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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1984/08/01
  • 出版社: JULA出版局
  • サイズ:18cm/160p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-88284-070-7

紙の本

わたしと小鳥とすずと (金子みすゞ童謡集)

著者 金子 みすゞ (著)

わたしと小鳥とすずと (金子みすゞ童謡集)

税込 1,320 12pt

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みんなのレビュー92件

みんなの評価4.6

評価内訳

紙の本

森鴎外は言う。 「童謡は詩の芽である」

2009/04/13 18:14

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サムシングブルー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 金子みすゞさんは、明治36年山口県仙崎村(長門市仙崎)に生まれました。仙崎は日本海に面した漁師町です。本屋を営む母に育てられた彼女は、小さいころから本が大好きでした。女学生を卒業した彼女は、下関の本屋さんの出店で働きながら、西條八十が選をしている雑誌『童話』に童謡『お魚』を投稿します。その作品は、西條八十に絶賛されましたが、彼女は26歳の若さで亡くなってしまいます。みすゞさんの512編もの童謡は、児童文学者・矢崎節雄さんによって、後世に残りました。
 あとがきで、矢崎節雄さんはおっしゃっています。「童謡は詩です。リズムのある詩です。だれにでも、わかることばで書いた詩です。じぶんのリズムで、読んだり、うたったりできる詩です。みすゞの童謡は、みすゞのいのりの詩だった。」

『星とたんぽぽ』

 青いお空のそこふかく、
 海の小石のそのように、
 夜がくるまでしずんでる、
 昼のお星はめにみえぬ。
   見えぬけれどもあるんだよ、
   見えぬものでもあるんだよ。 (一部抜粋)

 まわりから土がなくなり、草木がなくなり、小鳥の声が聞こえなくなってしまった今、金子みすゞさんの童謡は、地球のいのちの声となって、私たちの心に、あたたかくひびきます。

 童謡集を読んで、心に残ったものをひとつ。

『夕顔』

 お空の星が
 夕顔に、
 さびしかないの、と
 ききました。

 おちちのいろの
 夕顔は、
 さびしかないわ、と
 いいました。

 お空の星は
 それっきり、
 すましてキラキラ
 ひかります。

 さびしくなった
 夕顔は、
 だんだん下を
 むきました。


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紙の本

わたしはすきになりたいな

2011/03/28 08:07

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 東北関東大震災のあと、TVのCMが自粛されました。変わって流されたのがACジャパン(旧公共広告機構)のいくつかのCMで、繰り返し放映されることで苦情にもなったようですが、繰り返しされることで自然と頭にはいってしまった詩があります。
 「「遊ぼう」っていうと/「遊ぼう」っていう。」で始まる、金子みすゞさんの詩もそのひとつ。
 これは「こだまでしょうか」という題名の詩で、あのCMではその全文が紹介されています。
 この『わたしと小鳥とすずと』という詩集にも収められています。金子さんの柔らかな感受性がにじみでた、いい詩です。

 この詩集には思い出があります。二年あまりいた福島での仕事を終え、職場を去る際に共に働いていた人からこの詩集を頂きました。
 今回福島は大きな被害に見舞われています。ただ誤解してはいけないのは、福島というのは大きな県ですから、福島県すべてが被災しているような印象をもつべきではないでしょう。金子さんの詩のように、元気な福島の人たちがこだまのようにして被災された福島の人たちを励ましています。
 福島の人たちが黙々と頑張る人たちです。私も職場でどれほど助けられ、勇気づけられたことでしょう。
 きっと福島の人たちはこの「困難」を乗り越えるにちがいありません。

 この詩集にこんな詩があります。「みんなをすきに」という詩です。
 「わたしはすきになりたいな、/何でもかんでもみいんな。」で始まり、「ねぎも、トマトも、おさかなも、/のこらずすきになりたいな。」と続きます。
 その理由を金子さんは最後の段でこう書いています。「世界のものはみィんな、神さまがおつくりなったもの。」と。
 流された町々、壊れてしまった家々、それでも私たちは金子みすゞさんのように「わたしはすきになりたいな、/何でもかんでもみいんな。」と云いつづけたいと思います。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。

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紙の本

金子みすゞの詩にあるもの

2009/08/03 01:11

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:春子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 金子みすずさんの詩は天文学者佐治晴夫先生の講演で知りました。20年くらい前だったと思います。その頃まだ金子みすずの名はほとんど世に知られてませんでしたがその講演でのお話は単なる天文学のお話ではなくて金子みすずの詩を宇宙とともに語るという素晴らしいものでした。お話のあいだ中涙が止まりませんでした。その佐治先生がこの本に出てくる「はちと神さま」の詩をバチカンでイタリア語に翻訳してローマ法王にお話ししましたら、たいへん感動してくださった、ということが矢崎節夫さんの「金子みすゞをめぐって」という本にありました。

はちと神さま

はちはお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土べいのなかに、
土べいは町のなかに、
町は日本のなかに、
日本は世界のなかに、
世界は神さまのなかに、

そうして、そうして、神さまは、
小ちゃなはちのなかに。


本当に素晴らしい詩ですね。ローマ法王ならずとも涙がでてきます。
金子みすゞさんの優しさや深さはどこから来るのでしょうか。宇宙の深いところからくるのでしょうか。
 最近、「不落樽号の旅」(フラクタル号の旅)(岩男潔著)という本を読みました。爆笑小説なのですが、どこか金子みすゞさんの詩に通ずるところがあるような詩(織田修二 作)もありました。

