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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1981
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/294p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-11811-9
文庫

紙の本

皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫)

著者 ディクスン・カー (著),井上 一夫 (訳)

皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫)

税込 660 6pt

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著者/著名人のレビュー

今日は不可能犯罪ミス...

ジュンク堂

今日は不可能犯罪ミステリの巨匠、ディクスン・カーの誕生日です。
カーは1906年11月30日生まれ。
ちなみに、彼が生んだ名探偵H・Mのモデルと言われている
ウィンストン・チャーチルは1874年11月 30日生まれ。

古典ミステリには欠かせない存在のカー、のはずですがその代表作は
今日書店でお目にかかれない物がなんと多いことか!
こちらの『皇帝のかぎ煙草入れ』は、比較的入手容易にして代表作の一つ。

殺人事件の犯人に仕立て上げられる無実のヒロイン。
確たるアリバイがありながら、ある事情でその事を証明出来ない。
ヒロインに感情移入しながら読み進むと、驚くべき結末が――

アガサ・クリスティーは、「このトリックには、さすがのわたしも脱帽する」
と賛辞を送っています。
カーの代名詞である密室は出てきませんが、その驚くべき発想力を実感する1冊です。

【折々のHON 2010年11月30日の1冊】

みんなのレビュー48件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

ミステリ初心者からおすすめします

2006/11/23 23:43

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中乃造 - この投稿者のレビュー一覧を見る

細かな神経を払っての読書に不慣れでも大丈夫、なおかつ本格の醍醐味も味わえる、美味しい作品だろう。二〇〇六年十一月現在は生誕百年にあたるので、カー未体験という人にはよいきっかけかもしれない。
ミステリに関して不案内者である私にしてもそうだ。しかしカーを読むと意気込んでも作品が多いので選ぶのが難しく、通じた友人にかねてより薦められていたこの作品を手にした。解説には「カーの作風を好むと好まざるとにかかわらず、異色作として好評をもって迎えられた」とあり、カー初体験である私個人においても大好評だった。

話は善良な夫人イヴ・ニールを中心にして廻る。彼女は窓から、向かいの家で婚約者の父親が殺されるのを目撃した。ところがその時イヴの部屋には別れた前夫が押しかけてきていた。数々の証拠からイヴは犯人と目されてしまうが、証を立てられない。そして心理学の第一人者であるキンロス博士が事件の真相を明らかにする。

探偵役の肩書きから、心理戦が展開されるものだと思い込みながら読み進めた。これはあながち間違いではない。核は人間心理の面白いところに纏わっているし、真犯人はじめ人物各々の胸中には、知ればホーと溜息が出てしまう複雑さがある。しかしそこに留まらず、解きほぐすための鍵がばっちり用意されている。申し分ないロジックもある。なるほどと腑に落ちる読後感には、これが本格かと嬉しい高揚があった。
乱歩の文章が解説に引かれており、作品を受け容れながらも「不自然のきらいな読者には、この手品趣味がばかばかしく感じられるかもしれない」と評しているから、私の感想が対ミステリとしてどこまで妥当か解らない。しかし確かに、心理的な大枠と解く鍵の兼ね合いがどこか手品っぽい印象を与えるな、とも納得する。

登場人物達が興味深い。私は海外小説に対しても少しの苦手意識がある。言動が不可解で人物像が見えてこないということがしばしばあるからだ。しかしこの作品はそうではなく、各人に対し好感やら嫌悪感やらいろいろ抱くことが出来て、ったくこの男はよぅ! と悪態をつきつつ楽しめる。少年のような男性は魅力的だがただのガキは願い下げである、表面に騙されてはいけない……などと妙に感じ入ってしまった。いや、これが本筋から離れているかと言うとそうでもなく、このあたりイヴの性質引いては人間心理をよく表していて、大変面白いのだ。

謎解きが主眼ではあるが、イヴはどうなるか? という面でサスペンス調をも味わえる。ドンパチや渦巻く陰謀といった派手さはないものの、展開は間違いなくスリリングだ。「カーの作風を好むと好まざるとにかかわらず」というよりも「本格ミステリを好むと好まざるとにかかわらず」楽しめる小説に違いないと思った。

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紙の本

シンプルながらも納得感の高い本格ミステリー

2021/04/10 08:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

自宅の窓から、向かいの家の部屋で殺人が行われるのを目撃したイヴとその前夫。いろいろな経緯により、犯人に疑われることになったイヴ。怪奇的な要素もなく、また謎の魅力はカーにしては乏しいものの、事件解決に至る道筋はまさに正統派本格ミステリー。カギを握るのは被害者の側で粉々に壊されていた鍵タバコ入れ。犯人とそこに至る推理を聞けば至ってシンプルながらも納得感も高く、さすがカーと言われるできの良作に思いました。

