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ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 59件
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  • カテゴリ:幼児
  • 発行年月:1984.11
  • 出版社: ペンギン社
  • サイズ:31cm/1冊
  • 利用対象:幼児
  • ISBN:4-89274-036-5
  • 国内送料無料
絵本

ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ

1,404(税込)

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みんなのレビュー59件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

大冒険

2016/03/15 06:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供のちいさな大冒険絵本です。大人にとっては、ほほえましい大冒険でも子供にとっては、とても身近な内容でおもしろかったようです。

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紙の本

ひたすらまっすぐ!

2016/04/06 12:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

おばあちゃんのおうちまでまっすぐというので、本当にまっすぐまっすぐひたすらに進むのが子供らしいですね。
道をはずれて大丈夫?なんて思いました。子供もつっこみを入れていました。

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紙の本

まっすぐ行こう

2016/11/30 16:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る

小さな男の子がおばあちゃんの家へ歩いて行く、小さな大冒険。
まっすぐまっすぐ行くはずが、途中であれあれ?大丈夫!?
次から次へと「こわいものかな?」という出会いのあるスピード感。
最後までワクワクと楽しめました。
特大チョコレートケーキのご相伴にあずかりたいです。

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紙の本

楽しくてほのぼの

2017/04/21 07:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nabe - この投稿者のレビュー一覧を見る

2歳の娘が食い入るように読みました(^^)
おばあちゃんにまっすぐ歩いてくるように言われて、道を外れても言われた通りにまっすぐ歩いて行く男の子。途中、おばあちゃんの家かな?と覗いた家は、犬小屋だったりハチの飼育箱だったり・・・男の子が「わあ!」とびっくりして逃げると、娘が大笑いしていました。
最後はおばあちゃんと美味しそうなチョコレートケーキを食べて、ほのぼのと幸せな気持ちになりました。

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紙の本

くりかえし、くりかえし

2017/05/31 21:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:atoz - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルのリズムの良さに、思わず口ずさんでしまいます。
子供の頃、誰もが一度は思ったことではないでしょうか。
なにがあろうとまっすぐに歩いてみるぞと。
そんなワクワクが鮮やかに蘇ります。
子供が楽しめ、大人は子供に帰れる一冊ですね。

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紙の本

まっすぐ歩いたらどこに着く?

2000/10/02 16:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:pot - この投稿者のレビュー一覧を見る

ほっぺがぷっくりかわいい男の子の表紙に、思わず手にとってしまいました。
お話は、いたって単純です。
おばあさんから、道をまっすぐ歩いて遊びにおいでと電話があって
男の子は、まっすぐまっすぐ出かけていきます。
でも、大人の思うような道なりのまっすぐじゃなくて、野を越え川超え山越えて。

無事に、おばあさんの家にたどり着いたとき、
「決まった道じゃなくてもいいんだ。自分の信じてるとおり行ってみてもいいんだなぁ」
なんて、大人の私も肩の力が抜けてほっとしました。

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紙の本

髪型が似ているんです

2001/05/24 09:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:warabe21 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 おばあちゃんから電話がかかってきて、「ぼく」はおばあちゃんちに一人で歩いて行くことになりました。

 おばあちゃんのおうちは、家の前の道をまっすぐ、まっすぐ、町を抜けたあとも、田舎道をまっすぐ、まっすぐ行くのです。

 途中で出会うもの一つ一つに、おっかなびっくりの「ぼく」。馬や犬のおうちものぞいたあと、ようやくおばあちゃんのおうちにたどり着きます。そこで、大きな大きなケーキをごちそうになるのです。

 「ぼく」の台詞だけの文章と林明子さんの絵から、「ぼく」の気持ちがよくわかる楽しい絵本です。

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紙の本

何歳でも、どういった楽しみ方でも、できる。上等の絵本って、こういう絵本のことをいいます。

2002/07/31 18:42

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まーしゃ@B◎◎KRACK - この投稿者のレビュー一覧を見る

