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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1978
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/397p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-11901-8
文庫

紙の本

赤後家の殺人 (創元推理文庫)

著者 カーター・ディクスン (著),宇野 利泰 (訳)

赤後家の殺人 (創元推理文庫)

税込 946 8pt

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (0件)
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  • 星 3 (1件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

呪われた部屋vsH.M

2013/10/23 18:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:atsu - この投稿者のレビュー一覧を見る

一人で中に入った人間は必ず死んでしまうといういわく付きの「赤後家部屋」
所有者の貴族の戯れで集められた関係者の中から、トランプで選ばれた一人が、
その部屋に入るこことなった。その中には名探偵ヘンリ・メリヴェル卿(通称H.M)の姿も。果たして、部屋に人が入った数時間後に、その人物は死体となって発見されてしまう。
現場に居合わせながら殺人が起きてしまうという失態を犯したH.Mは、何としてもこの事件の謎を解かんと執念を燃やすが、なにぶん被害者以外の人物には全員鉄壁のアリバイがあり……
通常考えられるトリックは、部屋に何かしらの仕掛けがしてあり、それをいじった被害者が殺されてしまうというものだが、そこはミステリの巨匠ディクスン、ひと味もふた味も捻ったトリックで読者を楽しませてくれる。
古典で翻訳も古く、現代の読者には読みづらい箇所もあるが、複雑な人間関係はとりあえず、どうやって殺人が行われたのかというハウダニットに焦点を絞って読み進めてみてほしい。

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紙の本

魅力ある謎

2001/08/25 23:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤスフミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ミステリを読む上で『魅力的な謎』というのは欠かせない要素です。裏表紙に、とても魅力的な謎が書かれてあったとき、思わずその本を手にとってしまうこともあるでしょう。この『赤後家の殺人』はそれを満たしている作品です。この作品を紹介するとき、この「謎」以外のことは何も言わなくても、相手にこの作品を読みたいと思わせることができるのです。
 その謎とは……「部屋が人を殺す」。

 その部屋に独りで入った者は必ず死んでしまう。二人以上で入ったときには何も起こらないのに、独りで入ったときにだけ、その人を死に至らしめる部屋。これまでの歴史の中で何人の人を殺してきたか。そして今、その部屋に入ろうという者たちが現れた。彼らはトランプで、その部屋に独りで入る者を決める。その中に、カーター・ディクスンの創造した名探偵、ヘンリ・メリヴェル卿もいるのだ。

 そして再び……謎の死。

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2010/07/07 22:14

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2010/06/10 13:59

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2022/03/30 00:04

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2024/01/27 16:15

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