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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1982/01/01
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/467p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-10303-0
文庫

紙の本

グリーン家殺人事件 (創元推理文庫)

著者 ヴァン・ダイン (著),井上 勇 (訳)

ニューヨークのどまんなかにとり残された前世紀の古邸グリーン家で、2人の娘が射たれるという惨劇がもちあがった。この事件を皮切りに、一家の皆殺しを企てる、姿なき殺人者が跳梁す...

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グリーン家殺人事件 (創元推理文庫)

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商品説明

ニューヨークのどまんなかにとり残された前世紀の古邸グリーン家で、2人の娘が射たれるという惨劇がもちあがった。この事件を皮切りに、一家の皆殺しを企てる、姿なき殺人者が跳梁する。神のごとき名探偵ファイロ・ヴァンスにも、さすがに焦慮の色が加わった……。1ダースにのぼる著者の作品中でも、1、2を争うといわれる超A級の名作。【本の内容】

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みんなのレビュー60件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

最強の「古典ミステリ」

2002/03/09 08:14

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:modern - この投稿者のレビュー一覧を見る

 これほどに端正で高貴な推理小説があるだろうか。ヴァン・ダインの第三作にして黄金時代のアメリカを代表する作品である。確かにそのあまりの「形」の美しさ故、現代のミステリに慣れた読者の目にはカタルシスや驚きの全く無い、つまらない作品として映るかもしれない。だが、この作品の価値はそんな陳腐な「謎解き」などにはないのだ。全体に漂うおどろおどろしい雰囲気、美術学、犯罪学に彩られたペダントリー、そして圧巻は後半、探偵ファイロ・ヴァンスが事件に関する事実を98の項目に分けて提出した文書である。この98個の要素を正しい順番に「並べ替える」ことによって事件は解決する。はっきり言って「はったり」である。だがヴァン・ダインの魅力は「はったり」にこそあるのだから、この趣向はこたえられない。はっきり言ってこれからミステリを書こうとしている人や、ミステリ・ファンになろうとしている人にとっては、下手な学術書なんかより何倍も役に立つ作品であろう。まさに「最強」である。

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紙の本

名作です

2019/08/30 00:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねったいぎょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

グリーン家の屋敷で次々と殺人が起こるという話で、今では珍しくない設定ですが、この時代では画期的だったかもしれません。犯人はすぐにわかってしまいましたが、それでもかなり楽しめました。ベンスン殺人事件、カナリヤ殺人事件に比べて、格段にレベルが上がった印象です。名作ですね。

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紙の本

また一人消えて…

2002/03/31 21:20

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シャーロック - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ヴァン・ダインの作品中、『僧正殺人事件』と双璧をなし、傑作の呼び声も高い名作。それが、本書『グリーン家殺人事件』である。

 ニューヨークの真ん中に屋敷を構え、三代も続いたグリーン家であるが、もはや昔の栄光は見る影もなかった。今館に住むものは、堕落しきり、互いに憎みあいいがみ合う、グリーン家の末裔の若者4人養女1人。彼らを抑えつけ君臨する、口やかましいグリーン婦人。加えて彼らのために働く執事、召使い、料理女…。陰鬱な空気のひしめくグリーン家で、ある夜、長女と三女が何者かによって銃で襲われ、長女が死亡するという事件が発生する。警察ははじめ、単なる物取りの犯行と考えていた。しかし、探偵ヴァンスはそうではなかった。ヴァンスが危惧していた通り、またも事件が起こった。今度は長男が銃殺されたのだ。しかし悲劇はこれで終わりはしなかった…。

 ミステリーの古典ともいえる作品。全体に陰鬱なイメージが広がり、終始それが晴れることがなかった。ストーリーはとても緻密に練り上げられていて、付け入る隙を与えない。次から次へと犠牲者が増え、容疑者が次第に減っていくスリルは抜群だ。

 しかし、殺人が増え、容疑者が減るスリルとは引き換えに、失った楽しみがあるのもまた事実。ミステリをかじったことのある人には、あまりに容疑者が減ったために、結末を読む前に犯人の目星が付いてしまうという恐れがあるのだ。それゆえ、この作品を本当に心から楽しむ特権を持つのは、今までミステリーをほとんど読んだことのない、ミステリ初心者だけかもしれない。もちろん、ミステリ通が読んでも納得の名作であることは、確かであるが。

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紙の本

古めかしいが面白い

2020/06/29 01:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鶯色 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーの古典だと知らずに読んでいたら、途中で面倒になっていたと思うような、美術評論的な長い例えが多い。
会話から、主人公が魅力的な人物には思えず、書き手の説明によってでしかイヤな人回避ができなかったが、周りの人物はとても魅力的で、特に愚直な感じのするヒースやそれぞれの得意とする仕事を泥臭くやっているように描写される警察の面々は、出てくるたびにどんな表情を描写されるかを楽しみにして読み進めた。
推理やトリックは、古典だけにどこかで読んだことのあるものだったが、初めて読むのに初めて感が全くなく、最初に仕上げた人の凄さを感じた。
特に、殺人と手掛かりとなる伏線とをいくつも設けつつ、それらを回収して組み立てていくのは、例えの美術蘊蓄が煩わしくはあるが、途中で読むのを止められない面白さと勢いがあった。
全体を通して、かなり言い回しが古く、時代に沿った引用も多いので、どういう状態や皮肉を表しているのか理解するのに時間がかかるが、今と違う価値観やヒエラルキーのようなものを想像したり、時代の空気などを感じるのにはよかったと思う。
ポワロやホームズは、探偵に魅力を感じて、その挙動に注目して読み進めたが、3冊読んで尚その気持ちが湧いてこない。
なぜだろう?と思いつつ4冊目を読もうと思う。

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紙の本

ヴァン・ダイン、この程度か?

2017/01/01 17:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

どんよりとした空気の漂う古邸グリーン家で起こる連続殺人事件。
連続であっけなく家族が殺されていく割に、謎だ謎だというばかりで一向に捜査は進みません。
せめて少しづつでも捜査が進む途中で次の犯行が起これば面白みも続くのですが、途中で飽きちゃいました。
拳銃が見つからないとかいいながら、開かずの部屋は調べない、邸周辺も調べない、犯罪のあった部屋の捜査もおざなり。
ミステリを楽しく読ませるという点で、エラリーやアガサに遠く及びません。
ヴァン・ダイン、この程度か?

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紙の本

古典

2001/07/05 11:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽあろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 大富豪の屋敷で連続殺人が起こる。その後多くの作家に模倣され本格ミステリーの王道となったパターンである。それだけに、今読むと、あまりにありきたりに見えてしまう。犯人も、すぐにわかってしまうのが残念。

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