人生ってこういうものかも、とおとなはしみじみできる1冊です。

「ぼく」のところに、おばあちゃんから電話がかかってきました。どう
やら「ひとりで遊びにおいで」と言われているようです。「おうちのま
えのみちをまっすぐ」くるように言われています。とにかく、まっすぐ
まっすぐ。

町の中の道をまっすぐいくと、田舎道。あれ? 「ぼく」は道を外れて
歩いていきます。「ぼく」にとっての「まっすぐ」は、道なりに行くこ
とではなくて、そのまま「まっすぐ」行くことのよう。とにかくまっす
ぐ進みます。…

おとなから見ると、道を外れてもまっすぐまっすぐ進む男の子に、何か
教えられるような1冊です。子どもは子どもで、ちょっとした冒険心を
満たされるように楽しんでくれます。

道を外れてまっすぐ行く男の子を待ち受けているのは、野いちごだった
り、小川だったり、ちょっとした山だったり、馬小屋だったりします。
自分なりに考えて工夫したり、自分で自分を励ましたり。おとなの目か
ら見ればいじらしいくらいがんばる男の子が、林明子さんの手で描かれ
ています。

けして高いところから子どもを見るのではなく、子どもの目線にそって
あたたかい目で描かれています。林さんの絵本を見ていつも思うのです
が、そこに確かに呼吸する子どもがいるんですよね。空気がある。だか
ら、ほんのちょっとした冒険でも、こちらは主人公の気持ちになっては
らはらしたり、がんばったりできる。

はらはらした後は、ちゃあんと受けとめてくれる人が待っています。お
いしいごちそうといっしょにね。

絵と文が分かちがたくいっしょになっている、ほんとうの意味での絵本
です。絵本というメディアを十二分に味わってください。

【B◎◎KRACK】 No.133 2002/05/22発行

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紙の本

こころに響く絵本。贈りたい1冊。

2003/03/11 11:24

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆきな - この投稿者のレビュー一覧を見る

すてきな題名です。
ちょっと大きめのサイズに、絵も文も ゆったりと配置されています。
おとなもこどもも楽しめて こころに響く絵本です。

おはなしのはじまりは 電話のベルが鳴りだすところから。
電話をとったのは 少年。かけてきた相手は おばあちゃん。
ひとりでおいでといわれ、どうやっていけばいいの?とたずねる少年に
おばあちゃんは こう答えます。

   おうちの まえの みちを まっすぐ いって
   いなかみちを まっすぐ まっすぐ

なかなか意味深なセリフです。
『まっすぐ』ということばがくりかえし使われ 強調されています。
気になって辞書をひくと、3つの意味がありました。

 まっすぐ(真っ直ぐ)
 1.少しもまがっていないこと
 2.途中でそれたり寄り道したりせずに行くこと
 3.正直で偽ったりごまかしたりしないこと

どの意味も当てはまるような気がします。
おばあちゃんのよびかけは、前に進むためのきっかけで
意味は自分で考えなさい、ということではないでしょうか。

少年のとった行動は3。いちばんむずかしい『まっすぐ』です。
絵をみる限りでは道をそれ、一瞬まちがったかのように見えてしまう選択。
それまで静かにきいていたこどもたちも、道からそれる場面だけ
「そっちはちがうよ〜」という声がでました。
でも、ページをすすめていくと、試行錯誤しながらもすすんでいく
少年といっしょになって 冒険をたのしんでいました。

無事に到着。おばあちゃんの家でのくつろぎのひととき。
少年の顔に注目してみてください。
自信に満ちあふれ、前よりもずっとおとなっぽくみえます。
テーブルの上にも注目!
ケーキの大きさも飲み物のコップも、おばあちゃん(大人)と同じです。
いちにんまえとして 認められた証拠でしょう。
少年は、たどりつくまでのできごとには触れませんが
人生の大先輩は、すべてお見通し。
愛情あふれる笑顔が そう語っています。

不安がふくらみ、前にすすむのがちょっとこわくなったとき 
私はこの絵本をひらきます。 少年の冒険は、
ちぢこまったこころをふんわりとやわらげ、前向きにしてくれます。
おとなにも こどもにも じんわり効きますよ。

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紙の本

まっすぐ進むのは難しい!!

