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紙の本
日本語の古臭さが我慢できる人にとっては良い本
2002/10/08 18:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:介推 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「英語で考える」松本亨氏(1979年没)の力作。
日本語文を単に英文に直すという英作文ではない。日本語の課題文を「伝えたいことは一体、何なのか」という視点から捉えなおし、「伝えたいことが伝わる英語」に仕立てていくというやり方。いわば、最近ブームの「日本語力」「コミュニケーション力」のスキルも一緒に学ぶことができる良書。
単に英作文の本として活用するのではなく、うまく訳せなかった英文はそのまま暗記するようにすれば英会話力の向上にも役立つ。
難点は、日本語の課題文が題材、表現ともに古くなってしまっていること。本書をやり抜くことができれば、英語の表現能力は格段にアップする。しかし、この古臭さについていけない人にはお勧めできない。松本亨氏には「書く英語(基礎編・実用編・応用編)(英友社)」という著作もあり、基礎編はつい最近、時代背景なども見直して改訂版が出版されている。「英作全集はちょっと…でも松本氏のノウハウには触れてみたい」という人には「書く英語(基礎編)」がお勧め。