*****

君にそして僕に


君に そして もちろん 僕にも
これから先 長い道を歩む
いろいろな事にぶつかる
苦しい事もあるだろう
楽しい事もあるだろう
汚い事や醜い事
時には死にたくなるような事だってあるかもしれない
そしてこれらは君が人間である限り
ごまかしのない人である限り
一生涯つきまとうのだ
でも捨てまい
人生を捨てまい
愛する君が一生懸命生きているという事だけで
僕は 僕の生きる価値があるような気がする
愛する君が一生懸命生きるから
僕も一生懸命生きようとする

君にそしてもちろん僕にも
恐れちゃいけない 欺かれるのを
恐れちゃいけない 傷つくのを
騙されたくらいで殻をかぶるのはよそう
自分本位の意固地な殻を
君が若者ならば
これから生きる若者ならば
のびのびと自由に生きよう
あらゆる偏見や けちくさい見栄から離れて
自由に
そして何でも恐れず
ありのままに見つめる素直な目で
真実を見抜こう
わずかにのぞく真実を
それを礎に自分の総力をあげて
人生を築きあげよう
そこから始まる
真の創造が
偉大な創造が


*****
金子みすゞさんの洗練された詩とは表面上は異なりますが、どこか通ずるようなものがあって、この詩も好きです。

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紙の本

捉われのない心

2011/01/17 15:18

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みどりのひかり - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私、”みどりのひかり”が書きました「般若心経物語」に、金子みすゞさんの「星とたんぽぽ」と「大漁」の詩を引用させて頂きました。

 「星とたんぽぽ」の詩の深さや拡がり、「大漁」の詩の考えさせられる内容に大きな感動がありました。

 また、この本の題名となっている「わたしと小鳥とすずと」の詩のように、捉われのない心で、それぞれの良さを表現したところも素晴らしいと思います。この世界の深さに、深く生きていることに感動します。

 般若心経物語も金子みすゞさんの本も、切ないこと、哀しいこと、素晴らしいこともあるこの世界に生きる中で、「ほんとうに大切なもの」は何かということを伝えようとしています。

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紙の本

素直になれる童謡集

2002/07/26 00:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る

私が初めて出逢った彼女の詩は、彼女がはじめて書いたという『お魚』。
“(前文略)けれども海のお魚は なんにも世話にならないし いたずらひとつしないのに こうしてわたしに食べられる。 ほんとに魚はかわいそう。”
これを読んだ時私はドキリとした。
それはこの詩が真実だから、である。

飾らない言葉。
くどさの無いすっきりとした流れ。
詩の優しさの中にひそむ意外な程の視野の広さ。

いろんな人に読んでもらって人それぞれの1番を見つけてもらいたいと思う。


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紙の本

純粋なきもち

2002/06/18 13:51

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:akira - この投稿者のレビュー一覧を見る

 詩がこんなにすっきりと入ってくるものかと思った。覚えやすいし、難しい言葉は使われてないし。すごく純粋なものを感じた。
 テレビで松たか子さんが主演していたのを見て、何度でも読んでみたくなり本を探してみた。ビニールのカバーがちゃんとついていて、どこにももっていける。
 こんないいのがあるんだよと、知らせたくて手紙の最後にひとつ書いてみた。

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紙の本

再購入です。

2022/04/03 11:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る

2年担任した卒業生がほしいというのでもっていたものを記念にあげました。
金子みすゞを授業で扱わなくても毎年手に取る児童が何人もおり、彼女の詩がより多くの世代に語り継がれていくんだろうと思います。

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紙の本

書道家の金澤翔子さんをきっかけに。

2016/11/21 23:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みきママ - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔持っていたこの本を再度購入しました。素敵な詩集ですね。

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紙の本

何十年たっても色褪せない言葉があります。

2015/01/05 14:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:連佳 - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供の頃から大好きな詩集です。友人へのプレゼントの為に、再購入しました。
『土と草』、『つもった雪』など、胸を打つ詩で溢れた一冊です。

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紙の本

心が澄んでくる。

2002/01/28 23:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あゆりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 彼女の詩は、とても私の胸を打った。私が初めて読んだのは、表題作「わたしと小鳥とすずと」。「すずと ことりと それからわたし/ みんなちがって みんないい/」個性は人それぞれ。比べられることではなく、みんな違って当たり前。没個性の時代に生きる私達現代人にとって、とても耳が痛い言葉だが、とても心に残る詩だ。

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紙の本

女性らしい優しい詩がいっぱい

2001/02/23 01:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私がこの筆者を知ったのは、雑誌の特集でだった。そこでおさめられていた「大漁」という詩。この詩の中で筆者は大漁の喜びの陰に隠れた海の魚たちの悲しみをよんでいる。
 華やかなもの目立つものの陰に隠れてしまったものを見る優しい視点に私は心打たれた。
 金子みすヾの詩はその後反響を呼び、国語の教科書にも掲載された。
 特に子供に勧めたい一冊。
 
 

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紙の本

この世にあるものすべてわたしはすきになりたいな

2001/01/12 11:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐藤凉子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

1980年代になって天才詩人として見出された童謡詩人金子みすゞ。
大正末期にたくさんの童謡をつくり26歳で自死した彼女は、
心の奥底にひらいた花を詩という器に掬い上げた。

たとえばよく知られた 「大 漁」——

  朝やけ小やけだ/大漁だ
    大ばいわしの/大漁だ。
      はまは祭りの/ようだけど
        海のなかでは/何万の
          いわしのとむらい/するだろう。

もうひとつ 「わらい」——

  それはきれなばらいろで、
  けしつぶよりかちいさくて、
  こぼれて土に落ちたとき、
  ぱっと花火がはじけるように、
  おおきな花がひらくのよ。

  もしもなみだがこぼれるように、
  こんなわらいがこぼれたら、
  どんなに、どんなに、きれいでしょう。

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2004/09/30 10:56

投稿元:ブクログ

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2005/03/07 11:09

投稿元:ブクログ

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2005/04/02 05:09

投稿元:ブクログ

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