2004/08/22 23:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桜元来 - この投稿者のレビュー一覧を見る

おばあちゃんからのお誘いの電話で、ひとりでおばあちゃんの家へでかける
ことになったぼく。
おばあちゃんの家へ着くために守ることは、「まっすぐまっすぐ行くこと」
   
おばあちゃんとの約束を守るだけでなく、ぼくは途中でおばあちゃんへの
お土産をみつけるということもやってのけ、川や山(子供にとっては大きな
もの、でも大人にとっては小さなものかも)を乗り越えるという冒険も経験。
“まっすぐ”に向かって、ぼくは迷うことなく進み続けます。
   
最後には、どうしておばあちゃんがぼくにお誘いの電話をかけたのかという
謎が解けるという、物語はこうあるべきというお手本のような、流れるよう
なお話です。

“まっすぐ”進むということは、思ったより難しいと思っている大人だから
こそ、ぼくのひたむきさにひかれる人は、多いのではないでしょうか。

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紙の本

小さな冒険にはたくさんの発見と素敵なお土産が待っている

2006/07/18 22:41

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チャミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

大好きな林明子さんが絵を描いている作品。
林さんらしく表紙をめくったところから、お話が始まっています。
電話でおばあちゃんとお話をしている男の子。
どうやらお誘いを受けたみたいです。
おばあちゃんちに行くには、家の前の道をまっすぐ行って、田舎道もまっすぐ。
まっすぐ、まっすぐ進めばおばあちゃんちに着くみたいです。
早速、でかける男の子。でも、でも、お花を見つけたところから、ちょっと方向が違うみたい。
蝶に囲まれたり、苺を見つけたり、川を越えて、丘を登り…ビックリすることにも沢山出合って、お土産も手に入れて、ワクワクドキドキの小さな冒険です。
さぁ、男の子は無事におばあちゃんに着けたでしょうか?
最後のページはニッコリする絵で締めくくられています。
そして、背表紙には…。もう男の子のお母さんならクスッと思わず笑ってしまうようなイラストが!
子供たちに読み聞かせたら、ふたりが同時に「そっくり、そっくり!!」を連発していました。そう、この絵本に登場する男の子が息子にそっくりなんです。。。。
きっと、男の子を育てているお母さんなら誰でも「ウチの子にそっくり」と思ってしまうかもしれません。
林さんの絵はそんな素敵な魅力を持っています。
マーガレット・ワイズ・ブラウンの小さな男の子の可愛らしさを存分に魅せてくれる物語が林さんの絵にぴったりです。
ぜひ、読んでみて欲しい絵本のひとつ。

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紙の本

ささやかな冒険

2010/05/27 21:19

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

次回(6月1日)のツイッターの大人絵本会のお題が『きょうはなんのひ?』だったため、
林明子さんの作品を何冊かまとめ読みしている。

私が今回手にしたものは、『きょうはなんのひ?』の他に、
『こんとあき』、『はっぱのおうち』、『まほうのえのぐ』、
本書である。

冊数の関係で借りてこなかったが、『はじめてのおつかい』にも目を通した。

5冊、6冊だけで、すべてを貫く特徴、などと書いてしまうと、
書きすぎかもしれないが、どこか同じにおいのする作品たちだ。

『きょうはなんのひ?』は、母親の姿が全面的に描かれているけれど、
今回読んだほかの作品は、子どもの世界が主役である。

『きょうはなんのひ?』も両親は子どもが仕掛けた手紙の世界にいるので、
子どもの世界といえるだろう。

『こんとあき』も本書も、おばあちゃんのところに向かうのだけれども、
出発のときは大人の姿は出てこない。

『はじめてのおつかい』もお母さんは買い物をして帰ってくる娘を待っている。

目的を持つ行為を子どもがひとりで成し遂げるところを見守るまなざしは、
本の中でも少し引いたところにあるのだが、
読み聞かせることになる親は、本の外からこの主人公たちを、
自分の子どもに重ね合わせて見守るのだろう。