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紙の本

やっぱ、黄金期はいいね♪

2002/07/30 12:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る

久々に読むと、やはり黄金期の作品はいいですねえ…。
過去の名作を色々読み返したくなりました。

というわけで、今回はカーの作品の中でも異色作とされている
「皇帝のかぎ煙草入れ」を読んでみました。現代の新本格の作家の
作品で異色作なんて言ったら、とんでもない作品が出てきそう
ですが(笑)、さすがに黄金期の作品、安心してどっぷり作品世界を
楽しむ事が出来ます。

放蕩でいい加減な夫と離婚したイヴは、お向かいの家の青年トビイと
婚約して今度こそ幸せな家庭を作ろうとしていた。しかしその矢先に、
トビイの父親が殺されてしまう。その直後の状態を、前夫と一緒に
寝室から目撃したイヴは、身の潔白を証明する事が出来ない。
心理学者キンロス博士が事件の謎に迫る!

今の時代から見ればたわいの無い事かも知れませんが、時代背景が
ぴたりとはまってイヴの美しさと気高さが際立つ作品です。特に
謎を解体する場面で、情景を照らし出す、灯台の光が実に印象的な
効果をあげています。ラストもイギリス&舞台になっているフランスを
上手く使用したと言える、さすがの作品ではないでしょうか!

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紙の本

クリスティも脱帽したトリック

2002/02/27 23:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キイスミアキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 通りの向いには、婚約したトビイ・ロウズとその家族たちが暮している。離婚した前の夫が、無くしたと言っていた鍵で寝室にやって来たとき、イヴ・ニールは声を挙げることすらできなかった。心優しいロウズ家の人たちには、前夫ネッド・アトウッドが自分の寝室にいることを知られたくなかったのだ。
 
 自分との復縁を迫るネッドは、寝室のカーテンを開いて、向いの家へ大声を挙げると脅迫し、実際にカーテンを開く。その瞬間、イヴは婚約者の父親が殺されるところを目撃してしまう。不幸な偶然が重なり、容疑者となってしまうイヴは、前夫の存在を公言することもできず、自らの潔白を証明することができなかった。
 
 かのアガサ・クリスティに、《このトリックには、さすがのわたしも脱帽する》と言わしめた、密室の巨匠ディクスン・カーお得意の不可能犯罪、不朽の名作。
  
 
 探偵は、ダーモット・キンロス博士、イギリス人で心理学の大家である。ウィンポール街で開業しているというから、名士相手の医師か、腕のいい名医だろう。友人のゴロンが言うには、過去に三人の犯人を捉えることに成功しており、それもボタンのかけられていなかった等の些細な問題から、心理学的な見地で真相を見抜く力を持っているという。
 
 全編を通して感じられるのは、人物像の形成にそれほどの描写が尽くされていないことだろう。純粋に本格を書き続けたカーらしく、事件の解決に必要となるような情景の描写、建物やその室内、調度品や小物といった舞台装置の描写は細緻ともいえるものだが、舞台上の人間たちに関しては単純化したシルエットだけを描くに留めている。人間の形成に比べて、建物の描写が見事というのは、密室の巨匠としてのカーを考えると興味深い。
 
 建物を描写する上手さというのは、カーがもう一つの十八番としていた歴史物でも見事に発揮されており、堪能することができる。カーは、古めかしさ、怪しさ、堅牢な質感といった雰囲気を表現する確実な筆力を持っている。
 
 この作品には、優れた心理的トリックが使用されている。クリスティが驚嘆したというのも首肯ける、後の作家たちにも大きな影響を与えた一つのオリジナル、原典だ。日本の新本格と位置づけられている作家たちも、『皇帝のかぎ煙草入れ』で使用されているトリックの亜流とも換骨奪胎ともいえるような仕掛けを使用している。
 
 心理的なトリックが明かされることで、意外な犯人の姿が見えてくる、そんなラストがこの作品にも用意されている。本作でカーの創りだした不可能犯罪は、容疑者となるイヴ以外の人物には、到底殺人という行為を犯すことができないという状況である。血痕やアクセサリーの破片など、物理的に完璧だと思われる状況証拠があり、どう見てもイブ以外の人間が犯人だとは考えられないのだが、真犯人は別の人物であり、読者は意外なトリックと犯人に驚かされる。
 
 本作で注目すべきは、密室の中での殺人といった一般的な不可能犯罪という面よりも、この人物以外には殺人は不可能であるという、殺人を実行できるのは一人のみという状況を創り上げておいて、実は他に可能な人物がいたのだという、逆説的な不可能犯罪が披露されていることだろう。このような構成によって、無実の人間が苦心し、事実を手繰り寄せようという人物が登場し、すべての集束するラストでやっと犯人の名が明かされ容疑者の無実が証明されるという、サスペンス的な感覚に溢れたストーリーが創作されている。倒叙推理的な面白さも持ちえている──『皇帝のかぎ煙草入れ』を評価する際には、忘れてはいけない優れた点だろう。

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