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紙の本
メイスンの老後?
2002/07/09 23:43
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投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る
何じゃこれは…けったいなタイトルに否応なしに惹き付けられる。このタイトルの由来は、本のあとがきに書かれているが、なかなかおもしろいあとがきなので、これだけでも一読の価値有り。
非シリーズ物の長編。主要登場人物は、若い地方検事フランク、その妻ミルドレッド、そしてミルドレッドの祖父ウィギンズ。ウィギンズは、探偵好きのおせっかいなじいさんで、孫の検事夫妻の迷惑も顧みず、事件の捜査にしゃしゃり出る…というユーモラスな話。
ペリー・メイスンが歳を取ったら、ウィギンズ老のようになるのでは…という意味でも興味深かった。つまり、普段はおとなしく隠居しているが、警察を手こずらせる難事件が持ち上がると、とたんに目を輝かせて捜査に乗り出し、息子/娘である検事/弁護士には嫌がられ、奥さん(もちろんデラ)からは「年寄りの冷や水」とたしなめられる…こういう設定のシリーズがあったらおもしろいと思うが、いかがだろうか?