『はっぱのおうち』と『まほうのえのぐ』もその子の世界を描いている。

その子の世界に自然と寄り添っている虫や動物たち。

幼い子は親に知らない、親には見えない自分の世界を持っているのかもしれない。

さて、本書は、Margaret Wise Brownの"Willie's Adventures"に収められた
3編の短いお話の中の"Willie's Walk"をもとに創られたお話であるという。

原書のぼくはウィリーということだが、
本書の絵の世界は不思議な雰囲気をかもし出している。

洋風なのだが、完全に日本と違う遠い異国という絵ではない。

どこか懐かしいような親しみが持てる雰囲気がある。

ぼくは、こてこての西洋人顔でもなく、こてこての日本人顔でもないけれども、
本当に身近にいそうな少年の顔をしている。

最初にぼくがおばあちゃんからの電話を取るところ。

壁におばあちゃんの写真を飾るのは日本ではあまりやらないし、
電話も白くてとてもおしゃれ。

本書が出た1984年は、私の家はまだ黒電話だったような・・・。

かと思うと、本棚のところに置かれているこけしが古風だ。

「おうちの まえの みちを まっすぐ いって」というところで、
ぼくは外を見るから、目の前の街並みがぱーっとまっすぐ広がるのだが、
この街並みがレンガ造りで、どう見ても日本ではない。

この導入は『こんとあき』と共通するのだが、
行ってらっしゃいと送り出す親の姿が出てこない。

自分で決めて出かけてしまう。

しかも、ぼくは、「いなかみちって こわくない?」
と聞くくらいだから行ったことがないのだ。

「どのいえが おばあちゃんの おうちか わらかない」状態で
ひとりで出かけてしまうのだ。

まっすぐまっすぐと歩いていくぼくの足元は石畳で、
横を通る家はとっても立派だ。

家の前の道を抜けると、
いきなりどーんと「いなかみち」なのである。

ぼくは、道々いろいろなものに出会いながら考える。

  これは なんだろう
  こわいものかな?

みんなはじめてのものなのだ。

でも、こわいから手を出さないなんてことはなく、
なんでもその持ち前の好奇心で試してみる。

このお出かけ自体がそうなのだ。

花はいいにおいがするからおばあちゃんにあげようと思うし、
きいちごも味見してみておいしいから
おばあちゃんにひとつのこしておこうと思う。

このいなかみちは描かれている以上の奥行きと広さを感じる。

遠くの景色の中にうすぼんやりと家が立っていたり、人がいたりして、
それぞれの営みを繰り広げている。

この絵の外に広い広い世界があるということを象徴しているかのようだ。

ぼくは遠くは見ていない。

目の前の新しいものを一心に見つめ、ただまっすぐまっすぐ歩くのだ。

ぼくがまっすぐ歩く道は、畑あり、森あり、川あり、丘あり。

山あり谷ありとまでは行かないけれど、
ただの平坦なまっすぐまっすぐではないのだ。

まっすぐ行ったら、いろいろな家にぶつかったりもする。

  ここが おばあちゃんの おうちかな?

