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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1975
- 出版社: 早川書房
- レーベル: ハヤカワ・ポケット・ミステリ・ブックス
- サイズ:19cm/425p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-15-000219-3
黄金の十二 世界短篇ベスト集 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ・ブック)
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紙の本
珠玉のアンソロジー
2001/12/25 18:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
解説によると、エラリー・クイーンが短編推理小説のベストを選ぼうと、推理小説通の人たちに作品を挙げてもらい、その中から重複の頻度の多かった十二作を“Golden Dozen”と題して出版したのが本書だそうです。
掲載作品は、バーク「オッタモール氏の手」、ポー「盗まれた手紙」、ドイル「赤毛組合」、バークレイ「偶然は審く」、バー「健忘症連盟」、フットレル「13号独房の問題」、チェスタートン「犬のお告げ」、ポースト「ナボテの葡萄園」、ハックスレイ「ジョコンダの微笑」、ベイリイ「黄色いなめくじ」、ベントリイ「ほんものの陣羽織」、セイヤーズ「疑惑」の十二作品。
どれも有名な作品で、あちこちのアンソロジーや短編集に収録されているので、一度読んだことのあるものがほとんどだったんですが、さすがは通と呼ばれていた人たちが選んだだけあってどれも水準以上のでき、ちょっと古めかしいのは仕方ないとして、再読でも楽しめました。
お薦めは、ありきたりだけど「盗まれた手紙」と「赤毛組合」と「犬のお告げ」、「黄色いなめくじ」と「疑惑」もなかなかです。
解説には、この十二作品を選んだ人たち一人一人がどの作品を推したのかが書いてあり、ほとんどは知らない人なんですが、中にはディクスン・カーやアンソニー・バウチャーなどの名前もあり、彼らがどんな作品を選んだのか、こちらも楽しめます。