、二二六事件も三島事件も、大衆にとっては賛同も共感もできないスキャンダルでしかなかった。
それでも正義感が溢れ実行力も持ってしまう人々はいて、対になるようにクーデターのイデオロギーを否定するのに熱心な人々もまたいたりするのは、結局彼らの暴露するところに後ろ暗さを持つ者だ。
つまりどんな権力も組織防衛、自己保身のために次々と秘密を作り、組織内の人間は行き過ぎた自己同一化により組織を守ること自体を目的とするようになり、権力の主体であるはずの国民の存在との関係を逆転させてしまう。
実際にあった三無事件や三島事件をリスペクトしながら、このあらゆる権力の陥る罠と、一方でクーデターの主謀者達を突き動かしているのも精神的なコンプレックスであることも明かされていく。どんな政治的対立も、分解していくと個々人の内面の問題にいきついてしまう。それはエンターテイメント小説として必要な構造でもあるかもしれないが、そこにリアリティがあるのだとすれば、やはり現実においても人間の内面に向けた想像力を欠いた叙述は空虚と言わざるを得ない。
クーデターのために東京まで寝台特急で行くというあたりはなんだか牧歌的なのだが、主人公が銅の買い付けでチリに滞在したときのクーデター体験など、いろいろ泥臭く、生活感のある視点により、信頼を寄せられるものが感じられる。

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