目的地に着くまでに何回か繰り返されるお約束のシーンがかわいらしい。

そして、最後のぼくの言葉は、結構、味がある。

大人絵本読みなら深読みが展開できる言葉だと思うが、
最後の言葉は内緒にしておきたい。

結局のところ人は自分が思う通りの道を歩いていて、
途中どうあっても目的地には着く。

その目的地に着いたときどう感じているか、何を語るかは、
その人の性格を見事に表すのではないだろうか。

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紙の本

「あいたいな」のまっすぐな気持ちが好いのです。

2010/06/09 13:56

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildflower - この投稿者のレビュー一覧を見る

ペンギン社刊、マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの原作。
坪井郁美さんの翻訳です。

原題が「WILLIES's WALK」。
それが「ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ」になるんですね。
wildcatさんが書かれていますが、
これは原著だとWILLYくんの3つのお話のなかの1つです。
ほか2篇も気になりますね。

先行評のみなさん方が、すでに書いておられることではありますが
この「ぼく」が、おばあちゃんの家にむかって一途に歩いていく姿が
ひたむきで、やさしくて、微笑ましい物語です。

つりのズボンをはいた子どもが表紙でこちらをみつめています。
裸足で、きちんとまくった裾。手に靴ふたつと道で摘んだ花ふたつ。

いくつぐらいかな……。
つりのズボンから想像すると3-5歳?
「ぼく」はちゃんと自分で電話をとって
おばあちゃんから、ひとりでおいでと言われています。
ひとりで、おばあちゃんちへ出掛けていくというのは
林明子さんの『こんとあき』に似ています。
あちらは兄貴分のぬいぐるみの「こん」が助けていましたから
少々、あきちゃんは、この坊やよりは幼いように見えます。

一人だちして、冒険にでかけていける年齢……。
わりとしっかりしてますから、4-5歳かな。と想像します。
川に行き当たったときの彼は、まだ幼いようにみえますが
濡れたズボンのまま、靴も脱がずにずかずかと行ったりはしないのです。
(息子を育てていますと、それがどれほどおりこうさんかよくわかります。)
そんなあたりにも、ちょっと育ちのよさの見える坊やです。

一途で、疑いなく、まっすぐまっすぐ。
彼が辿っていったみちのりと同じように
彼自身のこころも、気持ちよいほどまっすぐなのです。

「いなかみち」に出たら、そこを行くのが
分別のわかってきた年齢の子どもたちがやることですが
そこに気づかずに逸れていく。それなのに迷いなく進んでいきます。
はやくあいたいな、という彼の思いが羅針盤になっているみたいです。

「まっすぐ まっすぐ」

どこまでも、一直線です。

「これは なんだろう こわいものかな?」

一人で出掛けていく先に、出逢うものが一つずつ珍しい。
まず、この「こわいものかな?」という言葉が出てきます。
おかあさん(ここの物語にはとうとう登場しませんが)が
いつもひとりでおそとは怖いものがいっぱいよ、とでも
言っているのでしょうか、ちょっと微笑ましい場面です。

実は怖くないものがほとんどです。
ひとつずつ、手足をつかって、目をつかって、口もつかってたしかめながら、
歩いていきます。
どこまでも、どこまでも、まっすぐいきます。

おばあちゃんの家、というのも
どんなところなのか分かっていないという設定にちょっとびっくりします。
……あり得ないですものね、ちょっと珍しい。

それだけに、いつのまにか「ぼく」の目線で
いっしょにどきどきわくわくと、おばあちゃんちに
読者もいっしょになって、どんどん歩いていけるんですね。

やっとたどりついて、おばあちゃんに会えたあと
素敵なごほうびにありついた「ぼく」のしあわせそうな顔が、
おもいっきり気張ってたのがほどけたようすにも思えて、
微笑ましさで胸がいっぱいになります。

おばあちゃんに会いにいきたい…と一途になるこどものお話の
いわば少女版、五味太郎さんの『はやくあいたいな』を読んだことを
思いだしました。
おばあちゃんと、孫のよおちゃんという少女がたがいに会いたくて
すれちがいながらもやっと会えた!という有名なお話ですが
この「あいたいな」のいっしょうけんめいが1冊まるごとまっすぐに
こちらに伝わってくるのがいいですね。

平和な、やさしい時代だったのだなぁと思います。

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2004/12/08 07:39

投稿元:ブクログ

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2008/04/10 09:25

投稿元:ブクログ

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