サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 13件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1982/03/01
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/210p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-325741-3
文庫

紙の本

死霊の恋・ポンペイ夜話 他三篇 (岩波文庫)

著者 ゴーチエ (作),田辺 貞之助 (訳)

フランス文学の魔術師テオフィル・ゴーチエ(1811‐72)の傑作短篇5篇を選び収める。ヨーロッパでもっとも傑れた吸血鬼小説の一つと賞される「死霊の恋」、青年のよせる烈しい...

もっと見る

死霊の恋・ポンペイ夜話 他三篇 (岩波文庫)

税込 726 6pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

フランス文学の魔術師テオフィル・ゴーチエ(1811‐72)の傑作短篇5篇を選び収める。ヨーロッパでもっとも傑れた吸血鬼小説の一つと賞される「死霊の恋」、青年のよせる烈しい思慕に古代ポンペイの麗人が甦える「ポンペイ夜話」など、いずれも愛と美と夢に彩られたあでやかな幻想の世界へと読者をいざなう。【「BOOK」データベースの商品解説】

収録作品一覧

死霊の恋 アレクサンドル・アントノーフ 出演 5−61
ポンペイ夜話 ニーナ=アガジャーノ・シュトコ 原作 63−112
二人一役 ジョン・リード 原作 113−130

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー13件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (6件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

死霊と悪魔の間の快楽

2009/08/01 15:33

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

「死霊の恋」は創元推理文庫「怪奇小説傑作集」にも収められているインパクト強い作品。美貌と恐ろしい力を持った女と激しい恋に落ちるが、それは女の死後になって成就する。女はその甘美な時間を永続させるために、さらに恐ろしい行為を求めてくる。しかしこの話でいちばんすごいのは、死女に誘惑される司祭の方でそれを恐怖と感じておらず、むしろ儚く燃えた記憶として残っていることだ。恋のためには死も背徳も恐れないことが、まったく当たり前のことのように語られる。周囲からもそれを責められることもなく、しかしまあ自分が死んじゃってはねえ、というのが心配されるせいぜいのところ。たしかにその官能の魅力は、指が触れられただけ全身が震えるような、すべての至上とするのも当然と思われるだけの夢のような時間を約束する。
「ポンペイ夜話」では、ポンペイ遺跡から発掘されたビーナス像のひとかけらの美しい曲線に魅せられた男が、なんと火山噴火前のポンペイの町に彷徨い込む。かなりフェチズム的な要素もあり、またこれも死者との恋とも言えなくもない。主人公は自分の置かれた状況はさておき、愛の世界にどんどんのめり込んでしまうのがなかなか実直だ。
夢の世界から現実へ侵入してくる死霊、あるいは古代都市の滅亡というシチュエーションは、そこに幻想的な美でもあるが、未来を感じることのできない刹那的な美でもあり、そのために更なる昂まりがもたらされる。とめどのない享楽は恐ろしくなるほどだ。
「コーヒー沸かし」も、束の間の逢瀬がもたらした歓びをこの世の外に求めざるを得ない結末は残酷だが、僅かな時間の牢獄に囚われて生きることへの憧れをそそる。
幻想そのもののまがまがしさよりは、その働きによって露出され肥大していく歓びを謳っていくといった作風だろうか。一方で「一人二役」「オニュフリユス」では、狂気が幻想を生むのか、悪魔が狂気をもたらすのかを揺れ動く。快楽にしろ苦悩にしろ、生気に溢れた物語たちだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/10/18 03:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/12/17 14:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/08/20 15:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/11/13 18:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/09/23 12:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/02/03 21:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/09/03 13:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/01/22 15:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/10/13 09:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/12/15 19:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2022/06/21 17:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2023/02/24 02:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。